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秋立ちぬ

 (15)
7.41時間18分2006G
小学校六年生の秀男は父を亡くし、銀座に八百屋を開くおじの店に身を寄せるため、母・茂子と呆野から上京した。そこでいとこの昭太郎と、小学校四年生の順子に出会う。順子は茂子が女中として働き始めた旅館「三島」のひとり娘で、母の直代は月に二、三回やって来る浅尾の二号であった。秀男はすっかり順子と仲良くなった。ある日秀男は、めかしこんだ茂子が真珠商の富岡を歩く姿を見かける。やがて、二人は駆け落ちし行方不明となってしまう。傷心の秀男は、順子と月島の埋立地に出かけた。そして夏休みも終りに近づいたある日、秀男の田舎のおばあさんからリンゴとカブト虫が届く。順子にあげようとしていたカブト虫に逃げられてしまっていた秀男は、喜び勇んで順子の家へ向かうのだが…(C)1960 東宝
監督
成瀬巳喜男
出演
大沢健三郎音羽信子一木双葉
ジャンル
ドラマ
オーディオ言語
日本語
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出演
藤間紫夏木陽介加東大介
提供
東宝
レーティング
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レビュー

5つ星のうち4.5

15件のグローバルレーティング

  1. 74%のレビュー結果:星5つ
  2. 14%のレビュー結果:星4つ
  3. 0%のレビュー結果:星3つ
  4. 12%のレビュー結果:星2つ
  5. 0%のレビュー結果:星1つ
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トップレビュー日本から

とく2019/01/02に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
珍しいなー イイナー
確認済みの購入
成瀬巳喜男さんの作品、好きだなー。
珍しく、少年・少女が主人公?で登場ですね。

むしょうに「昭和」に会いたくなるときがあり、そのようなときにお世話になる数人の監督さんたち
(成瀬さん・小津さん・黒澤さん・木下さん など)のうち、私にとってはNO1の引率者さんです。
この方たちの映画では、まだ まだ 「人らしい人」が、「人の情」の棲む巷で、たくさん、いろいろな
貌を眺めさせてくれます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
よし2020/01/30に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
昭和30年代の東京の様子
確認済みの購入
昔の東京の風俗が興味深かった。多摩川で泳いだり、空き地が
いっぱいあって子供たちが遊んでいたり、今よりも大らかであった
ようだ。子供たちの様子は、おじさんからは危なっかしく見えた。
他のレビューにもあったが、主人公の男の子の将来は明るいと思う。
高度成長期前の東京で、学業中秋なうえに幼くして商売を学べている
のだから。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
ヨシ2021/06/15に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
やっぱ 良いな 成瀬巳喜男
確認済みの購入
高峰秀子や原節子が出てこない成瀬作品初めて見ました(笑)
少年時代のほろ苦さ、昭和の街の原風景、良く描けてて
素晴らしいです。 小津作品とはまた違った味があります。
emir19692019/04/11に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
銀座化粧 エピソード2
昭和35年(1960)の白黒映画、
成瀬巳喜男が珍しく監督と製作を兼任しており、成瀬自身の追憶が反映したプライベート・フィルムの色合い濃い令作、
同じく少年を主人公としている成瀬作品では稀な映画だが、少年が突出した主役ということではなく、彼と彼を取り巻く周囲の大人たちを含めた群像劇である、

昭和26年「銀座化粧」の一世代後の銀座周辺を記録フィルム的にロケ多様で撮影されている点も興味深い、
成瀬が二作品を残してくれた結果、まだ占領中の昭和26年とオリンピックに向かって好景気に沸く昭和35年の銀座周辺が見比べられる楽しみがある、
掲示されたカラーポスターの少年少女の写真は五丁目三原橋側歩道からのぞんだ尾張町交差点だが、半世紀以上経過しながらも、じつは銀座の情緒は現在でもそれほど大きな変化がないことがわかると思う、
同じく晴海も建物が高くなっただけで、情緒は何も変化していない、

もし成瀬の現役生活がもう少し伸びていれば、昭和45年(1970)の銀座を舞台にした子供主演の映画、もしくは少年が成長した結果としての銀座の恋の物語が映画化されたに違いない、
1970年とは大阪万博の年であり、つまり「クレヨンしんちゃん モーレツおとな帝国の逆襲」の年であるから、昭和44年の成瀬の死は残念極まりないと思う、

物語は長野から上京した母子家庭の少年のひと夏を淡々と描く、
夏休み明けから校庭がアスファルトの築地小学校に通う予定の少年が初めての都会暮らしで遭遇する世間と大人たちの世界の広さ、そして目の当たりにする変わり行く都心部、 
いくつかの波乱が彼を襲いながらも物語りはけして彼を見放すことがない、

鑑賞後に湧き上がる情緒はただ甘酸っぱい少年期特有の追憶だけだ、
父を亡くし、母に失踪された少年に残されたのはカブトムシ一匹、
もう二度と同じ夏休みが巡ってくることがないのは語るまでもない、
銀座松坂屋屋上でカブトムシと共に去り行く夏に感傷する彼に訪れるものこそ、秋立ちぬ、という見事なラスト・シーンだと思う、

以下蛇足、

エンドマークの後、少年の未来がけして暗くないことは物語の端々で語られる台詞からおよそ妄想できる、

少年は学業優秀だから、そのまま九月からは勉強のよくできる生徒として順調に進学してゆくに違いない、
選択に迷うほどに学校数が多いことこそ都会の利点でもある、
夏木陽介演じるいとこの青年は父から代替わりすれば、すかさず当時すでに坪30-40万円だったという築地の家を売り払い人口増著しい郊外でスーパーを始めたに違いない、
その時、少年の学業優秀さがいとこの営業を助けることは間違いないわけだ、

東京オリンピックに向けて誰もが前を向いていた好景気の時代、1960年の12歳は1970年の22歳である、
石油危機後の不景気が日本を覆う頃、少年はようやく二十代後半なのだ、
親子関係には恵まれなかったが、少年にとって良い時代に良い場所に親戚があったともいえるのである、
そのような妄想をしてみると、ここはやはり「三丁目の夕日」エピソード4として1970年が描写される必要はあるように思う、

記録フィルム的な面白さがきわまるのはもちろん月島の埋立地シーン、
夏休みゆえの開放感と少年期特有の放浪欲のようなものが奇跡的に映像化されていると思う、

冒頭で母子は今もそのまま残る銀座三越西側のメトロ階段から地上に現れる、
二人が目撃するものこそ当時も今も最都心部である四丁目交差点だ、
続くシーンで二人が渡ろうとする片側三車線道路が昭和通り、
横断歩道がマークされてはいるが、6車線を信号なしで渡ってしまう豪胆さは日本中が似たようなものだったわけだ、
少年が松坂屋脇の歩道に立つシーンがある、
その時、彼の背後には都電の走る中央通りが、彼の視線の先は昭和通りまで見通せている、
つまり彼が立つのがみゆき通りであり、まだみゆき族こそ出現していないが、街路の趣きは半世紀後の今も何も変化していない、

本作を鑑賞するある世代以下が、助監督が野長瀬三摩地とクレジットされ、西條康彦が端役で登場する本作に円谷プロ・ウルトラシリーズと同じ情緒を感じるのは当然なのかもしれない、
石井輝男に同じく野長瀬も成瀬の弟子筋になるのである、

以下当時の観客には問答無用で理解できただろう言葉をあげておく、

まさきちゃん事件(よしのぶちゃん誘拐殺人事件以前で最も有名な誘拐事件)
ローズもん
おザブ
いかほど
ハリマオと2丁拳銃
ダッコちゃん
バイクの三人乗り
公休
ジャズ喫茶
アート・ブレイキー
一膳飯

夏木演じる従兄弟の台詞”けちなくせに、品物にはうるさい”、
八百屋の商圏を考慮すれば銀座でも東銀座でもない築地付近の住民がそうだと従兄弟は言っているのだと思う、
都心なりの贅沢は知っているが、必ずしも所得が高くはない当時の築地付近市民がそうだったことになる、

同じく夏木の台詞”三原橋でチャンバラでも見てるのだろう”、
三原橋はもちろん三原橋地下街であり、チャンバラを見る映画館とは後の銀座シネパトスである、
「娘・妻・母」でも三原橋が台詞になっているが、三原橋の映画館が東宝系列だったからと思われる、
ワン・ブロック離れただけの松竹セントラルではまずいわけだ、

その他、当時の時事を知らないと解釈しようのない台詞がいくつかある、
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
irooa2018/12/24に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
銀座松坂屋の屋上から海が見えた時代
成瀬監督作品には珍しい、子供が主人公の映画です。
前年に松竹で撮られた、小津安二郎監督の「お早う」を意識したのでしょうか。
「お早う」がハッピーエンドの明るいホームドラマなのに対し、
本作は身勝手な大人たちに翻弄される小学生を描いており、その終わり方も
明るい将来を予感させるようなものではなく、対照的と言えます。
とは言え、鑑賞後に誰かと感想を話し合いたくなる名作には違いなく、
初めてソフト化された意義が大いにあると感じます。

それにしても本作と併映されたのが黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」だとは。
今じゃ全く考えられない贅沢さですね。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
セイイチロウ2019/11/10に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
夏休み少女との約束
名匠 成瀬巳喜男の数多い作品のなかからひとつ選ぶとするならば個人的にはこの1本を選ぶ。20数年前に銀座にあった並木座で観たけど途中までてっきり乙羽信子が主人公だと思っていたのに思わぬ展開にビックリ。大人の事情と子供の世界の対比が見事、ラストシーンの少年の寂寥感は昭和から平成そして令和になった今の日本にも通じると感じている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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