大手私鉄のルーツについての記述が中心なので、歴史本のような内容。
コネタを集めるにはいいかも。
私鉄探検 (ソフトバンク新書) 新書 – 2008/6/17
近藤 正高
(著)
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本の長さ280ページ
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出版社ソフトバンククリエイティブ
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発売日2008/6/17
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ISBN-104797346604
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ISBN-13978-4797346602
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
プロ野球もテーマパークも郊外住宅もデパートも、みんな私鉄がつくりあげた!?本書は、鉄道の奥深い世界を垣間見たい初心者にも楽しめる、個性豊かな私鉄沿線への“探検”に誘う最良のガイド。西武、京王、京急、つくばエクスプレス、名鉄、近鉄、阪急・阪神などの私鉄をとおして、日本の歴史と文化が見えてくる。
レビュー
日本の私鉄の面白さがここに凝縮!
私鉄を築いた財閥の力や沿線文化の醍醐味、各私鉄の名所案内など読みどころ満載の内容となっている。
鉄道ブームの中、今こそ私鉄の世界を存分に探検しよう! --出版社からのコメント
私鉄を築いた財閥の力や沿線文化の醍醐味、各私鉄の名所案内など読みどころ満載の内容となっている。
鉄道ブームの中、今こそ私鉄の世界を存分に探検しよう! --出版社からのコメント
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
近藤/正高
1976年、愛知県生まれ。ライター。高校を卒業するまで名鉄沿線にて育つ。1995年より『Quick Japan』で編集アシスタントを務め、その後フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1976年、愛知県生まれ。ライター。高校を卒業するまで名鉄沿線にて育つ。1995年より『Quick Japan』で編集アシスタントを務め、その後フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.3
星5つ中の3.3
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トップレビュー
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ベスト1000レビュアー
日本の私鉄モデルを作った阪急、国盗り物語を思わせる歴史を持つ東急、独自の沿線文化を持つ阪神や京急・・・JRと違って独自色がはっきりしている私鉄は、その歴史も沿線探訪も面白い。
というわけで本書も当然のごとく購入。
もっとも、読み始めてすぐに著者みずから、
「私はその分野にそれほど詳しいわけではない」
と断わっているごとく、本書はそれなりの好事家を唸らせるには少々力不足。
では、初心者にとって面白いかというと、それも微妙かもしれないというのが正直なところだ。
一つの私鉄について包括的に書くのではなく、ワンテーマを決めてそこだけ掘り下げるというのが本書の基本構成なのだが、どうもそのテーマ設定がある意味「ひねりすぎ」で、「その沿線についてのもっとも面白いところ」を取り出しているように思えないのだ。
それはたとえば西武線と日本アニメ史の関係だったり、京王線を「情けない」といったキーワードでまとめようとする試みだったりするのだが、そういった視点は面白いとして、実際には少々こじつけっぽく感じてしまう箇所が多い。
そのため、マニアには物足りず、おそらく初心者にとってもピンと来ない内容になってしまっている気がする。
視点はいいのに、ちょっとひねりすぎてしまったのかな、というのが正直なところ。
もっとも、それでも本書は面白く読めるのだから、これぞまさに「私鉄のパワー」ということか・・・。
というわけで本書も当然のごとく購入。
もっとも、読み始めてすぐに著者みずから、
「私はその分野にそれほど詳しいわけではない」
と断わっているごとく、本書はそれなりの好事家を唸らせるには少々力不足。
では、初心者にとって面白いかというと、それも微妙かもしれないというのが正直なところだ。
一つの私鉄について包括的に書くのではなく、ワンテーマを決めてそこだけ掘り下げるというのが本書の基本構成なのだが、どうもそのテーマ設定がある意味「ひねりすぎ」で、「その沿線についてのもっとも面白いところ」を取り出しているように思えないのだ。
それはたとえば西武線と日本アニメ史の関係だったり、京王線を「情けない」といったキーワードでまとめようとする試みだったりするのだが、そういった視点は面白いとして、実際には少々こじつけっぽく感じてしまう箇所が多い。
そのため、マニアには物足りず、おそらく初心者にとってもピンと来ない内容になってしまっている気がする。
視点はいいのに、ちょっとひねりすぎてしまったのかな、というのが正直なところ。
もっとも、それでも本書は面白く読めるのだから、これぞまさに「私鉄のパワー」ということか・・・。
ベスト500レビュアーVINEメンバー
著者はさまざまな分野をこなすライター。名鉄沿線で育ったという。
本書は、西武、京王、京急、つくばエクスプレス、名鉄、近鉄、阪急・阪神という7つの主要な私鉄を取り上げ、いろいろな視点から論じたもの。
西武ならライオンのマークの由来から説きおこし、沿線に住んだ漫画家に言及しつつ、「キャラクター文化」として切ってみている。あるいは阪急・阪神なら、なぜこうも性格の違う二社が合同することになったのか、これまでの歴史を見つめ直してみせる。
なんとなく、それぞれの私鉄の文化のようなものが見えてきておもしろい。読みやすい本であった。
しかし、いまいち焦点がぼやけており、何のために書かれた本なのかよくわからなかった。
本書は、西武、京王、京急、つくばエクスプレス、名鉄、近鉄、阪急・阪神という7つの主要な私鉄を取り上げ、いろいろな視点から論じたもの。
西武ならライオンのマークの由来から説きおこし、沿線に住んだ漫画家に言及しつつ、「キャラクター文化」として切ってみている。あるいは阪急・阪神なら、なぜこうも性格の違う二社が合同することになったのか、これまでの歴史を見つめ直してみせる。
なんとなく、それぞれの私鉄の文化のようなものが見えてきておもしろい。読みやすい本であった。
しかし、いまいち焦点がぼやけており、何のために書かれた本なのかよくわからなかった。
2008年9月18日に日本でレビュー済み
私鉄ファンにとっては、新書なのに幅広く文献を漁って書かれており、引用も的確であり、観光案内も充実しており、便利な本。物足りない場合には、巻末の参考資料へ当たれば良いから、入門書として優れている。ひとつ残念に思うのは、阪急と東京宝塚劇場、東宝と日比谷の関係について言及した部分。小林一三は東京電力の前身の会社の社長を阪急社長と兼務していたことがあり、その当時東京電力の余剰地(日比谷に発電所があった)を劇場街に転用したことに触れていない。京王の項でも説明されているように、昔は配電と電車とは関係が深かったのだ。
2008年7月30日に日本でレビュー済み
広く「公共的な事物」(放送、イベント、鉄道、空港など)について、政治史、社会史、文化史など横断的に論じている著者の、初の著書。
なので、普通の「鉄道本」とは一味違う。
とりあげられているのは、「西武鉄道」「京王電鉄」「京浜急行」「つくばエクスプレス」「名古屋鉄道」「近畿日本鉄道」「阪急電鉄・阪神電鉄」。
新規開通したばかり「つくばエクスプレス」についてのみは、通常の「鉄道本」らしき記述だが。それ以外の歴史ある私鉄たちについては、著者独自の観点から論じられている。
たとえば、京王電鉄における「井の頭線の異端ぶり」。あるいは京浜急行における「空港線の特異な歴史」など。特に後者は、「羽田」という戦後大きく変貌をとげた地域の文化史としても、非常に興味深い内容だ。
また、首都圏以外の路線、「名鉄」「近鉄」「阪急・阪神」等については、その会社がそれぞれの路線内に作った様々な「文化的なアイコン」を紹介し、それぞれの地域文化に「私鉄」がいかに強い影響を与えたかを紹介している。
なので、普通の「鉄道本」とは一味違う。
とりあげられているのは、「西武鉄道」「京王電鉄」「京浜急行」「つくばエクスプレス」「名古屋鉄道」「近畿日本鉄道」「阪急電鉄・阪神電鉄」。
新規開通したばかり「つくばエクスプレス」についてのみは、通常の「鉄道本」らしき記述だが。それ以外の歴史ある私鉄たちについては、著者独自の観点から論じられている。
たとえば、京王電鉄における「井の頭線の異端ぶり」。あるいは京浜急行における「空港線の特異な歴史」など。特に後者は、「羽田」という戦後大きく変貌をとげた地域の文化史としても、非常に興味深い内容だ。
また、首都圏以外の路線、「名鉄」「近鉄」「阪急・阪神」等については、その会社がそれぞれの路線内に作った様々な「文化的なアイコン」を紹介し、それぞれの地域文化に「私鉄」がいかに強い影響を与えたかを紹介している。