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私の聖書物語 (中公文庫BIBLIO) 文庫 – 2003/6/25

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

若くしてマルクス主義者、入獄、ニーチェによって転向し、ドストエフスキイによって小説家として自立した戦後文学の第一人者の、キリスト者として死すまでの精神の軌跡が、みずから「つまずきの記録」というこの「聖書物語」の中に、やさしい微笑、含羞のユーモアとともに語られる―。自伝的な、体験を通して書かれた心あたたまる聖書入門。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

椎名/麟三
1911(明治44)年、兵庫県に生まれ、姫路中学を中退、大阪に出て、見習いコックなどの職を転々とした後、28(昭和3)年、宇治川電気鉄道に入社した。日本共産党の細胞として活動中に、31(昭和6)年の一斉検挙で逮捕され、33(昭和8)年出獄してからは文学、実存哲学に傾倒し、小説を書きはじめる。47(昭和22)年、「深夜の酒宴」を『展望』に発表して、戦後文学の代表作家となる。やがてキリスト教に入信、独自の文学を形成した。73(昭和48)年3月28日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 文庫: 197ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2003/6/25)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4122042240
  • ISBN-13: 978-4122042247
  • 発売日: 2003/6/25
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.4 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 3件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 637,451位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

投稿者 kayakaya 投稿日 2005/7/22
形式: 文庫
著者の椎名氏は元共産党員で、戦前は獄中にありましたが、共産主義を捨てるという転向により釈放され、後にキリスト教徒となりました。本書は椎名氏のキリスト教をめぐる信仰告白ともいえるべき書です。世間一般のイメージでは、キリスト教徒とは、全能なる神を信じ、イエス・キリストの奇蹟を信じている者かもしれません。しかしながら、椎名氏はそこに疑問を投げかけます。むしろ、奇蹟を信じられない点こそ、キリスト教にとって大切なことだと説きます。信じられなければそれで良いではないか、その姿こそまごうことのない厳然とした人間の事実であり、キリストは苦しみや悩みなどで人間性を奪われて貧弱に生きている私たちのために、人間性をとりかえそうとやってこられた方なのだからと椎名氏は言います。マリアの処女受胎、イエスの復活など様々な奇蹟を信じられずキリスト者はつまずくことがあるでしょう。けれども、本書を読むと、お仕着せの綺麗な服を着ているような、まったくつまずかない品行方正なキリスト教徒の方がむしろ何かおかしいように感じられるのです。椎名氏によれば、奇蹟は信じられないものであるということも、また信じられるものであるということも、キリストの前では同じことで生かされている一人の人間である証拠です。信じることと信じないことの葛藤を繰り返す、ここに椎名氏のユニークな思索の過程が見られます。聖書入門と言うよりも、むしろ一人のキリスト者の独白と言えるでしょう。
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形式: 文庫
 1957年に中央公論社より刊行された本を復刊したものです。21世紀の今に読んでも、読み応えのある本です。

 本書は、「私の」とついていることからわかるように、一般的な聖書物語ではなく、著者の椎名氏に語りかけてきた限りでのキリストを語った本で、その意味で著者の証であり信仰告白でもあります。自分に語りかけてきたキリスト以外は知らないということは、著者が本書の中でも述べています。

 小著でありながら、キリストがなぜつまずきの元になるのか、「バカヤロウの本」だと言いながら、著者が聖書からなぜ離れられなかったのか、ここには著者の血のにじむような苦闘があったことが窺えます。といって著者のユーモアがあるので、あまり深刻な文体ではありません。著者の文章を読んで、この文章が雑誌に連載された頃のキリスト者の読者は、何と頭の硬直した心の狭い人々であったのかと驚きました。

 著者の言葉は、キリストのわかりにくさを上手く突いています。
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形式: 文庫
 あるディスカッションの会で聖書をトピックにすることになり、急遽本箱から引っ張り出し読んで見た。学生時代、実存主義に関心を持ち、日本文学での代表的小説家とされていた椎名麟三の『重き流れの中で』や『永遠なる序章』を読んだが、そのまさに重苦しく観念的な文体に辟易したものの、その生と死、自由の意味を突き詰めようとしているひたむきさには打たれたものだった。その椎名麟三がキリスト教に入信ってのは狐につままれたような気がしていた。「結局、人間って弱いんだな」。
 ところが今回、本書を通読してみて椎名麟三の信仰ってのは結構怪しいんじゃないか、ってのが発見だった。前半三分の一は無神論者からの聖書に対する罵倒に近い。「なるほどほんとにバカヤロウの本だと思った。」なんてセリフが頻発。その彼がどうして信仰に至ったのか、興味深々だったが、結局その入信の契機がどうも、象徴的でスット納得いかない。どうも聖書のキリストが復活した後、自分が生きている事を弟子達に示す為、手足を見せ、魚を平らげた下りを読んだ時に、衝撃を受けたらしいが、本書を読んでもその衝撃は理解できなかった。
 信仰を持っている人には腹立たしい罵倒本、信仰を持たない人には「あれれ、何でよ?」ってな気持ちになる本です。
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