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私の美の世界 (新潮文庫) 文庫 – 1984/12/24
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〈神さま、今日は何と好い日でしょう! 〉と言える日が、侘しい自分の暮しにも、腹立たしい今の世の中にも、いつかは訪れるもの……。幸福のおとずれをブツブツ言いながらも辛抱づよく待つ著者が、美への鋭敏な本能で、食・衣・住のささやかな手がかりから瞬時に過ぎ去る美を確実につかみ、独自の〈私の美の世界〉を見出す。多彩な話題をめぐって、人生の楽しみを語るエッセイ集。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1984/12/24
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101174040
- ISBN-13978-4101174044
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1984/12/24)
- 発売日 : 1984/12/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4101174040
- ISBN-13 : 978-4101174044
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 247,275位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 3,948位近現代日本のエッセー・随筆
- - 4,609位新潮文庫
- - 13,536位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月13日に日本でレビュー済み
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本人は現在安定の専業主婦になり子育ても終了し普通のおばさんになっています。森茉莉の人生と真逆の着地をする読者達に愛される森茉莉。人間自分にないものに憧れます。麗しい幻想に満ちた文章の裏側を読めば見えてくるのは「普通に生活することに苦慮する元お嬢様の庶民的生活苦」です。父親が用意した相手と見合い結婚したお嬢様は離婚してはいけないのです。森茉莉は「なぜこういう人間が出来上がったのか説明するのは難しい」と書いています。ここがポイントだと思います。自分でも普通の生活をしようとして苦労している浮世離れ癖をわかっているのです。浮世離れ癖のおかげで作家業は成立し原稿料を受け取り息子との同居を断り最後まで一人で生きられたわけで、鴎外の森茉莉に残した遺産は浮世離れ癖でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2012年8月15日に日本でレビュー済み
瀬戸内寂聴の「生きた 書いた 愛した」の中の誰かとの対談で、「ああいう面白い人がいなくなった」と話題になっていた、森茉莉さん。確かに面白い。森鴎外の娘というお嬢様としての育ちのよさ、欧羅巴での生活経験等が、常識のなさと気品の両方を醸し出し、さらに血は争えない筆力によって、素晴らしいエッセイ集に仕上がっている。
日常の様々な食や言葉について書かれたエッセイは、本物の贅沢を味わうことができる。
もう一つは、実在の文学者との距離の近さ。「あなたのイノサン、あなたの悪魔〜三島由紀夫様〜」は、痛烈な三島批判であると同時に、最大の三島の理解者であることが伝わる作品。彼女から見た与謝野晶子や父鴎外の姿も登場。
小説も読みたくなった。
日常の様々な食や言葉について書かれたエッセイは、本物の贅沢を味わうことができる。
もう一つは、実在の文学者との距離の近さ。「あなたのイノサン、あなたの悪魔〜三島由紀夫様〜」は、痛烈な三島批判であると同時に、最大の三島の理解者であることが伝わる作品。彼女から見た与謝野晶子や父鴎外の姿も登場。
小説も読みたくなった。
VINEメンバー
男なら永井荷風、女なら森茉莉。私はこの二人に物凄く惹かれる。
現代は醜いものばかり跳梁跋扈し、美しいものが少ないが、
それでも美しいものを集めれば、それなりに美しくなるわけで、
ならば、自らで美の牙城を作ってしまえば良い。
現実が汚いからと言って、何もそれを追随する責務はない。
だから、美なり芸術なりがあるわけで、私は森茉莉の美の世界が好きだ。
現代は美しいものが少ないと言ったが、CDや画集や本などで、
誰にでも美しいものに触れる機会が用意されているのだから、
日本人全員が「美しくなければ嫌だ!」と言ってやれば良いのだ。
森茉莉に興味がある人、「欧羅巴」が好きな人、美しいものが好きな人、
現代に納得していない人、それから美輪明宏さんが好きな人も好きだと思います。
是非、お勧め。
現代は醜いものばかり跳梁跋扈し、美しいものが少ないが、
それでも美しいものを集めれば、それなりに美しくなるわけで、
ならば、自らで美の牙城を作ってしまえば良い。
現実が汚いからと言って、何もそれを追随する責務はない。
だから、美なり芸術なりがあるわけで、私は森茉莉の美の世界が好きだ。
現代は美しいものが少ないと言ったが、CDや画集や本などで、
誰にでも美しいものに触れる機会が用意されているのだから、
日本人全員が「美しくなければ嫌だ!」と言ってやれば良いのだ。
森茉莉に興味がある人、「欧羅巴」が好きな人、美しいものが好きな人、
現代に納得していない人、それから美輪明宏さんが好きな人も好きだと思います。
是非、お勧め。