4巻が素晴らしかっただけに少し不安でしたが、今回も泣けました
やはり物語やキャラクターの心理がとにかくリアル、1巻の頃からそうですが、今回はそれがより際立っていたと思います
人間生きていれば、社会だの家庭だの、しがらみや痛みをなんかしら抱えてるもんです
だから素直に生きるっていうのは難しいもんですが、いやーほんとに沁みましたね
好きって気持ちは理屈じゃねぇ!そんな真修のまっすぐな気持ちと涙はとっても美しかったです
物語の展開的に次がすごく気になるし、すごく楽しみです
高野ひと深先生、素敵な本をありがとうと言いたい
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私の少年(5) (ヤンマガKCスペシャル) コミック – 2018/11/6
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聡子に会うため、仙台に来ようとする真修。恋とも母性とも友情ともいえぬ関係への「社会の目」に苦しむ聡子。しかし、二人の関係に変化が訪れようとしていた。「このマンガがすごい!2017」<オトコ編>第2位「第3回次にくるマンガ大賞」第3位ほか各メディアで話題沸騰中、待望の第5巻!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2018/11/6
- 寸法13 x 1.5 x 18.3 cm
- ISBN-104065127564
- ISBN-13978-4065127568
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
157 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
掲載誌が変わり、何等か作風に影響が出るのではないかと考えていましたが杞憂に終わったようです。むしろ繊細さが増したのでは?と思います。
細かいところで人物描写が冴えてます。聡子の母親は奔放でありながら、子供の足跡なども残していて母親らしい一面もみせています。
コミックでは特に少ないページ数で人物をアピールしていく必要があるのでキャラクターがデフォルメされがちですが、実際の人間がそうであるように相反しそうな多面的な要素を持っていることを表現してくれています。
主役である聡子も同様で、真修と接する際に見せるやさしい笑顔も持ちながら、大人が持つべきモラルを大切にしている。
それはおそらく彼女を守る鎧でも縛る鎖でもなく、やさしい笑顔と共存してひっくるめて聡子という人物そのものなのだろうなと。
そんな多面性を持った大人としての聡子と対比して、一途な子供の真修がまたいい味を出している。
色々物事を理解しているものの、経験の引き出しを持たずに大人と肩を並べることができない「中学生」というポジションを、過不足なく描けていてこれがまた作品に感情移入できる要素となってますね。
何もできなかった小学生時代と比べ、主体性を持ってここぞというときにグッと前に出てくるあたりの成長も見どころです。
各話でも表現が繊細に思うところが多く、
・20話で話のテンポから伝わるまゆの頭の回転の速さ。
・21話でみせる、話の半ばで思い込みとトーンがガラッと変わるところ。まゆのリアクションにとても同意。
・22話の2年間を3分に圧縮し、さらにそれを文字が凝縮された1コマだけで見せることで、彼にとっての2年間がよく表現されている。
・23話で開けてしまった蓋を閉められないあたり、叙情的な表現ですね。
など。
19話は細かい描写というより、話の流れそのものを素直に楽しみたいところ。
今巻も作画は美しく安定していますが、その凄さが置き去りになってしまうくらいに人の描写に引きこまれました。
話の構図がいわゆるおねショタなので敬遠する人もいるとは思いますが、本質は大人と子供のコミュニケーションを描いた話なので、偏見無しに読んでほしいですね。
細かいところで人物描写が冴えてます。聡子の母親は奔放でありながら、子供の足跡なども残していて母親らしい一面もみせています。
コミックでは特に少ないページ数で人物をアピールしていく必要があるのでキャラクターがデフォルメされがちですが、実際の人間がそうであるように相反しそうな多面的な要素を持っていることを表現してくれています。
主役である聡子も同様で、真修と接する際に見せるやさしい笑顔も持ちながら、大人が持つべきモラルを大切にしている。
それはおそらく彼女を守る鎧でも縛る鎖でもなく、やさしい笑顔と共存してひっくるめて聡子という人物そのものなのだろうなと。
そんな多面性を持った大人としての聡子と対比して、一途な子供の真修がまたいい味を出している。
色々物事を理解しているものの、経験の引き出しを持たずに大人と肩を並べることができない「中学生」というポジションを、過不足なく描けていてこれがまた作品に感情移入できる要素となってますね。
何もできなかった小学生時代と比べ、主体性を持ってここぞというときにグッと前に出てくるあたりの成長も見どころです。
各話でも表現が繊細に思うところが多く、
・20話で話のテンポから伝わるまゆの頭の回転の速さ。
・21話でみせる、話の半ばで思い込みとトーンがガラッと変わるところ。まゆのリアクションにとても同意。
・22話の2年間を3分に圧縮し、さらにそれを文字が凝縮された1コマだけで見せることで、彼にとっての2年間がよく表現されている。
・23話で開けてしまった蓋を閉められないあたり、叙情的な表現ですね。
など。
19話は細かい描写というより、話の流れそのものを素直に楽しみたいところ。
今巻も作画は美しく安定していますが、その凄さが置き去りになってしまうくらいに人の描写に引きこまれました。
話の構図がいわゆるおねショタなので敬遠する人もいるとは思いますが、本質は大人と子供のコミュニケーションを描いた話なので、偏見無しに読んでほしいですね。
2018年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
掲載誌も変わり、ようやく待ち望んでいた5巻。絵柄も相変わらず、丁寧に描かれていて、感情の動き一つ一つが痛いほど伝わってきます。どちらの感情もわかる分、辛いです。
安易な着地点にいかないところが、とても良いです。
安易な着地点にいかないところが、とても良いです。
2018年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前巻で2年ぶりに再会した聡子と真修。
時間は万人に同等だと言いますが、体感時間でいうと全く違う2年間だったのだということを2人の再会によって動き出した時間が読者へ如実に語りかけます。
前回は真修のあの別れから続いてきた今の日常を描いていましたが、今回は待ちに待った聡子を身近な第三者の妹目線で紐解く巻でした。
真修の家庭環境を察した聡子がなぜ母のような姉のような愛情を真修に与えたかったのか、聡子が自分への愛や他人への愛を殺し続ける理由は何なのか、今までの聡子に対して疑問の答えの一端が垣間見えます。
愛に名前をつけて人は区別したがると書くとなんだかJ-POPの歌詞みたいですが、聡子は真修への気持ちを自分から見ても他人から見てもおかしくない庇護欲に隠してきました。
しかし、離れていた2年の間に降り積もった雪が春に解けて芽吹く新緑のように真修は自分の恋愛感情に気づきます。
個人的には聡子の過去描写にぐっとくるものがありました。
見たくもないもの、聞きたくないもの、もらえなかったもの、失ってしまったもの、全部まだ心に穴として残っていても聡子が真修のためにしてあげたいと思う気持ちにつける名前は聡子がつけたくなるまで、まだ誰も知らないのでしょう。
次巻が楽しみです。
時間は万人に同等だと言いますが、体感時間でいうと全く違う2年間だったのだということを2人の再会によって動き出した時間が読者へ如実に語りかけます。
前回は真修のあの別れから続いてきた今の日常を描いていましたが、今回は待ちに待った聡子を身近な第三者の妹目線で紐解く巻でした。
真修の家庭環境を察した聡子がなぜ母のような姉のような愛情を真修に与えたかったのか、聡子が自分への愛や他人への愛を殺し続ける理由は何なのか、今までの聡子に対して疑問の答えの一端が垣間見えます。
愛に名前をつけて人は区別したがると書くとなんだかJ-POPの歌詞みたいですが、聡子は真修への気持ちを自分から見ても他人から見てもおかしくない庇護欲に隠してきました。
しかし、離れていた2年の間に降り積もった雪が春に解けて芽吹く新緑のように真修は自分の恋愛感情に気づきます。
個人的には聡子の過去描写にぐっとくるものがありました。
見たくもないもの、聞きたくないもの、もらえなかったもの、失ってしまったもの、全部まだ心に穴として残っていても聡子が真修のためにしてあげたいと思う気持ちにつける名前は聡子がつけたくなるまで、まだ誰も知らないのでしょう。
次巻が楽しみです。