いわゆる戦後教育で育ったものとしては驚くべき内容が書かれています。本当は今すぐにでも歴史的仮名遣や正漢字を使ってこの文章を書きたいのですが、全くと言ってよいほど経験がないので、現代かなづかいと常用漢字で書きます。
2013年11月に投稿されているレビュー(投稿者:安倍屋さん)は私が強く伝えたいと思っていることが見事に記載されていましたので、ぜひそちらも参考にしていただけるとよいかと思います。
私はあまり器用でなく、学校で疑問に思ったことや引っかかったことがあるとそれをほっとけない人間でした。そのため学校を修了(最終的に大学院で博士号を取得)してからも、もやもやをいろいろと抱えた大人になりました。その突破口となったのが、現在の日本を考えるうえで、150年の時間軸を捉えて、すなわち江戸時代幕末から現在に至る道程を知り、理解していくことでした。
現在の教育で大変不満な点は、なぜそうするのか、その説明や経緯(歴史も含めて)をほとんど教えてくれないことです。それができない理由は、説明が大変なのではなく(もしそうだとすれば、大学で多くの謎が解けていたはずです)、上記したように欧米文明と対峙することになり始めた約150年前からの合理的には説明しづらい様々な出来事、つまり不合理で錯綜に満ちた出来事によって生じてきてしまっていることが多いためであると感じています。
国の根幹に係わる日本国憲法がどのように作られていったのかを知った時の衝撃は大変大きかったのですが、同様に国語も国の根幹に係わる重大事項でありながら、現代かなづかいや当用漢字の制定理由の裏に漢字廃止の魂胆があったとは驚きです。一体全体こういうことを企てた人たちは日本人なのでしょうか。千年以上続いてきた文化や伝統をいとも簡単に改変(もっと言えば破壊)しようとするその使命や自信はどこから来るのでしょうか。いや、そんなものは無かったのです。追記以降に詳述されているように、気づいていないだけだったのです。
今後は歴史的仮名遣や正漢字を大切にしていくと心に決めました。
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