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私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む (日本語) 単行本 – 2017/9/6

5つ星のうち4.1 62個の評価

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商品の説明

内容紹介

ロングセラー『成功する子 失敗する子』著者 最新刊!


「やり抜く力」「好奇心」「自制心」……人生の成功を左右する力の育み方を、最新の科学的根拠(エビデンス)と先進事例から解き明かす!


本書の著者ポール・タフは、ノーベル経済学賞受賞のヘックマンの研究をはじめ、世界中の研究者によるさまざまな科学的知見と先進事例を統合し、特に貧困家庭に育つ子どもにとって、非認知能力の育成がその後の人生に大きな影響力をもつことを明らかにしました。そして日本でも政府機関や教育機関が「幼少期の非認知能力の育成」をとりあげた報告書や政策提言書を作成するなど、各方面で関心が高まっています。

本書では、非認知能力を育む方法を具体的に示しています。紹介される事例は海外のものですが、日本の問題にも通じる内容が満載です。


■認知能力から非認知能力へ
近年、教育分野では「非認知能力」の育成に高い関心が集まっています。「非認知能力」とは、IQや読み書きの学力のような「認知能力」に対する、やり抜く力・好奇心・自制心のような能力のことを指します。
ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンは、貧困や虐待など逆境にある子どものなかでも、これまで重要視されてきたIQや読み書きのような「認知能力」ではなく、やり抜く力・好奇心・自制心のような「非認知能力」がある子どもの方が、成人後に学歴が高く、健康状態がよく、生活保護率が低く、年収が高いなど、将来挫折することなく成功する可能性が高いことを発見し、大きな話題となりました。

■見過ごせない子どもの貧困
「平成28年 国民生活基礎調査」によると、日本の子どもの貧困率は約14%。日本でも7人に1人の子どもが、貧困ライン以下の生活をしていると言われるようになり、「子どもの貧困問題」「教育格差」は切実な課題となっています。この子どもの貧困は、一生の財産になる「非認知能力」を獲得する機会を奪い取ってしまいます。
そして非認知能力を育まれる機会を逃した子どもは、大人になった後に仕事や生活面でより多くの機会を失う可能性が高く、結果として、自身も貧困に陥ってしまうという貧困の連鎖を生んでしまうのです。それは単なる家庭の問題だけではなく、保育園・幼稚園や学校、地域社会で、周囲の大人たちがどのように子どもと接するかによっても大きな影響を受けるとされています。

■本書をどのように活かすか?
一方で、非認知能力の重要性は理解されたものの「どうすれば非認知能力を伸ばせるのか」という具体的な方法論は課題として残されていました。
本書は、まさにその疑問に答えようとすべく、2年にわたって新しい研究や事例を取材して結実した意欲作です。

・幼少期の親子関係のストレスをどうすれば和らげることができるのか?
・問題行動のある子どもがいるクラスの成績を上げるにはどうすればいいのか?
・自信のない生徒のモチベーションを高めるには、どんなフィードバックが有効なのか?

幼児期から思春期まで「子どもにとって本当に大切なこと」が詰まった、子どもを持つすべての親と様々な問題に取り組む教育関係者必読の一冊です。


子どもの貧困は、一生の財産になる「非認知能力」を獲得する機会を奪い取ってしまう。ではどうしたら良いのか。その答えへの扉が、本書の中にある。
――駒崎弘樹(認定NPO法人フローレンス代表理事、「日本語版まえがき」より)

親、教師、上司が身につけるべき必須知識。子供の教育だけではなく、従業員の育成手法にも使えるだろう。
――大竹文雄(大阪大学経済学部教授)

ひとりの父親としても、これほど素晴らしいテキストはない。
――工藤啓(育て上げネット代表理事)

子どもの支援に携わっている人、そして何より子育てをしている親に薦めたい。
――慎泰俊(Living in Peace代表)

<構成>
日本語版まえがき
1 逆境
2 戦略
3 スキル
4 ストレス
5 親
6 トラウマ(心的外傷)
7 ネグレクト
8 幼児期の介入
9 アタッチメント(愛着)
10 家庭への介入
11 家庭を超えて
12 学習のための積み木
13 規律
14 インセンティブ
15 モチベーション(動機づけ)
16 評価
17 メッセージ
18 マインドセット(心のありよう)
19 人間関係
20 学習指導
21 課題
22 ディーパー・ラーニング(より深い学習)
23 解決策
謝辞
原注
図表出典

出版社からのコメント

(以下、日本語版まえがきより引用)
子どもの貧困率が日本の4倍近い50%という状況にあるアメリカでは、長年にわたってさまざまな取り組みがなされている。数々の事例と、そこから得られた最新の知見が本書にある。
本書は子どもに関わる全ての大人に読んで頂きたい。いや、読まなくてはいけない。
なぜなら、このままだと日本の貧困率は今のアメリカの状況に、まっすぐに進んで行ってしまうからだ。

世界各国でおこなわれた貧困問題への意識調査で興味深いデータがある(The Pew Global Attitudes Project、 2007年)。「自力で生きていけないようなとても貧しい人たちの面倒をみるのは、国や政府の責任である。この考えについてどう思うか?」という問いに対し、「そう思わない」と答えた人は、中国ではわずか9%、イギリスでは8%、ドイツでは7%の人だけだった。つまり、これらの国々ではほとんどの人が、貧しい人の支援を政府が行うべき、と考えていることが分かる。
しかし、日本では「そう思わない」と答えた人が38%。諸外国の5倍近く。アメリカですら28%だというのに。 貧困に冷たい我が国は、貧困は自己責任だと突き放し、そして結果として、自己責任なんて持ちようがない子どもたちの間に貧困が広がることを、放置してしまっている。
日本をアメリカのような子どもの貧困が蔓延する状況にしてはいけない。そのためにも、この本は読まれねばならない。
そして行動しなくてはいけない。私たちの愛する、子どもたちのために。

フローレンス代表理事
駒崎弘樹

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登録情報

  • 単行本: 176ページ
  • 出版社: 英治出版 (2017/9/6)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4862762468
  • ISBN-13: 978-4862762467
  • 発売日: 2017/9/6
  • 商品パッケージの寸法: 19.4 x 13.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 37件のカスタマーレビュー
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心理学
4.3
精神分析学
4.2

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37件のカスタマーレビュー

2017年9月21日
形式: 単行本
178人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年4月2日
形式: Kindle版Amazonで購入
45人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月30日
形式: 単行本Amazonで購入
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2019年7月5日
形式: 単行本
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2018年7月7日
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