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木下斉

福岡市が地方最強の都市になった理由 (日本語) 単行本（ソフトカバー） – 2018/2/18

木下斉 (著)

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堀江貴文推薦!

くすぶっている奴は、福岡人の本気を見よ!

ちきりん推薦!

成功事例をマネたら成功しないとわかった!

いま、地方のなかでもとりわけ盛り上がりを見せる「福岡市」―― 。
かつて、他都市に大きくおくれをとっていた街が、なぜ「最も住みやすい都市」「超個性的な都市」として注目を集めているのか<? br> その原点となる戦略や、先人たちの挑戦を探ると、数々の「常識破り」な打ち手が浮き彫りになった!
著者による徹底取材のもと、「人」も「お金」も引き寄せる異彩の都市・福岡市の「都市競争力」に迫る。
そして、これからの地方が生き残るためのヒントを見出す!

第1章まちづくりは「常識」を疑え!

やれることではなく、やるべきことと向き合う/流行りを無視して、逆を狙う/量を求めず、利益にこだわる/優秀な人材を役所に集めない「/変人」を大切にする

第2章福岡市は「ここ」がすごい!

世界も認める福岡市!/人口増加、日本一!/優れた教育都市/他都市も羨むコンパクトシティ/サービス産業が豊かな都市/建設投資伸び率、第1位!

第3章福岡市5つの「常識破り」

福岡市の個性が光るわけ
【常識破り1】民間主導・民間投資のまちづくり
【常識破り2】「競争」と「協調」で強くなる
【常識破り3】素早く「撤退」する
【常識破り4】周りに流されない
【常識破り5】伸びしろがあるのに、伸ばさない

第4章福岡市を変えた10の「覚悟」

福岡市を変えた5人、10の覚悟
渡邉與八郎土地を開発し、電車も走らせる[都市計画・都市開発]
【覚悟1】持ちうる私財は、都市発展のために投資する
【覚悟2】「理想」と「具体行動」を同時に展開する
松永安左エ門地域外から刺激を与え続ける[インフラ整備]
【覚悟3】徹底的な合理化を進める
【覚悟4】行政事業ではなく、民間事業で人材を育てる
四島一二三地域金融で、成長企業を育てる[金融]
【覚悟5】地域金融を通じて、若い産業人を支援する
【覚悟6】独立心を守り続ける
川原俊夫オープンイノベーションで一大産業をつくる[商業]
【覚悟7】ノウハウを公開し、新しい産業を育てる
【覚悟8】稼いだお金を、地域に投資する
進藤一馬アジアを見据え、市長を務める[市政]
【覚悟9】民間に任せる、現場に委ねる
【覚悟10】いち早くアジアとの交流文化事業を開始する

第5章経営視点で見える「福岡メソッド」

経営の視点から見える、3つのポイント
【福岡メソッド1】制約から戦略を考える
【福岡メソッド2】新技術を味方につける
【福岡メソッド3】民間資金の力で「尖り」をつくる

第6章福岡市の「制約」と「未来」

福岡市の未来を左右する4つの制約
【制約1】九州衰退のリスク
【制約2】「アジア」の多様な成長・衰退・混乱
【制約3】大学の国際競争、若い人材の獲得競争の激化
【制約4】急速な成長による凡庸化、過剰集積

本の長さ

302ページ
言語:

日本語
出版社

PHP研究所
発売日

2018/2/18
ISBN-10

4569837670
ISBN-13

978-4569837673
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商品の説明

出版社からのコメント

まちづくりとは

どこかの「真似をする」のではなく、

これまでの「常識を疑う」ことである。

地域活性の分野では“正しい"と言われている「思い込み=常識」の打ち手によって、まちを衰退させてしまうことがあります。
一方で発展するまちは、その「常識」にとらわれず、自分たちで戦略を考え、覚悟を持って行動しています。
それが、福岡市の姿です。

現代に生きる人々がその「戦略」と「覚悟」に触れたとき、今日から「本気」になれるのかが本書の大きな“問い"です。

内容（「BOOK」データベースより）

まちづくりとはどこかの「真似をする」のではなく、これまでの「常識を疑う」ことである。「常識破り」の戦略がまちを強くする。

出版社より

福岡市はなぜ人気を集めたのか？

登録情報

出版社 : PHP研究所 (2018/2/18)
発売日 : 2018/2/18
言語: : 日本語
単行本（ソフトカバー） : 302ページ
ISBN-10 : 4569837670
ISBN-13 : 978-4569837673

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sho7171

福岡が何故良い街なのかを説明できるようになる

2020年4月14日に日本でレビュー済み

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福岡県福岡市で生まれ、現在東京で働いています。
市外の人はよく福岡を褒めてくれるのですが、「食事が美味しい」程度のコメントしかできず、「何故福岡市は良い街なのか」を説明するだけの知識を持っていませんでした。
この本は福岡市の歴史をたどりながら、他の自治体との違いや工夫を分かりやすく解説しています。
福岡の良さやその理由を他の人に明確に伝えられるようになったことに加え、より福岡への愛も強まった一冊です。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

四十の手習い

中盤以降に要旨が。

2018年10月7日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

前半は誉めてばっかりで、科学的かどうか疑問が残りましたが、中盤以降に工業都市化を諦め、三次産業化で勝負したところや、民間資金での活力化の記載で一つの答えを発見できました。

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

シン一号

おもしろい！

2018年5月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

内容もよく、読みやすい。
福岡市近隣で住んでいたが、目から鱗だった。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Amazon カスタマー

福岡市に興味があれば読んで損無し

2018年6月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

人口減少時代に何故福岡市が「成長」できているのかがよくわかる本です。
ですが福岡市のマイナス面はあまり書かれていないので補足的に記します。

福岡市（およびその周辺地域、具体的には市外局番092の地域。以後「福岡地区」と表記します）の抱える問題、それは交通渋滞です。
首都圏とは比較にならないほど貧弱な鉄道網、故に住民の多くは自動車に依存した生活をしています。
例えば福岡都市高速ですが、朝夕のラッシュ時に一度事故や故障車などで車線が規制されるとあっという間に１０ｋｍクラスの渋滞が発生します。
冬季に積雪で全面通行止めにでもなろうものなら道路は交通麻痺状態です。

九州自動車道の大宰府～鳥栖間は午前中は下り線、夕方からは上り線の交通量に対し車線数が圧倒的に不足状態。
午前は福岡地区から九州各地へ車が向かい、夕方はその車が福岡地区へ帰ってくる。
休日は更に福岡地区以外からたくさんの車が福岡地区へ流入してきます。
少々言葉は悪いですが休日は「田舎からお上りさんがやってくる」状態で、他県・他地域ナンバーの車が（福岡地区の道路に詳しくないので）急で強引な車線変更などを行い事故や交通トラブルを起こしています。
他県・他地域から人を呼べる魅力のある街なのは経済効果的には有益ですが、自動車交通の視点で見れば交通環境悪化をさせる原因です。

ちなみに大宰府～鳥栖間の交通事故件数は九州内の高速道路で断トツの１位。
これらの大半は言うに及ばず過剰な交通集中が原因で発生している事故です。
大宰府～鳥栖間の交通量はネクスコ西日本の集計結果から１日平均１０万台程度。
これは東京の東名・用賀インターを１日で通過する平均台数１１万５０００台と比較しても（九州の地方都市としては）悪い意味で驚異的です。
このような事からも、九州は福岡地区一極集中と言える状態だと肌身で感じます。
福岡に限らず日本の道路インフラは欧米と比較して非常に貧弱であり、交通渋滞によって被る時間的損失や金銭的損失（渋滞路では無駄に燃料を消費します）、排ガスによる環境負荷を考慮すると今すぐにでも取り掛かるべき問題のはずです。

この自動車交通の問題点に触れられてなかったのは残念に感じました。

38人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

馬場伸一

「気の毒すぎるほど多くのハンディキャップを背負っていた」福岡市

2018年2月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

福岡の現代史は苦難の歴史です。
本書で「福岡を変えた５人」として紹介されている進藤一馬市長（市長在任1972〜86年）は、福岡の「アジア戦略」を定め、また「花守市長」という雅味溢れる逸話を持つ名市長でしたが、1978年の福岡大渇水を「引き起こした」市長でもあります。自衛隊の給水車が出動し、市民はポリタンクを持って行列をしました。エレベーターのない団地の５階に住む住民にとって、毎日の水の運搬は本当の難行苦行でした。翌年、287日にも及んだ給水制限が解除されたとき、進藤市長は男泣きに泣いたと伝えられています。
水という市民生活の基盤中の基盤すら、まともに供給できなかった福岡市。そんな都市が、よそと同じように市街地を拡大できたはずがありません。今の福岡市は、全住民の６割が集合住宅に住むコンパクトシティですが、それは水資源等の制約で市街化区域を広げられなかった歴史がもたらしたものです。言ってみれば、病者が節制を強いられるようなもので、そこに戦略的意思があったとは言いにくいです。本書98頁で指摘されているように「気の毒すぎるほど多くのハンディキャップを背負っていた」のが、かつての福岡市でした。
21世紀となり社会の構造が変わり、昔の「弱み」が「強み」に変わって、福岡市は「最強都市」と言ってもらえるようになりました。かつての逆風が追い風となっています。そういうときこそ、福岡の基盤を築いた先人たちの「覚悟」に学ぶことが大事なのだろうと思いました。

71人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

masumiya

自分の視点が変わります。

2018年4月26日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

"多くの都市で参考になる"とありますが
"多くの都市"だけではなく、
"多くのものごと"を分析する項目がわかる
レポートの"ひな形"のような
すばらしいご本だと思いました。

自分の（生活の）視点が変わります。

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

alpha01

2018年4月2日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

福岡市がどのように最強の都市となったかについて、経緯や理由がわかり易く書かれており、興味深く読めた。

7人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Zeppo

福岡市が身近な人は読むべき　For people who is familiar with Fukuoka

2018年3月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

私は福岡市で長く暮らしてきたので、ここ20~30年の政治、経済、文化、都市開発、教育等々の変遷を肌身で感じ、理解している。当たり前に感じていた地元福岡市は、世界的にも特異な都市であると、この本は教えてくれた。

【追記】記事・動画
日本最強のテックシティ・福岡を大解剖！起業家＆投資家が注目 2019年8月29日http://honfuku55.wp.xdomain.jp/?p=28654

I grew up in Fukuoka city. So I have been familiar with and understood this city, including politics, economy, culture, development, education... for 20~30 years.
This book teached me that Fukuoka city is one of the rarest and quite unique city of the world.

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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