辛酸を嘗めつくしながらも血のにじむような努力と強靭な精神力で王座に就き、
アルゲリョに連勝することで栄華の頂点を極めたかに見えたものの、
まさにその直後から、結局は神様から見放されたかのような人生を歩んできたプライアー。
神様が与えた才能を努力でさらに伸ばすこともなく、中途半端な現役生活を送ったものの、
引退後は新しい目標を得て充実した人生を送ってきた亀田昭雄。
1982年に18分程度、激しく拳を交えた2人の元ボクサーの人生が、
それぞれのその後の人生を経て26年振りに交錯する。
拳を交えた者同士だけが分かりあえる、時間を超えた友情。
この再会にプライアーは言う「神様、ありがとう」。
人生について、運について、人と人とのつながりについて、
読み終えた後も心に温かいものが残る1冊です。
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神様のリング 単行本(ソフトカバー) – 2010/11/5
拳を交わしただけの男たちが築いた奇跡のような友情
「私にとってあなたは永遠にチャンピオンだよ」“具志堅用高を超える天才”と呼ばれた亀田昭雄は世界戦の26年後、なぜ悲運の“野獣”に会いに行ったのか……。
プロローグ 2010年、夏
第1部……栄光と挫折
天才ボクサーと呼ばれた男
天才を迎え撃った野獣
明暗
第2部……再び出会う運命
23年ぶりに聞いた宿敵の名
シンシナティーまでの道程
再会
エピローグ 過ぎ行く季節
「私にとってあなたは永遠にチャンピオンだよ」“具志堅用高を超える天才”と呼ばれた亀田昭雄は世界戦の26年後、なぜ悲運の“野獣”に会いに行ったのか……。
プロローグ 2010年、夏
第1部……栄光と挫折
天才ボクサーと呼ばれた男
天才を迎え撃った野獣
明暗
第2部……再び出会う運命
23年ぶりに聞いた宿敵の名
シンシナティーまでの道程
再会
エピローグ 過ぎ行く季節
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/11/5
- 寸法13.2 x 1.5 x 18.9 cm
- ISBN-104062155605
- ISBN-13978-4062155601
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
“具志堅用高を超える天才”と呼ばれた亀田昭雄は世界戦の26年後、なぜ悲運の“野獣”に会いに行ったのか…。時空を超えて実現した二人のボクサーの再会と友情、そしてライターとの交流を描いて静かな感動を呼ぶスポーツノンフィクション。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
林/壮一
1969年埼玉県生まれ、東京経済大学卒。在学中にプロテストに合格するが、左肘のケガが原因で挫折。週刊誌記者を経てノンフィクションライターに。1996年、渡米してネヴァダ州立大学リノ校に入学、ジャーナリズム学部プリントメディア学科で10科目を履修。2005年には現地の公立高校で非常勤講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1969年埼玉県生まれ、東京経済大学卒。在学中にプロテストに合格するが、左肘のケガが原因で挫折。週刊誌記者を経てノンフィクションライターに。1996年、渡米してネヴァダ州立大学リノ校に入学、ジャーナリズム学部プリントメディア学科で10科目を履修。2005年には現地の公立高校で非常勤講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/11/5)
- 発売日 : 2010/11/5
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 258ページ
- ISBN-10 : 4062155605
- ISBN-13 : 978-4062155601
- 寸法 : 13.2 x 1.5 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 62,404位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 2,099位スポーツ (本)
- - 6,809位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2015年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小さい頃昔から(ファイティング原田さんの頃から)のボクシングファンです。
プライアーVSアルゲリョ戦の映像を検索していて偶然この本に出会いました。
両選手(プライアー、亀田)をめぐり合わせた作者の行動力には驚きました。
ただ、プライアーさんはまだご健在のようですが、亀田さんのその後の消息がわかりません。
(2010年出版の本なので)
ジムや治療院は閉鎖してしまったようですし・・・・・
多くの方に(特にボクシングファンには)是非読んで欲しい良書だと思いますが、それが少し心残りかな。
プライアーVSアルゲリョ戦の映像を検索していて偶然この本に出会いました。
両選手(プライアー、亀田)をめぐり合わせた作者の行動力には驚きました。
ただ、プライアーさんはまだご健在のようですが、亀田さんのその後の消息がわかりません。
(2010年出版の本なので)
ジムや治療院は閉鎖してしまったようですし・・・・・
多くの方に(特にボクシングファンには)是非読んで欲しい良書だと思いますが、それが少し心残りかな。
2012年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎日、少しづつかけて読み終えました。
80年代にボクシングにハマっていたので、チャンピオンになれなかった
日本人と、無敵のチャンピオンだったアメリカ人の、20年以上に渡る
それぞれが歩まなければならなかった人生を映し出していて、引き込まれ
てしまいました。
あの選手たちは今どうしているのか、がキッカケで読み始めましたが、
試合を見ただけでは伝わらない、お互いの意識が告白されていて
面白かったです。
それ以上に、人が生きて行くことについて考えさせられた作品でした。
80年代にボクシングにハマっていたので、チャンピオンになれなかった
日本人と、無敵のチャンピオンだったアメリカ人の、20年以上に渡る
それぞれが歩まなければならなかった人生を映し出していて、引き込まれ
てしまいました。
あの選手たちは今どうしているのか、がキッカケで読み始めましたが、
試合を見ただけでは伝わらない、お互いの意識が告白されていて
面白かったです。
それ以上に、人が生きて行くことについて考えさせられた作品でした。
2010年12月15日に日本でレビュー済み
タイトルマッチを戦った二人のボクサーの四半世紀ぶりの再会を描いている。
一人は、「天才」亀田昭雄。才能に恵まれながら練習嫌い。それが故に、折角のタイトルマッチに「技」は兎も角として、「心」「体」をピークにもっていくことができない。このあたりは カシアス内藤 に通じるものがある。そして、絶対的な強さを持つ王者が立ちはだかる。
もう一人はアーロン・プライヤー、まさに マイノリティーの拳 だ。マイノリティであるが故の不遇、トラブル、ドラッグがつきまとい、チャンピオンになったにもかかわらず満たされない。
その二人は6RTKOの試合を強烈に記憶し続けながら四半世紀ぶりに再会する。
ボクシングはスポーツと興業の微妙なバランスの上に成り立っており、また、這い上がるのも大変だが凋落も激しく、リングを降りた後の処世が難しい競技である。この二人の半生と四半期世紀ぶりの再会は、ボクシングの風情や趣といったものを十二分に醸し出している。
一人は、「天才」亀田昭雄。才能に恵まれながら練習嫌い。それが故に、折角のタイトルマッチに「技」は兎も角として、「心」「体」をピークにもっていくことができない。このあたりは カシアス内藤 に通じるものがある。そして、絶対的な強さを持つ王者が立ちはだかる。
もう一人はアーロン・プライヤー、まさに マイノリティーの拳 だ。マイノリティであるが故の不遇、トラブル、ドラッグがつきまとい、チャンピオンになったにもかかわらず満たされない。
その二人は6RTKOの試合を強烈に記憶し続けながら四半世紀ぶりに再会する。
ボクシングはスポーツと興業の微妙なバランスの上に成り立っており、また、這い上がるのも大変だが凋落も激しく、リングを降りた後の処世が難しい競技である。この二人の半生と四半期世紀ぶりの再会は、ボクシングの風情や趣といったものを十二分に醸し出している。