数年前知人が何気なく、「神社よりお寺さんの方が好き。あったかい感じがするから。」と言い、何となく分からないでもないなあ、と正直な所思っていました。
東日本大震災の後、頓に色々な神社とご縁が出来る様になったものの、作法やそのしくみにまで思いを馳せる事はそれ程強くありませんでした。次第に神社とは「感謝をしに行く場所」「神様も人間付き合い同様、それなりの礼儀作法が不可欠」という考えに変化し、それらを漠然と意識しつつ参拝する様になりました。
本書は私が漠然と意識する様になった2点についての適切な言及がなされており、とても参考になりました。全4章、総44項に亘る内容はどれもが論理的に分かり易く記されておりストンと腑に落ちます。
その上で少しずつ、自分の出来る所から実践したいと思う様になり、毎日の氏神様参拝の際に本書の作法を取り入れて行きたいと思いました。様々な神社参拝に関する本が出ていますが、神社のしくみ、心得、参拝の作法について、絵図を交え此処まで詳しく楽しく記されている本は私にとって初めてです。
また、第1章の第5項の、「神さまとつながりたければ、自らの「産土神社」を見つけて参拝すべし」を読み、何となく気になりしっかりと調べ直したら、とある八幡宮でした。最近毎日参拝する様になった氏神様も八幡様、実家の引っ越し先の氏神様も八幡様で、この現実は本書に出て来る「すべての神社はネットワークでつながっている」ことのひとつの顕れなのかなと驚きました。
神社で、「生きながら生まれ変わる」ことにより、鏡に映る内なる神…自分自身…の祈りや宣言を、生まれ変わり続けることでより浄化された自分自身が叶えて行く…。この神社のしくみに、本書を読みながら、素晴らしい好循環だなと思いました。
神前でのおじぎは90度にした方が良い理由、着物での参拝の利点、柏手の作法についてなど、実に多岐に亘り言及して下さっている中に、寝室の美化がいかに大切かという耳に痛い内容もあり、最後まで飽きる事なく拝読しました。
最後に、第1章の第3項「日本が日本であるための三種の神器「日本列島」「日本語」「神道」」は、韓国の血が入っている私にとって大変感慨深いものがありました。
数年前知人が言った一言に、今は、「神社も神社であったかいと思うよ。」と言えそうです。
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