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[日野啓三]の砂丘が動くように (講談社文芸文庫)
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砂丘が動くように (講談社文芸文庫) Kindle版

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商品の説明

受賞歴

第22回(1986年) 谷崎潤一郎賞受賞

内容紹介

海沿いの砂丘のある町にやってきたルポライターの男が、少年に誘われ迷い込んでゆく奇妙な町の夜と昼の光景。超能力を持つ少年と盲目のその姉。女装する美しい若者。夜の闇に異常発生する正体不明の無数の小動物キンチ。刻々に変化して砂防林にも拘らず死滅へと向かう砂丘。現代人の意識の変容を砂丘の物質のイメージに托しつつ未来宇宙への甦りを象徴させる。第22回谷崎潤一郎賞。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 376 KB
  • 紙の本の長さ: 159 ページ
  • 出版社: 講談社 (1998/5/10)
  • 販売: 株式会社 講談社
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00GY19H1M
  • X-Ray:
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  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5 4件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
海沿いに砂丘のある北陸の町を舞台に、魅力的な登場人物たちを通して、日野啓三が総ての万物に通じる真実を描こうとする作品。

物語の初めでは、「私(=ゴースト)」が一人称で進められていたのに、途中から一人称が「ビッキー」に変わり、そして形而上的視点から「きみ」と「少年」のことを呼ぶ視点に変わり、最後は「盲目の姉」が一人称となりますが、そういった視点の切り替え方が新しく、筆者は主人公を一人に固定することを敢えてせずに、それぞれの登場人物の中にある、それぞれの宇宙というものを表現しようとしていたのではないかと思いました。そしてそれら個々の宇宙(意識)は、結局のところ離反したものでは無しに、一番深い所で、一つに繋がっているということを感じました。

また、筆者の無機物的なものへの偏愛というのは、ビッキーの思想に憑依していると同時に、彼自身の汚濁を濾過して汲み取られたような、無駄なき透明な文章からも伝わってきました。そしてそれはまるで、凝り固まった泥ではなく、一文字一文字が一粒の砂であり、正に「砂丘が動くように」、文章自体が自然な流れで進んでゆくのを感じました。

情景、というより「私(ゴースト)」が、街に到着し、街を観察する時の描写が凄く好きです。本当に実在する街を舞台に書かれたものなのでしょうが、綺麗で美しい現実的な描写です。こう
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形式: 文庫
日野啓三の中期代表作。同時期に「夢の島」という傑作があるが、そちらが時系列に沿ってひとつの想念を凝縮し膨張させてゆくのに対し、本作はイメージが随所に錯綜し、重層的な構造を持っている。砂という個の集積によって存立する砂丘が、防砂林によって泥土化し死滅してゆくことへの哀しみが全編に貫かれている。しかしその哀しみは、自然対人間、あるいは共生といった陳腐な観念に縛られることなく、有機物、無機物、意識、無意識を統合した、まったき「世界像」を顕在化させてゆく。ひとつひとつの情景は幻想的だが、通底して鳴動し続ける日野啓三の想念がひどくなまなましい。少年の意識の変容を捉えたシーンは圧巻。
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形式: Kindle版
「伝説巨神イデオン」がいいと言っていた日野啓三だが、これは砂丘をめぐるオカルト小説になっているようだ。幻想小説を目ざしているのかもしれないが、超能力とかUFOとか言うからうさんくさくなる。谷崎賞受賞作で、谷崎賞は信用できるとか言う人がいるが、まあそうでもないのである。『中央公論』1985年1月から12月に連載。
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形式: 文庫
北陸のある町に何かに憑かれたようにやってきたフリーのルポライター。街を彷徨する彼はそこで不思議な少年に連れられ、砂丘に出会う。しかし、その砂丘は泥化して死にかけていた……。超能力をもつ少年、その盲目の姉、ビッキーと呼ばれる女装する若者。砂丘を生かすのか、生活のために殺すのか。砂丘をめぐる奇妙な人間模様を幻想的な筆致で描く。
作者の砂丘に対する思い入れが強いせいでしょう、砂丘をめぐる人々の描き方が多少一面的になっており、砂丘を守る人=善、砂丘をつぶす人=悪、という図式になりすぎているきらいがあります。砂丘の美しさと人間の醜悪さを対比させるのは良いのですが、生活のために砂丘を囲いこまざるをえなかった人々の苦悩と決断みたいなものにもっと迫れば、もう少し深みが出たのではないでしょうか? 少し残念な作品。
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