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砂の王国(上) ハードカバー – 2010/11/16

5つ星のうち 4.0 23件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

俺はまだ自分の運というやつに貸しがある。
さぁ、勝負だ。

全財産は、3円。転落はほんの少しのきっかけで起きた。
大手証券会社勤務からホームレスになり、
寒さと飢えと人々の侮蔑の目中で閃く――「宗教を興す」

段ボールハウスの設置場所を求めて辿り着いた公園で
出会ったのは、怪しい辻占い師と若い美形のホームレス。
世間の端に追いやられた3人が手を組み、
究極の逆襲が始まる――

驚愕のリアリティで描かれる極貧の日々と宗教創設計画。

『明日の記憶』から6年。人間の業(ごう)を描き出す
新たなる代表作の誕生!

内容(「BOOK」データベースより)

全財産は、三円。転落はほんの少しのきっかけで起きた。大手証券会社勤務からホームレスになり、寒さと飢えと人々の侮蔑の目の中で閃く―「宗教を興す」。社会を見つめ人間の業を描きだす著者の新たなる代表作、誕生。

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登録情報

  • ハードカバー: 402ページ
  • 出版社: 講談社 (2010/11/16)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062166445
  • ISBN-13: 978-4062166447
  • 発売日: 2010/11/16
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 14 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 23件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 548,914位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: ハードカバー
本書は、’08年3月号から’10年1月号まで「小説現代」に連載され、単行本化にあたり加筆・修正がほどこされた、上・下巻に及ぶ、荻原浩の過去最長のボリュームを持つ大作である。

‘私’こと山崎遼一41才は、大手証券会社をクビになり、妻・美奈子に逃げられ、借金を重ね、住むところを放棄せざるを得ず、いまや所持金たった3円のホームレスになった。公園で出会った怪しげな占い師・錦織龍斎と行った浦和競馬場で大穴を当てる。それを元手に‘私’は「自分を路上に捨てた世間」に逆襲を誓う。路上で知り合った若い美形のホームレス・仲村を教祖に祭り上げて、龍斎と3人で新興宗教「大地の会」を立ち上げるのだった。

ストーリーは、落ちるところまで落ちた‘私’の路上生活の日常から始まり、ふたりとの出会い、「大地の会」の事務局長・木島礼次と名を変えてふたりを裏で操り、見る間に会員数を増やして成功への階段をひた走る姿が描かれてゆく。そして、創設者でありながら自分では制御しきれなくなった「大地の会」。やがて訪れる悲劇・・・。

ホームレスへの転落。実は空虚で実体のない新興宗教。積んでも積んでも崩れ落ちる「砂の楼閣」。一気に読み進めながらも、人生の成功・幸せってなんだろうと考えさせられる作品である。

本書は、随所に独特の“荻原節”“荻原テイスト
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投稿者 水銀 投稿日 2014/5/5
形式: 文庫
転落した人生からの一発逆転、ビジネスとしての新興宗教創設。
個性的な登場人物に加え、徐々の大きくなっていく組織…。
物語の前半は、サクセスストーリーとしての面白さでぐいぐい引っ張ってくれる。

やがて、虚構から創り上げた組織は、巨大化し、統制が取れなくなり…
自ら創り上げた組織に反逆者として追われる事となる…。

やはり「仮想儀礼」とどうしても被るが、
個人的には、登場人物の魅力あるキャラクターや、主人公が、教祖ではない立場で描かれているからこそ、生まれる苦悩が描かれている本作の方が魅力あると感じた。
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形式: 文庫
ホームレスたちが新興宗教を立ち上げる話。結構分厚い本でしたが、すらすらと読めました。
若干、最初の主人公のホームレス時代が長すぎて惨めな話に気が滅入る感はありましたが、宗教を立ち上げてからは面白かったです。
ただ、この(上)もそうでしたが、これからの(下)のあらすじも何となく読めてしまいます。
烏合の衆が新興宗教を立ち上げていくお話は大好きですが、結局はこういう流れにしかなりませんよね。。
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形式: ハードカバー
下巻はまだ読んでないですが、即購入しました。

荻原節は相変わらず炸裂。
台詞の言い回しや心理描写のうまさに、引きずり込まれるような世界観。

ホームレスのこと、なんでそんなに詳しいの?やったことあるの?
ってくらい細かい描写。

荻原さんの書く小説は全部そうです。

取材力なのか想像力なのか、きいてみたい。
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形式: 文庫
 萩原氏の作品を読むのは初めてです。ポップな文体が読みやすく、流れるように物語が展開していきます。失業し、路上生活者に転落しながらも、人生に絶望せず、新興宗教を立ち上げる主人公のパワーに感服しました。そこにこの小説の面白さがあると思います。辻原登の『冬の旅』では主人公は同じく失業して路上生活者に転落し、最後には殺人を犯してしまうという不幸・不運の連続のような人生模様を詳細に描いていますが、この作品の主人公は人生に絶望しない、ニーチェの超人のように、人生を肯定し、さらばもう一度と立ち上がる、漲るようなパワー(生きる力)を発揮しています。このようなストーリー展開がこの小説特有の曙光と希望をあたえてくれます。まるで「悪」もまた「正」なりと肯定しているかのようです。でもこの小説はブラックノベルではありません。純文学作品です。お薦めの一冊です。
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形式: ハードカバー
ホームレスにまで落ちてしまった主人公が同じような境遇の者達で
インチキ新興宗教をたちあげる。それじたいは篠田節子の「仮想儀礼」とよく似ています。
ただ筆者ならでわのユーモアと巧みな話の展開にグングン引き込まれていきます。
さあ 下巻ではどうなるのかな?
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