内容(「Oricon」データベースより)
国内のみならず海外でも高い評価を受ける、石井聰亙監督の1980~90年代を中心に新たな境地へと挑んだ珠玉の作品を収めたDVD-BOX!「水の中の八月」「指圧王者」「逆噴射家族」のほか、初DVD化の伝説的作品を収録。
監督について
1957年福岡県出身。1976年、日本大学芸術学部入学直後、8mm映画デビュー作『高校
大パニック』を撮り、熱狂的な支持層を得る。大学卒業制作の80年『狂い咲きサンダーロード』でジャパニーズ・ニューウェイブの急先鋒となる。82年『爆裂都市Burst City』を発表。斬新で前衛的なアクション映画を撮り続け、84年の『逆噴射家族』はイタリアの第8回サルソ映画祭グランプリ等、国内のみならず海外でも高い評価を受ける。その前後からジャパニーズパンク・ニューウェーブシーンと共闘した数々の音楽ビデオと実験的短編映画製作に打ち込み、94年の『エンジェル・ダスト』(バーミンガム映画祭グランプリ)で再び長編映画製作にカムバ
ック、『水の中の八月』(95)、『ユメノ銀河』(96・オスロ映画祭グランプリ)と作品を発表し、新型時代劇大作『五条霊戦記』(00)ののち、21世紀に入ってからは映画のジャンルを超越したハイパーエキサイトムービー『ELECTRIC DRAGON 80000V』(01)、『DEAD END RUN』(02)を発表。続けて2005年には、フルデジタル機材を使用して撮影も兼ねた『鏡心・完全版』を、デビュー時以来の個人制作ベースで製作後、全国上映ツアーを行った。テレビでは『私立探偵 濱マイク 第8話・時よ止まれ、君は美しい』(02)等を監督。その他、ミュージッククリップ、ビデオアート、写真、ライブ活動等、様々なメディアで独自の作品世界を追求している。2006年、自主映画時代の初期作品を集めた「石井聰亙作品集DVD-BOXI PUNK YEARS 1976-1983」をリリース。ファンの熱烈な歓迎を受け、同種のDVD-BOXとしては異例のスマッシュヒットを記録している。