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発売元 white eye白目堂
コンディション: 中古品: 良い
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知識創造企業 単行本 – 1996/3/1

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商品の説明

商品説明

   一般に、日本企業は多くの欧米人から見ると非常にわかりにくい存在であるといわれている。それは、非常に効率的というわけではないし、企業家精神に富んでいるのでもない。また、自由奔放でもない。それなのに国際市場のなかで着実に力をつけ、国際競争力を高めてきている。

   なぜ、日本企業は成功したのだろうか。本書はそんな疑問に明確な答えを与えている。端的に言えば、「組織的知識創造」の技能・技術によって日本企業は国際社会のなかで成功してきたと指摘しているのだ。では、「組織的知識創造」とは何か。それは、新しい知識を作り出し、それを組織全体に広め、製品やサービス、あるいは業務システムに具体化する組織全体の能力のことであり、その根本における重要な要素は、組織の最も普遍的な要素である「人間知」というわけである。「人間知」はギリシャ古代以来、常に認識論(知識論)の中心となる課題であった。ここ数年、社会経済学者のピーター・ドラッカーやアルビン・トフラーが、経営資源やパワーとしての知識の重要性を訴えているが、本書では、「人間知」を2種類に分けている。1つは「形式知」と呼ばれるもので、文法にのっとった文章や数字的表現、技術仕様、マニュアルなどに見られる形式言語によって表現されるものである。もう1つは、これが組織的知識想像のなかで最も重要なファクターなのだが、「暗黙知」と言われる形式言語では表現できない知識である。これは、人間の集団行動にとってきわめて重要な要素であると著者は指摘する。暗黙知とは、人間ひとりひとりの体験に基づく個人的な知識であり、信念、ものの見方、直観、価値システムといった無形の要素を含んだものである。

   しかし、きわめて重要な要素であったにもかかわらず、経営資源のなかで暗黙知はこれまで無視されてきた。だが、この形式知と暗黙知が相互作用することこそが企業の知識創造のキーポイントであり、組織的知識創造とは、この2つの知の相互作用によるスパイラル・プロセスである。個人の知識と組織全体とは相互に作用しあうことが重要であり、そうすることによって新しいイノベーションの開発につながり、競争優位に立つことができる。それこそが短期間に日本企業が国際社会のなかで成功した要因なのである。

   本書は、日本を代表する自動車や家電メーカーなどがなぜ国際社会のなかで成功したのかを「知識」という側面から分析し、企業組織における知識の捉え方や考え方を根本的に変更するよう求めている。そして、企業組織による知識創造こそが日本企業の国際競争力の最も重要な源泉であるとする本書は、長引く不況にあえぐ企業経営者やビジネスマンに、日本的経営の良さを改めて感じさせてくれるものである。(辻 秀雄)

内容紹介

これからはどんな企業も「知識創造」をしていかなければ生き残れない。『エコノミスト』等世界の一流誌が絶賛した、世界に誇りうる日本人による初の「経営理論」。

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登録情報

  • 単行本: 401ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (1996/3/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4492520813
  • ISBN-13: 978-4492520819
  • 発売日: 1996/3/1
  • 商品パッケージの寸法: 19.5 x 14 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 31件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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形式: 単行本
久しぶりに読み直して頭の整理ができた。
本書のメインテーマである知的創造に関する考察や事例も面白いが、
哲学・経済学・経営学が知識をどのように取り扱ってきたかを俯瞰した第二章は勉強になる。
フッサールとかハイデカーとか、昔よくわからないまま読み捨てた本をもう一度読んでみようという気になった。
もちろん三章以降も良質な経営論としておすすめです。
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形式: 単行本
→知識を創造する
 「普遍的な」方法を論じた本です

→個人と組織という側面や
 暗黙知と形式知という側面、
 そして、日本と海外という側面からも
 重厚な論理で組み上げられています
 ..その緻密さ、正確さは驚嘆に値します

→4つの知識変換モードと呼ばれる
 暗黙知と形式知の
 2つの組み合わせによる4つの推移が
 この知識創造の核になっています
 よってこの知識創造を
 「真に理解する」には
 まずは、この「構造を知り」
 次に「実践する」ことなんだと思います

→実務者や理論が苦手な人は、第四章から
 理論は好きだがプラトンやデカルトは苦手な人は、第三章から
 読めばよいと著者も言っていますが(P26)
 私のお奨めは、第二章!
 
 なぜならそこには
 知識そのものを理解する「知識の歴史」が
 コンパクトにまとめられているからです
 「未来(の知識)を創造」したいなら
 「(知識の)歴史を学ぶ」べきだと
 私は思います..
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形式: 単行本 Amazonで購入
「失敗の本質」の著者、野中郁次郎先生が日本企業の強みとイノベーションの本質を追求した一冊。本が出版された1996年当時はバブルが崩壊し、多く企業が「失われた20年」に突入しかけていた。もし当時多くの経営者がこの本に感化され、組織や顧客を巻き込むマトリックス型のイノベーションを追求していたら日本経済は停滞しなかったかもしれない。

日本には素晴らしい職人技が多く眠っている。それらの多くは暗黙知として個人のノウハウとして閉ざされており、それを広めることは容易ではない。この本にも出てくる松下電器産業のホームベーカリーの開発では、大阪コクサイホテルのチーフ・ベーカーをプロジェクトメンバーが数日間、観察・模倣し、暗黙知を装置によって再現している。彼らはこれを80年代の半ばで行なっているが、このように顧客を巻き込みながら製品開発する手法は20年の時を超えて欧米でも流行ってきている。

日本企業の良い所は組織にとらわれず、やる気があり、手を挙げた人が様々な経験を積める土俵があることである。一方ミドルマネージメントが部署と濃密なコミュニケーションを取り、連携することの大切さも説いている。古き好き、日式イノベーションの開発はまだまだ世界で通用すると実感できる著書だった。
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投稿者 ワッフル 殿堂入りレビュアートップ1000レビュアーVINE メンバー 投稿日 2010/10/5
形式: 単行本
日本の著者が書いた経営学関連の本の中では、他を圧倒していると感じました。独創性という点でも考察の量でもです。この本が絶対的に優れているというよりも、他が海外の説の二番煎じでお話にならないのです。

いかにもアメリカ人の好みそうな書き方です。西洋の学者たちの考察の歴史、日本対西洋の二元論、個人と集団の知識の授受のモデルが一見明快です。ですが、その明快さは形式を優先した机上の論理の結果に過ぎず、現実を忠実に描くことが疎かになっているとも感じます。

読者は批判的に読み、至らないところを補って、あるいは一から作り直して、完成させてほしいと思います。この程度の内容で日本で一番とは情けなくもあります。理系の学問に比べ経営の科学の到達点は低く、人類は漸く山の裾野に達した程度です。

考察の深さでなく量と書きました。著者は理論化を急ぎ過ぎ、現実とモデルの対比、漏れの検討など十分には行っていません。また、当時の日本企業が欧米に勝っていた理由は、著者の考察とは別のところに、著者が言及していないところにこそあるとも思います。
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形式: 単行本 Amazonで購入
暗黙知を理論知に。いろいろな、場で活かせる理論です。
大学院生時代にも、活用しました。中小企業なんかで、取り入れると、組織も発展できるはずです。
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