知識人とは誰か。民衆との関係はいかにあるべきか。知識人が負う責任とは何か―。ベトナム戦争から連続するアメリカの戦争政策を批判して戦争と知識人の関係を問うチョムスキーの政治哲学の原点である本書は、知と情況にまたがる知識人のありようを照らし出す。
1928年生まれ。マサチューセッツ工科大学教授。著名な言語学者であると同時に、哲学者・政治評論家としての活躍もめざましい。アメリカの対外政策批判を機軸に、国際政治、メディア、人権に関して膨大な著作を記している。邦訳書に、『アメリカの「人道的」軍事主義──コソボの教訓』(益岡賢/大野裕/ステファニー・クープ訳、現代企画室)、『グローバリズムは世界を破壊する──プロパガンダと民意』(藤田真利子訳、明石書店)、『秘密と嘘と民主主義』(田中美佳子訳、成甲書房)ほか多数。
1970年生まれ。山梨大学教員。専攻は英米文学・文化論。共著に『文化の実践、文化の研究』(せりか書房)、『越える文化・交錯する境界』(山川出版社)、訳書にスラヴォイ・ジジェク『ジジェク自身によるジジェク』(河出書房新社)、デイヴィッド・ライアン『9・11以後の監視』(明石書店)、スラヴォイ・ジジェク『全体主義』(共訳、青土社)など。
1957年生まれ。和光大学教員。専攻は社会理論、社会思想史。著書に『消費・戯れ・権力』(社会評論社)、訳書にロバート・ヒューイスン『アート・クラック』、ダニエル・ダヤーン/エリユ・カッツ『メディア・イベント』、マーシャル・マクルーハン/ブルース・R・パワーズ『グローバル・ヴィレッジ』(ともに青弓社)など。
1961年生まれ。和光大学教員。専攻は編集論、メディア論、美術批評。論文に「映画から映像を救いだせ!」(「美術手帖」第817号)、「映像領域の再編成に向けて(1)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
チョムスキー,ノーム
1928年生まれ。マサチューセッツ工科大学教授。著名な言語学者であると同時に、哲学者・政治評論家としての活躍もめざましい。アメリカの対外政策批判を機軸に、国際政治、メディア、人権に関して膨大な著作を記している
清水/知子
1970年生まれ。山梨大学教員。専攻は英米文学・文化論
浅見/克彦
1957年生まれ。和光大学教員。専攻は社会理論、社会思想史
野々村/文宏
1961年生まれ。和光大学教員。専攻は編集論、メディア論、美術批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)