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知の現場 単行本 – 2009/12/23
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2009/12/23
- ISBN-104492043616
- ISBN-13978-4492043615
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2009/12/23)
- 発売日 : 2009/12/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 238ページ
- ISBN-10 : 4492043616
- ISBN-13 : 978-4492043615
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,436,500位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 54,447位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

▼教育
iU 情報経営イノベーション専門職大学 教授(起業家育成・地方創生)
多摩大学経営情報学部 客員教授(ビジネスコミュニケーション)
明治大学商学部 講師(ベンチャービジネス論)
▼ものづくり
久米繊維工業 取締役相談役 (国産Tシャツメーカー)
日本発ものづくり提言プロジェクト 発起人
▼地域振興
東京商工会議所墨田支部 副会長(IT分科会担当)
一社)墨田区観光協会 理事
本所消防懇話会 会長
▼文化芸術スポーツ振興
公財)墨田区文化振興財団 評議員
公財)新日本フィルハーモニー交響楽団 評議員
公財)NBS日本舞台芸術振興会 評議員
公財)日本吟剣詩舞振興会 評議員
公財)日本ゲートボール連合 評議員
▼社会貢献
公財)社会貢献支援財団 評議員(社会貢献者表彰選考委員)
ネットワークオレンジ 理事
1963年東京墨田区生まれ。下町の町工場と商店街のコミュニティで育つ。慶應義塾大学 経済学部 平野絢子ゼミで中国の経済改革を学ぶ。高校・大学の間に、トラック運転手、スキー教師、レタス畑収穫、ガードマン、アンケート調査員、旅館住み込みなど、数十種のアルバイトで仕事の辛さと面白さを学ぶ。
イマジニア株式会社でファミコンゲーム「松本 亨の株式必勝学」の企画開発と飛び込み営業。日興証券株式会社でAI投資・相続相談システム「ベストプランナー」の企画開発・研修を担当。
家業の国産Tシャツメーカー久米繊維工業三代目経営者として第二創業に取り組んだ(現在相談役)。グリーン電力やオーガニックコットンを活かして自家工場で生産。日本酒や書などをモチーフに機能・環境・文化品質を究めた「日本でこそ創りえるTシャツを世界に、未来の子供たちに」発信するのがモットー。
日経インターネットアワード「日本経済新聞社賞」、IT経営百選「最優秀賞」、東京商工会議所「勇気ある経営大賞 特別賞」受賞。APEC中小企業サミット 日本代表。
自己啓発・ICT活用に関する著書多数。自らのインターネット活用体験を社員向けに説いた「メール道」は、amazon総合2位、ビジネス・経済・キャリア/投資・金融・会社経営/コンピュータ・インターネット/各部門1位。 明治大学商学部「ベンチャービジネス論」「起業プランニング論」講師も勤め、受講生に向けたメッセージ「すぐやる技術」が28刷 20万部を超えるベストセラーに。
日経産業新聞SmartTimesに月1回のコラム連載中。まぐま有料メルマガ「久米信行ゼミ オトナのための学び道楽(まぐまぐ大賞2020TRIPEDITOR賞9位)を毎週配信中。
東京商工会議所 中小企業のデジタルシフト推進委員・墨田支部副会長(IT分科会担当)社)墨田区観光協会 発起人理事として活動する他、内外情勢調査会等の講師として全国で講演・研修を行い、中小企業の産業・観光振興、ICT活用と地域おこしを支援するのがライフワーク。
社会貢献支援財団 評議員、社会貢献者表彰 選考委員として、日本の心あるNPO/NGや社会起業家の活動を支援。
墨田区文化振興財団 評議員、新日本フィルハーモニー交響財団 評議員、日本舞台芸術振興会 評議員として、大学の教え子たちを中心に、内外の本物の文化芸術に親しみ感性と創造性を磨く活動も続けている。
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本書に登場する21人はいずれもビジネスの現場の第一線で活躍するプロたちで、私も、寺島実郎、奥野宣之、北康利、樋口裕一、小中陽太郎、小山龍介、山田真哉、原尻淳一、小飼弾の各氏らについては著書などを読んだことがあるが、これらの蒼々たる知的生産者が、自分の生き方、知的生産の技術を公開しており、上記のような背景・歴史をもつ知的生産の技術研究会だからこそ可能であった企画といえ、非常に贅沢な内容である。
私が特に印象に残ったのは以下のようなフレーズである。
寺島実郎~「要するにまずコア(中心・中核)となる問題意識があって、そこから枝葉のように拡散して拡大していって、それから収斂してきて、相関というものが見えてくるようになります。」
久保田達也~「最先端、一流、本物に触れているときこそが知の瞬間の現場だと思う。」
久恒啓一~「日本には「百説」という言葉があって、何でも100を超すとあるレベルを超えるといわれています。」
久米信行~「もっと頭と心を柔らかくするためには、いつもの守備範囲の外、想定外の領域で情報収集と発想を行う機会が重要です。・・・要は「昨日と同じ今日」「去年と同じ今年」を繰り返しているとネタに詰まって書けなくなるのです。」
田中靖浩~「便利な道具に頼りすぎることは、知的活動を道具に束縛されることだ」
小飼弾~「周囲の期待どおりに動いたのだとしたら、周囲の期待で完全に私をエミュレート(似せて機能させること)できて、私の存在価値そのものがなくなってしまいますよね。世間をどれだけ裏切れるのかが私の価値です。」
「知の職人」たちの思考・生産術を垣間見ることができる一冊。
(2010年1月了)
年齢は20代から103歳まで、職業もバラバラだけど、共通しているのは、彼らが人生を通じて何かを生み出そうとしているところ。
その形が書籍であれ、実際の事業であれ、彼らの営みこそが知的生産と呼べるもので、彼らのそれに対する熱意、意気込みに感銘を受ける。
参考までに、私が今まで著書を読んだことがある人を挙げると、
・奥野宣之氏
・樋口裕一氏
・久恒啓一氏
・久米信行氏
・小山龍介氏
・松山真之助氏
・山田真哉氏
・原尻淳一氏
・小飼弾氏
の9名。ライフハック系、仕事術系の著者が多い。
これらの人については、その仕事術の背景や彼らの人生観などが垣間見えて、著書を読むだけでは分からなかったことが分かる。
これ以外でも、参考になったのは、寺島実郎氏と舛井一仁氏の二人。
寺島氏の「常に問題解決型思考で望む」というのは私が目指す知的生産の方法と一緒だ。
舛井氏は、たまたま高校の先輩であることを知ったが、私も「オンリーワン」人生を楽しみたいと切実に思った。
しかし、どの人も個性的だ。そして、どの人も知的生産も決して効率性だけを求めるのではなく、効率性を追求しながら創造性を発揮した人たちだ。
効率性と創造性は両立しがたいとは思うが、それが見事に両立しうることをこれらの人の生き方は教えてくれるような気がする。
ここの仕事術を学ぶというよりは、たまにはこういう本を読むのもいいかもしれない。
「知的生産」において革命的な影響を与えた原典である、梅棹忠夫の『知的生産の方法』(岩波新書、1969)以来すでに40年、「知的生産」の担い手は学者から、一般のビジネスパーソンへと大幅に拡大されて今日に至っている。
最近はビジネスパーソン向けの「勉強法」のノウハウ本も多いが、ワンランク上を目指す人は「勉強法」の本もさることながら、こういった「知的生産」の方法論を真似てみることが重要だ。なぜなら、どんな分野でも、仕事とはアウトプット以外の何者でもないからだ。身近に「知的生産」の人がいれば直接ワザを"盗み取る"のが一番だが、そういう環境にない人は、こういう本から"盗み取る"のが手っ取り早い。
この本では、登場する21人を、「書斎派」、「フィールド派」、「出会い派」、「場所を選ばない人々」の4つのカテゴリーに分類しているが、これはあくまでも便宜的なものだと考えるべきだろう。「知的生産」に携わる人は、何らかの形でみなこの4分野にあてはまるからだ。実際に読んで確かめて欲しい。
どんな人でも仕事をしている限り、自分の「現場」(フィールド)をもっている。"評論家"にならずに、本当の「知的生産者」になるには、自分の「現場」をベースにして、それをいかに知見まで高めて、アウトプットとして仕事に反映していくかが問われているのである。そういう仕事への取り組みをしていれば、論文にもあなり、本にもなる、ということだろう。
そのための具体的な方法論(ワザ)を本書から盗み取ればよい。
ただ欲をいえば、新しい世代の、情報技術を使いこなして「知的生産」に従事する事例を大幅に増やして欲しかったところだ。
ルーツを持って進んでいるのか?
それをインタビュー形式で丁寧に解きほぐしてくれる一冊です。
特にそれぞれのインタビューを図解でまとめているのが新鮮でかつ、驚きでした。
この本は知の現場に触れると共に、知の世界に飛び込むに当たっての
フックになってくれます。
読了後は、気になった方の著書を購入するなど
このフックから更に色々たぐり寄せると面白そうです。
現在の知の現場であり知の入口の扉を開けてくれる書籍です。
この本を読んで個人的に好きになったのは子飼弾さん。
うまく表現できないのですが、突き抜けた印象があってすがすがしく感じました。
先に進みたいけど悶々としている方に、手にとっても強い一冊です。
知的生産をテーマにした本は多いが、一冊の本の内容をそのまま実行し続けるのは私にはかなり窮屈に感じてしまいます。つまみ食い的かもしれませんが、この本の成るほどと思ったことで、自分に合ったものを適宜えらんでやりたいとおもいます。
帰りの電車の中で読み始めると、すごく面白い。
寺島実郎の「問題」の捉え方、奥野宣之の、1冊のノートに情報をまとめるやり方、久恒啓一の問題ごとに自分で考えていくこと、自分の現場を掘り進んでいくことが大切ということを、特に参考にしたいと思いました。