睡眠こそ最強の解決策である (日本語) 単行本 – 2018/5/19
マシュー・ウォーカー
(著),
Matthew Walker
(著)
Matthew Walker
(著)
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本の長さ320ページ
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言語日本語
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出版社SBクリエイティブ
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発売日2018/5/19
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ISBN-104797395842
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ISBN-13978-4797395846
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
記憶力、創造力、ダイエット、免疫力、幸福度、長寿―科学的エビデンスで続々証明!すべてのパフォーマンスが驚異的に高まる!NBA、NFL、プレミアリーグ、ピクサー…世界最強の睡眠コンサルタントが教える、人生を今すぐ変えるたった1つの方法。31ヵ国で翻訳決定!世界中で話題沸騰の睡眠本ついに日本上陸!
著者について
睡眠コンサルタント。カルフォルニア大学バークレー校教授。睡眠・神経イメージ研究室所長。英国ノッティンガム大学で神経科学の学士号を取得し、英国ロンドンのMedical Research Councilから神経生理学の博士号を取得。その後、ハーバード大学医学部の精神科助教授に就任。 2007年にはカリフォルニア大学バークレー校に入学し、現在は神経科学と心理学の教授であり、睡眠と神経イメージング研究室のディレクターを務める。また、国立科学財団と国立衛生研究所から数多くの資金賞を受賞し、国立科学アカデミーの主任研究員としても活躍している。健康と病気の集団における人間の脳機能に対する睡眠の影響を研究し、今日までに80以上の科学研究調査を発表している。また、テレビ、ラジオ、メディアに多数登場し、海外での講演も多数行っている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウォーカー,マシュー
睡眠コンサルタント。睡眠科学者。カルフォルニア大学バークレー校教授。睡眠・神経イメージ研究室所長。英国ノッティンガム大学で神経科学の学士号を取得し、英国ロンドンのMedical Research Councilから神経生理学の博士号を取得。その後、ハーバード大学医学部の精神科助教授に就任。現在はカリフォルニア大学バークレー校の神経科学と心理学の教授であり、睡眠と神経イメージング研究室のディレクターを務める。また、国立科学財団と国立衛生研究所から数多くの資金賞を受賞し、国立科学アカデミーの主任研究員としても活躍している
桜田/直美
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
睡眠コンサルタント。睡眠科学者。カルフォルニア大学バークレー校教授。睡眠・神経イメージ研究室所長。英国ノッティンガム大学で神経科学の学士号を取得し、英国ロンドンのMedical Research Councilから神経生理学の博士号を取得。その後、ハーバード大学医学部の精神科助教授に就任。現在はカリフォルニア大学バークレー校の神経科学と心理学の教授であり、睡眠と神経イメージング研究室のディレクターを務める。また、国立科学財団と国立衛生研究所から数多くの資金賞を受賞し、国立科学アカデミーの主任研究員としても活躍している
桜田/直美
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より


睡眠は心身の健康を保つ最強の薬
20年ほどの間に、睡眠に関して多くの謎が解明されてきた。睡眠には、健康にとってじつにさまざまな効果がある。たとえば脳の中を見てみると、学習、記憶、合理的な決断と選択といった機能が睡眠によって強化される。睡眠は心の健康にとっても欠かせないものであり、寝ることによって感情を整え、次の日も安定した心で社会の荒波を乗り越えることができるのだ。
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同じ時間に寝て、同じ時間に起きる睡眠パターンがコロコロ変わると適応するのに苦労する。週末に寝だめをしても、平日の睡眠不足の埋め合わせにはならない。起きる時間だけではなく、寝る時間にもアラームが鳴るようにする。この12 のアドバイスの中でどれか1つだけ守るなら、ぜひこのアドバイスにしてもらいたい。 |
寝室にデジタル機器を持ち込まない睡眠の妨げになるもの、たとえば音、明るい光、寝心地の悪い寝具、暖かすぎる室温などは、寝室から一掃する。室温は少し寒いぐらい(理想的な室温は摂氏18・3度)のほうがよい。不眠症の人は、よく時計をじっと見てますます眠れなくなる。文字盤や数字が見えないようにするといい。 |
「吸血鬼ホルモン」メラトニン視交叉上核は、ある物質を使って、夜と昼の情報を脳と身体に送り続けている。その物質とは、「メラトニン」と呼ばれる。メラトニンは「暗くなった」という情報を全身に送ることによって、眠りに就く「タイミング」をコントロールしている。 |
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徹夜すると脳はどうなる?徹夜の経験はある人なら、おそらく、眠くてたまらない時間となぜか頭が冴えわたる時間の両方を経験しただろう。眠りと覚醒を決める2つの力、24時間単位の概日リズムと、眠気を起こすアデノシンは完全に別の存在であり、たいていは一緒に行動しているが、別行動も可能だということだ。 |
アスリートが睡眠の効果を続々証明夜の睡眠が6時間を切るようになると、さまざまな問題が生じる。肉体が疲労するまでの時間が10~30%短くなる。筋力のピークが下がり、筋力を維持する力も下がる。そしてさらに研究が進み、運動機能の回復と睡眠の間にも、大きな関係があることがわ かってきた。 |
先進国では自動車事故が多発するのか夜遅くまで起きていると、アルコールは一滴も飲まなくても、午前2時に車を運転して帰宅するころは、飲酒運転と同じような状態になっている。睡眠が5時間未満になると、自動車事故を起こす危険は3倍に。さらに睡眠が4時間以下になると、事故を起こす危険は11.5倍だ。睡眠が1時間失われるたび、事故を起こす確率は飛躍的に増加している。 |
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カスタマーレビュー
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2018年7月15日に日本でレビュー済み
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【ポイント】
・最新の研究によって、食事、運動、睡眠のうち、健康のためにもっとも大切なのは、睡眠であることがわかってきた。きちんと眠れなかった1日と、不健康な食事をした1日、運動不足の1日を比べると、もっとも悪影響が大きいのはきちんと眠れなかった1日だ。
・体内のカフェイン量は、飲んでからおよそ30分後にピークを迎える。しかしここで問題なのは、体内にカフェインがずっと残り続けること。カフェインの半減期は、平均して5時間から7時間になる。たとえば午後7時30分ごろに夕食後のコーヒーを1杯飲んだとすると、午前1時30分になってもまだ半分のカフェインが体内に残っていることになる。
・寝つきが悪い、眠りが浅いなどの症状を訴える人は、じつは知らずに摂取しているカフェインが犯人であることが多い。
・ノンレム睡眠で情報を整理し、レム睡眠で情報を統合する。深い眠り(ノンレム睡眠)のゆっくりした脳波が、短期の記憶が保管されている場所から新しい記憶の入った荷物を受けとり、長期の記憶を保管する場所に届けている。こうすることで、記憶がしっかりと脳に刻み込まれる。アルコールは、現在わかっているかぎり、もっとも手強いレム睡眠の敵
・睡眠紡錘波が多いほど、記憶力の回復が大きいということも判明した。睡眠時間が6時間以下になると、睡眠紡錘波にきちんとした活動の時間を与えないことになってしまう
・スキルの練習をやめてからも、脳は独自に練習を続けているということだ。そしてこの脳の練習は、寝ている間しか行われない。練習が完璧をつくるのではなく、練習し、その後で一晩ぐっすり眠ることが完璧をつくる
・夜の睡眠が8時間より短くなる、とくに6時間を切るようになると、さまざまな問題が生じる。たとえば、肉体が疲労するまでの時間が10~30%短くなる。心肺機能も著しく低下する。四肢を伸ばす力と垂直跳びの高さも低下する。筋力のピークが下がり、筋力を維持する力も下がる。睡眠によって、体内の一般的な炎症が消え、筋肉の修復が進み、グルコースとグリコーゲンという形で細胞のエネルギーを回復することができる
・生涯を通じて身体を動かし、新しいスキルを学んではいるはずだ。人は生きていれば、つねに何らかの新しい動きを学習している。これらの新しい動きを身体に覚えさせるには、ノンレム睡眠の力を借りる必要がある
・6時間睡眠を10日間続けると、24時間起きていた人と同じレベルにまでパフォーマンスが低下した。
・睡眠不足の後で、寝たいだけ寝る生活を3日も続けても、8時間睡眠を続ける生活で発揮できる能力のレベルにまでは到達できなかった。それに、どのグループの被験者も、実験で失った睡眠をとり戻すことはできなかった。
・認知力を維持するには1日に7時間より長い睡眠が必要だ。7時間以下の睡眠が10日続くと、脳の働きは24時間起きていたときと同じレベルにまで低下する。そして最後に、寝不足の状態にある人は、自分がどれほど寝不足かわかっていない。能力の低下を自覚できない。
・たいていの人は、一晩だけ睡眠時間が1時間少なくなるぐらいなら、何の影響もないと思っている。しかし実際は、影響は大あり
・レム睡眠は、個々の情報から「抽象的な」概念もつくり出すことができる。その最たる例が、言語の習得だろう。言語の獲得にはレム睡眠が欠かせない。
・つまりまとめると、先進国の人間も、狩猟採集民も、7時間かそれ以下の睡眠では足りないということ。人間の大人にとっては、平均して覚醒が16時間、睡眠が8時間が最適なバランス
・ある初期の研究によると、寝る前にiPad(画面で青色LEDを使っているタブレット)を2時間使うと、メラトニンの分泌が23%も抑えられるという。そして最近の研究では、さらに懸念される事実が明らかになった。第一に、寝る前にiPadで読書すると、レム睡眠の時間が劇的に少なくなる。第二に、iPad組は、寝ても疲れがとれず、昼の間もずっと眠かった。そして第三に、iPadの使用をやめても、メラトニンの分泌が遅くなる効果はその後も続く。
・平日、休日にかかわらず、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる」を実践する。睡眠の質を向上させたいなら、これがおそらく最強の方法
・寝不足の社員は、生産性が下がり、モチベーションが下がり、創造性が下がり、幸福度が下がり、怠惰になる。しかもそれだけでなく、倫理観まで下がるということがわかっている。
・最新の研究によって、食事、運動、睡眠のうち、健康のためにもっとも大切なのは、睡眠であることがわかってきた。きちんと眠れなかった1日と、不健康な食事をした1日、運動不足の1日を比べると、もっとも悪影響が大きいのはきちんと眠れなかった1日だ。
・体内のカフェイン量は、飲んでからおよそ30分後にピークを迎える。しかしここで問題なのは、体内にカフェインがずっと残り続けること。カフェインの半減期は、平均して5時間から7時間になる。たとえば午後7時30分ごろに夕食後のコーヒーを1杯飲んだとすると、午前1時30分になってもまだ半分のカフェインが体内に残っていることになる。
・寝つきが悪い、眠りが浅いなどの症状を訴える人は、じつは知らずに摂取しているカフェインが犯人であることが多い。
・ノンレム睡眠で情報を整理し、レム睡眠で情報を統合する。深い眠り(ノンレム睡眠)のゆっくりした脳波が、短期の記憶が保管されている場所から新しい記憶の入った荷物を受けとり、長期の記憶を保管する場所に届けている。こうすることで、記憶がしっかりと脳に刻み込まれる。アルコールは、現在わかっているかぎり、もっとも手強いレム睡眠の敵
・睡眠紡錘波が多いほど、記憶力の回復が大きいということも判明した。睡眠時間が6時間以下になると、睡眠紡錘波にきちんとした活動の時間を与えないことになってしまう
・スキルの練習をやめてからも、脳は独自に練習を続けているということだ。そしてこの脳の練習は、寝ている間しか行われない。練習が完璧をつくるのではなく、練習し、その後で一晩ぐっすり眠ることが完璧をつくる
・夜の睡眠が8時間より短くなる、とくに6時間を切るようになると、さまざまな問題が生じる。たとえば、肉体が疲労するまでの時間が10~30%短くなる。心肺機能も著しく低下する。四肢を伸ばす力と垂直跳びの高さも低下する。筋力のピークが下がり、筋力を維持する力も下がる。睡眠によって、体内の一般的な炎症が消え、筋肉の修復が進み、グルコースとグリコーゲンという形で細胞のエネルギーを回復することができる
・生涯を通じて身体を動かし、新しいスキルを学んではいるはずだ。人は生きていれば、つねに何らかの新しい動きを学習している。これらの新しい動きを身体に覚えさせるには、ノンレム睡眠の力を借りる必要がある
・6時間睡眠を10日間続けると、24時間起きていた人と同じレベルにまでパフォーマンスが低下した。
・睡眠不足の後で、寝たいだけ寝る生活を3日も続けても、8時間睡眠を続ける生活で発揮できる能力のレベルにまでは到達できなかった。それに、どのグループの被験者も、実験で失った睡眠をとり戻すことはできなかった。
・認知力を維持するには1日に7時間より長い睡眠が必要だ。7時間以下の睡眠が10日続くと、脳の働きは24時間起きていたときと同じレベルにまで低下する。そして最後に、寝不足の状態にある人は、自分がどれほど寝不足かわかっていない。能力の低下を自覚できない。
・たいていの人は、一晩だけ睡眠時間が1時間少なくなるぐらいなら、何の影響もないと思っている。しかし実際は、影響は大あり
・レム睡眠は、個々の情報から「抽象的な」概念もつくり出すことができる。その最たる例が、言語の習得だろう。言語の獲得にはレム睡眠が欠かせない。
・つまりまとめると、先進国の人間も、狩猟採集民も、7時間かそれ以下の睡眠では足りないということ。人間の大人にとっては、平均して覚醒が16時間、睡眠が8時間が最適なバランス
・ある初期の研究によると、寝る前にiPad(画面で青色LEDを使っているタブレット)を2時間使うと、メラトニンの分泌が23%も抑えられるという。そして最近の研究では、さらに懸念される事実が明らかになった。第一に、寝る前にiPadで読書すると、レム睡眠の時間が劇的に少なくなる。第二に、iPad組は、寝ても疲れがとれず、昼の間もずっと眠かった。そして第三に、iPadの使用をやめても、メラトニンの分泌が遅くなる効果はその後も続く。
・平日、休日にかかわらず、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる」を実践する。睡眠の質を向上させたいなら、これがおそらく最強の方法
・寝不足の社員は、生産性が下がり、モチベーションが下がり、創造性が下がり、幸福度が下がり、怠惰になる。しかもそれだけでなく、倫理観まで下がるということがわかっている。
319人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年10月5日に日本でレビュー済み
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「他に優れた睡眠本も何冊か読んだし、内容が重複してるんじゃないかな」
そう思いながら読んでみましたが、違いました。良い本です。
「睡眠不足は食欲を増す」
「睡眠を取らずに働き続けるのは、進まない船でオールを漕いでいるのと同じ」
「睡眠はリーダーシップに影響する」
「食事よりも、運動よりも、睡眠が大事」
など、薄々実感で感じていたことを、スバリと言い抜いてくれるので、本当に頼もしい。この本のおかげで、より睡眠というものを大事にできそうな気がします。
「どのように眠るか」というテクニック集ではありません。
むしろ「なぜ眠るべきか」ということにフォーカスして、睡眠がいかに重要なものかを自覚させてくれる、説得の本。
とにかく読んでみてください!
そう思いながら読んでみましたが、違いました。良い本です。
「睡眠不足は食欲を増す」
「睡眠を取らずに働き続けるのは、進まない船でオールを漕いでいるのと同じ」
「睡眠はリーダーシップに影響する」
「食事よりも、運動よりも、睡眠が大事」
など、薄々実感で感じていたことを、スバリと言い抜いてくれるので、本当に頼もしい。この本のおかげで、より睡眠というものを大事にできそうな気がします。
「どのように眠るか」というテクニック集ではありません。
むしろ「なぜ眠るべきか」ということにフォーカスして、睡眠がいかに重要なものかを自覚させてくれる、説得の本。
とにかく読んでみてください!
2018年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者の講演後に話しかけにやってきたピアニストとの会話が、たいへん興味深く読めました。それは、「夜中まで練習しても、どうしてもマスターできない箇所があります。いつも同じところで間違えてしまう。そして、そのまま眠ってしまっても、翌朝になると、なぜか、弾けるようになっている。そして、こういうことが、あまりにも頻繁に起こる」という内容でした(「一晩寝たらなぜかできるようになっている」より)。
これについては、当時まだ、科学的に証明されていない筆者の方が、「人生を変えるほどの出来事だった」と述べています。さらに、「『練習が完璧をつくる』と言われているが、もしかしたら『練習と睡眠が完璧をつくる』というのが、正しい表現ではないか」と付け加えています。
その後の研究で、ピアニストの直観が正しかったことが証明され、(楽器の練習に限らず)怪我や発作で脳が損傷した場合でも、睡眠によって(過酷なリハビリの効果が表れて)機能が回復するのである」と結んでいます。
睡眠は、様々な分野で、人それぞれに、そのひとの特性に合わせて働きかける、まるで「天然のサプリメント」だなと思いました。
これについては、当時まだ、科学的に証明されていない筆者の方が、「人生を変えるほどの出来事だった」と述べています。さらに、「『練習が完璧をつくる』と言われているが、もしかしたら『練習と睡眠が完璧をつくる』というのが、正しい表現ではないか」と付け加えています。
その後の研究で、ピアニストの直観が正しかったことが証明され、(楽器の練習に限らず)怪我や発作で脳が損傷した場合でも、睡眠によって(過酷なリハビリの効果が表れて)機能が回復するのである」と結んでいます。
睡眠は、様々な分野で、人それぞれに、そのひとの特性に合わせて働きかける、まるで「天然のサプリメント」だなと思いました。
2019年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
睡眠に関する新しいテクニック、早く熟睡する方法や短時間睡眠の習得を期待する人は、本書を読まないほうがいい。何故なら本書を通して貴方が感じることは、
「やっぱり人間8時間は寝た方がいい」
という1点だからだ。そんなことは睡眠に少しでも興味がある人なら既に知っていることだろう。
それでも本書を勧める理由は、睡眠について膨大な実験論文を用いながら科学的な観点で説明し、その重要性を再認識させられたからだ。
評者は不眠症ではなく、多忙な仕事と、そのバランスを取るためにプライベートの充実を求めて意図的に睡眠時間を削っていた人間だ。だが、本書を読んでそのサイクルがいかに非効率であるかを痛感した。
寝る前にカフェインを取らないほうがいい、日中に日光を浴びる、寝室にスマホを持ち込まない…等、本書に書かれている充実した睡眠を取るためのヒントは一般的で既知のものばかりだ。だが、睡眠不足が与える深刻な影響までは知らなかった。
皆さんはご存知だろうか。6時間睡眠を10日間続けた人が、24時間の徹夜をした人と同程度の集中力になってしまうことを。8時間睡眠を6時間に減らしただけで、25%の睡眠時間ではなく、創造力の強化に不可欠なレム睡眠の60~90%を失ってしまうことを。
本書の中に「睡眠は命の宴の主菜である」というシェイクスピアの戯曲「マクベス」から引用された一文がある。本書を読めば、睡眠が毎日処方される無料の万能薬ように感じられ、正しく飲まないと勿体ないとすら思う。
評者の場合、流石に毎日8時間の睡眠は厳しいが、それでも必ず決まった時間に7時間の睡眠とるをよう心がけるようになった。そしてそのほうが趣味も仕事も充実することを実感している。
「やっぱり人間8時間は寝た方がいい」
という1点だからだ。そんなことは睡眠に少しでも興味がある人なら既に知っていることだろう。
それでも本書を勧める理由は、睡眠について膨大な実験論文を用いながら科学的な観点で説明し、その重要性を再認識させられたからだ。
評者は不眠症ではなく、多忙な仕事と、そのバランスを取るためにプライベートの充実を求めて意図的に睡眠時間を削っていた人間だ。だが、本書を読んでそのサイクルがいかに非効率であるかを痛感した。
寝る前にカフェインを取らないほうがいい、日中に日光を浴びる、寝室にスマホを持ち込まない…等、本書に書かれている充実した睡眠を取るためのヒントは一般的で既知のものばかりだ。だが、睡眠不足が与える深刻な影響までは知らなかった。
皆さんはご存知だろうか。6時間睡眠を10日間続けた人が、24時間の徹夜をした人と同程度の集中力になってしまうことを。8時間睡眠を6時間に減らしただけで、25%の睡眠時間ではなく、創造力の強化に不可欠なレム睡眠の60~90%を失ってしまうことを。
本書の中に「睡眠は命の宴の主菜である」というシェイクスピアの戯曲「マクベス」から引用された一文がある。本書を読めば、睡眠が毎日処方される無料の万能薬ように感じられ、正しく飲まないと勿体ないとすら思う。
評者の場合、流石に毎日8時間の睡眠は厳しいが、それでも必ず決まった時間に7時間の睡眠とるをよう心がけるようになった。そしてそのほうが趣味も仕事も充実することを実感している。
2018年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
睡眠本をいくつか読みましたが、それらは「限られた時間の中でいかに質の良い睡眠をするか」にフォーカスが当てられていました。一方、本書は「睡眠時間を確保しないといかに危ないか」と、睡眠の量にフォーカスが当てられていました。そういった面からもモチベーションがつけられる面白い本でした。
2019年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本のすごいところを簡単に3つ伝えたい.
①今まで睡眠に関して疑問だったことは大体解決できる.本当に驚きの連続で「読書って,学ぶって楽しいな」ということを再確認するくらいの感動があった.
②睡眠に対しての考え方がガラリと変わった.この本を読んだ後に睡眠を軽視することは難しいであろう.特に夜更かしすることなんてのはもってのほかである.私はこの本のおかげで自己管理ができるようになり,睡眠時間管理だけでなく食事管理も今や習慣化され,前よりも5kg体重が落ちた.睡眠と体重なんの関係があるのと思うかもしれないが,そう思った人ほど騙されたと思って是非読んでみてほしい.
③睡眠に関しての事実を裏付ける根拠がしっかりと説明されており,且つとても分かりやすい.もはや,自分もこんな文章能力が欲しいとまで思った.
最後に,睡眠に興味ない人も是非読んでほしい.この本はだれが読んでも「読んで後悔した」,「時間の無駄だった」という感想がでるイメージが湧かない程完成された書籍であることを声を大にして言いたい.
①今まで睡眠に関して疑問だったことは大体解決できる.本当に驚きの連続で「読書って,学ぶって楽しいな」ということを再確認するくらいの感動があった.
②睡眠に対しての考え方がガラリと変わった.この本を読んだ後に睡眠を軽視することは難しいであろう.特に夜更かしすることなんてのはもってのほかである.私はこの本のおかげで自己管理ができるようになり,睡眠時間管理だけでなく食事管理も今や習慣化され,前よりも5kg体重が落ちた.睡眠と体重なんの関係があるのと思うかもしれないが,そう思った人ほど騙されたと思って是非読んでみてほしい.
③睡眠に関しての事実を裏付ける根拠がしっかりと説明されており,且つとても分かりやすい.もはや,自分もこんな文章能力が欲しいとまで思った.
最後に,睡眠に興味ない人も是非読んでほしい.この本はだれが読んでも「読んで後悔した」,「時間の無駄だった」という感想がでるイメージが湧かない程完成された書籍であることを声を大にして言いたい.