この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
裏表紙を表示 表紙を表示
サンプルを聴く 再生中... 一時停止   Audible オーディオエディションのサンプルをお聴きいただいています。
この画像を表示

真贋 単行本 – 2000/10

5つ星のうち 4.8 8件のカスタマーレビュー

その他()の形式およびエディションを表示する 他のフォーマットおよびエディションを非表示にする
Amazon 価格
新品 中古品
単行本
"もう一度試してください。"
¥ 766
click to open popover

この商品を見た後に買っているのは?

Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。

  • Apple
  • Android
  • Android

無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。



【Amazon Global】OTAKU Store
Figures, Video Games, Blu-ray, DVD and Music of Japanese Anime, Games and Pop Culture Shop now

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

深き存在そのものが時代を超えて“新鮮”。日本の、すぐれた人と文化に触れて、「日本のこころ」の原点を探る。青山二郎との“幻”の対談も収録。

内容(「MARC」データベースより)

生誕100周年を目前に、著者の神髄ともいえる優れた日本の「人と文化」に触れた名文集が甦る。骨董、古典、習俗などを対照に、その伝統的なものの見方・考え方に肉薄し、「日本のこころ」の原点を探る。


登録情報

  • 単行本: 266ページ
  • 出版社: 世界文化社 (2000/10)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4418005218
  • ISBN-13: 978-4418005215
  • 発売日: 2000/10
  • 商品パッケージの寸法: 21.4 x 14.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8 8件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 315,245位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • さらに安い価格について知らせる
    この商品を出品する場合、出品者サポートを通じて更新を提案したいですか?

  • 目次を見る

カスタマーレビュー

5つ星のうち 4.8
あなたのご意見やご感想を教えてください

トップカスタマーレビュー

投稿者 1066-1154 トップ1000レビュアー 投稿日 2007/4/11
形式: 単行本
小林秀雄の作品の中で、迷うことなく「真贋」を第1に推す。当意即妙な文章はまさに名匠のそれだ。ユーモラスで軽快な足取りのなかで、「骨董」の中で出会う、心の迷いが描かれる。だが、「信ずること」の根拠に自身の「無垢な眼」を措いた著者にとっては、実際には、文体のように「ユーモラス」な話ではない。「敗戦」による戦前まで続いた日本文化の生活空間は崩壊、自らの感性を支えていた「普通の」風景が消滅していく中、輸入物の「哲学」に頼ることはありえないとしても、では何が根拠かといえば、まさに自分自身の感性しかありえない。その確信を伝統的な美の中に見出そうとする著者の動機は世代が異なる自分にも少しはわかるような気がするのだが、じゃあ、「感動した」対象が「ほんものでなかったら」ということである。本書に所収の「美を求める心」というエセーの趣旨がここで脆くも崩壊するのか。滑稽な語り口とおもしろい著者の体験記は、それだけで十分な読み物だが、以上のように考えてみると、このような語り口でもなければ書けたものではない、辛らつな体験だったとも言える。年齢的に最も脂の乗った時期の著作だけに筆力は十分、「モオツアルト」などにある妙なきざったらしい表現も無く、直球勝負の練り上げられた文体と思想は、兼好の「多くを語らずに事実を放り出した」達人の域だと思う。
コメント 7人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 単行本
小林秀雄というと自分とは関係のない昔の偉い人と思いがちですが、カウンセリングや対人コミュニケーションを勉強をしている人に是非お勧めです。勉強の基礎の教養としてとしてではなく、初心のころを過ぎて壁にあたった時の特効薬として読んでください。小林さんの文章は難しくとっつき難いですが、なれてくると、専門の学者が書いた説明的な文章と違って、好きな音楽にであった時のような、理屈抜きに心に飛び込んでくる、しびれる感じがあります。この本は難しい漢字にはルビが振ってありますし、文章の理解を助けるような写真が豊富で楽しく読みやすいです、巻頭の「美を求める心」講演をもとにしたわかりやすい文章ですが内容が深いです。何度も読んでください。
コメント 10人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 単行本
小林秀雄の文章は全集で読む場合と、生前刊行の単行本の中で読む場合とでは、印象が異なる。たとえば「真贋」は、人生永遠の真実の真贋を鑑定しているのではない。昭和25年11月の奥書がある。この文章を、その時代に戻して読んでみよう。9月8日には日米安全保障条約が調印されている。11月10日には日教組が第1回の教研集会を開いた。「アメリカ人がある品物を見て欲しいと言って来た」という挿話が違う角度から見えてくるだろう。敗戦で平常心を失って物事の真贋が見えなくなっている日本人。彼は全力で戦っているのだ。
コメント 8人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
投稿者 トップ100レビュアー 投稿日 2014/7/14
形式: 単行本 Amazonで購入
「美」とは、何であろうか。
近代美学は、美術鑑賞という美名の下に、頭脳を空虚な妄想で満たす観念的美としてしまった。
小林は、純粋美とは単なる譬喩であり、本来は、形・姿であると言い切った。

蓮華院三十三間堂学芸員の三崎義泉は、900頁の大著「止観的美意識の展開」で仏教の止観行、中世の和歌、能、本覚思想、定家の歌道論、密教の自然成道、大日経、法華経、中国禅、利休等を辿り、「無」に於いて、美は顕れると結論した。
思考(頭)を使うな。眼で見、体で触って感じるべしという事である。
小林も同様、言葉は眼の邪魔になると言った。
美とは、人の行為を規正し、秩序づける事によって愉快な自由感を与えてくれるものであったが、今日では逆に、観念過剰の近代人に空想によって頭脳だけを昂奮させるものになってしまったと。

印象に残った言葉の数々がある。
.明の崩壊は、或る精神の崩壊であった。清朝の官窯は明朝の染付の味わいを表わす事が出来なかった。儒学の復古運動にしても精神は腑抜けのものであり、大文化事業である「康煕字典」にしても中身からすれば同様であった。
.利休美学の根本概念、平凡な日常性のうちに生きている美つまり、日常雑器に対する鋭敏、平凡なもの、単純なもの、自然なものと仮に呼ばれている日本人の高度
...続きを読む ›
コメント このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告

最近のカスタマーレビュー