久しぶりに面白いと思えた作品。
途中、オチが見えてしまうが、着眼点は非常に良い。
子育てを経験したことのある人なら、主人公やその奥さんの気持ちも、ソーフスの母親の気持ちも、痛いほどにわかる。
子供に対する愛情が深いほど、胸に突き刺さるようなもどかしさと、やるせなさと、切なさと、どうにもならない感情になる。
エンディングの締め方も、無理が無くていい。
子育て世代には、子供に対する愛情を再確認する機会に出来る作品です。
もっと評価されていいと思う。オススメ出来る作品。
敏腕刑事のアンドレアス(ニコライ・コスター=ワルドー)は、美しい妻アナ(マリア・ボネヴィー)と乳児の息子とともに、湖畔の瀟洒な家で幸せに暮らしていた。そんなある日、通報を受けて同僚シモン(ウルリッヒ・トムセン)と駆けつけた一室で、薬物依存の男女と衝撃的な育児放棄の現場に遭遇する。 一方、夫婦交代で真夜中に夜泣きする息子を寝付かせる日々は愛に満ちていた。だが、ある朝、思いもよらぬ悲劇がアンドレアスを襲い、彼の中で善悪の境界線が揺れ動いていく…。(C)2014 Zentropa Entertainments34 ApS & Zentropa International Sweden AB