エリス・ピーターズのカドフェル修道士シリーズから、ミステリを読み始め、
ピーター・トレメインのフィデルマ修道女、コリン・デクスターのモース警部、
ヘニング・マンケルのヴァランダー警部、アラン・ブラッドリーの少女探偵フレーヴィア・・・
もちろん、R.Dウィングフィールドのフロスト警部も大のお気に入りでした。
その他、数々の作家を読んでみましたが、すでに亡くなっている作家、シリーズの終了宣言を
された作家、なかなか新作を書いてくれない作家・・・という事で、これからも自分を
楽しませてくれるだろう、若くて勢いのある作家のお気に入りを見つけようとしています。
レビューの評価を参考に、先ず「深い疵」を読み、なかなかの歯ごたえを感じたので、
次に、この作品をチョイスしてみました。
確かに面白い。読んで2作目になると、オリヴァーとピアにも馴染みができて、魅力を
感じるし、ストーリー毎のテーマも興味深い・・・けれど?
なぜか、この作家のシリーズの最初から全部読んでみよう!という気にならない。
面白かったけれど、次は、別の作家を試してみようかな、という気持ち。
なんなんだろう。読んでいる時も、読み終えた直後も、満足感、充実感はあったのに。
ところどころ、何か違和感、適切な表現ではないけれど、火曜サスペンスの雰囲気を
感じてしまったからかも。重い作品なのに、軽~い、安直な部分があって、それが
どうもひっかかる。
この作品も、「深い疵」も、読んで損はないです。すごく楽しめます。お勧めします。
ただ、私個人の好みでは、シリーズでそろえるとか、そういうお気に入りには
ならなかった、かな?
ミネット・ウォルターズは、もう書かないのかなぁ・・・?
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白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫) 文庫 – 2013/5/31
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11年前の連続少女殺害事件の真相を追う刑事オリヴァーとピア。緻密に絡み合う事件を通して人間のおぞましさと魅力を描く、ドイツでシリーズ累計350万部突破の傑作警察小説!
- 本の長さ574ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2013/5/31
- ISBN-104488276067
- ISBN-13978-4488276065
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
空軍基地跡地の燃料貯蔵槽から人骨が発見された。検死の結果、11年前の連続少女殺害事件の被害者だと判明。折しも、犯人として逮捕された男が刑期を終え、故郷に戻っていた。彼は冤罪だと主張していたが村人たちに受け入れられず、暴力をふるわれ、母親まで歩道橋から突き落とされてしまう。捜査にあたる刑事オリヴァーとピア。人間のおぞましさと魅力を描いた衝撃の警察小説!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
酒寄/進一
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
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39 件のグローバル評価
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2017年10月17日に日本でレビュー済み
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4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2013年6月25日に日本でレビュー済み
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冤罪被害者とその親までもがドイツの村社会で言われなき差別と迫害を受ける。この状況は,日本でも十分想像できるので読んでいてつらかった。そこに出所後偶然居合わせた冤罪のきっかけとなった殺人事件の被害者によく似た少女が村に居合わせ冤罪被害者に興味を持つことから真犯人たちの目論見が崩れていく。主人公の刑事たちには,身元不明の少女の遺体が持ち込まれ後にその殺人事件の被害者の一人であることが判明し物語が複雑する。そこに主席警部(日本ではどの階級に相当するのだろう?)オリヴァーの家庭問題やその部下ピアにも価値ある不動産を手放さなければならない事情が絡まり(私には前者が重く感じられた),更に複雑化していく。このような重厚な物語を娯楽作品として仕上げている点で高い評価をしたい。内容とは無関係にキンドル版の残念な点を指摘したい。ちょっとだけ安くしたからといって巻末の解説をカットしないで欲しい。結構解説を読むのを楽しみにしている人が多いのである。
2013年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミステリーはあまり・・という方に是非読んでほしい一冊です。私もミステリーをあまり読まない読者です。電子書籍で通勤電車の中で読んでました。思わせぶりな登場人物を次々追って読み進めると、満員電車であっという間に会社の最寄り駅に到着!ドイツの地の利に詳しい人もそうでない人にも、ある小さな村で起こった事件に惹きこまれ、いつのまにか自分もその村で生活している一人のような感覚に囚われるの私だけでないはず。