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痴人の愛 Audible版 – 完全版

5つ星のうち 4.2 108件のカスタマーレビュー

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痴人の愛
谷崎潤一郎 (著), 平川 正三 (ナレーション), Audible Studios (制作)
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登録情報

  • Audible版
  • 再生時間: 9 時間  25 分
  • プログラムタイプ:オーディオブック
  • バージョン: 完全版
  • 制作: Audible Studios
  • Audible 配信日: 2018/8/26
  • 言語: 日本語, 日本語
  • ASIN: B07GH2HQQS
  • Amazon 売れ筋ランキング:
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 カスタマー 投稿日 2018/9/4
形式: Kindle版 Amazonで購入
あらすじは改めて述べるまでもありませんが、聖人君子サラリーマン・譲二が、カフェで会った銘酒屋(非合法の売春宿)の娘・ナオミを自分好みの淑女に育てたいという気持ちから引き取り、わがまま気ままに共同生活を過ごしていくうちにナオミが淫蕩で傲慢な性質を表しついには、浮気者で浪費家のナオミにひどい目に遭わされながらも彼女なくしては生きられないほどに彼女に精神的にも肉体的にも支配されていくまでを描いた小説です。

じゃあナオミはそんなに魅力的な美女なのかというとさにあらずで、彼女以上に美しい女もたくさんおりしかるべき教養を持つ令嬢や婦人と並べると途端にみすぼらしくなると譲二自身も認めており、彼女の周りにいる男たちもナオミはただ気軽な欲望のはけ口という存在以上のものではないようです。

ではなぜ譲二がここまでナオミに執着したのかということになりますが、
そこには現代にも通じるホワイトカラーの男性の置かれた立場と苦悩にあるような気がします。
ホワイトカラー、つまり頭脳労働に従事するサラリーマンは、生まれながら支配階級として育てられたわけではなく、ただ学校を出たという経験だけを武器に人を管理し、人を教育し、人を率いていかなければいけない宿命にあります。しかも彼らのおかれている環境では職人や肉体労働者のように技術や腕力でモノを言わせるのは野蛮
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投稿者 カスタマー 投稿日 2019/4/10
形式: Kindle版 Amazonで購入
It's a breezy and entertaining book but more than that it's informative with useful tips to help readers improve their own analytical skills. Occasionally questioning what is known is always a good thing to do.
This is truly the best, most engrossing book I have read in a long time.
I couldn't be more pleased that I chose this book as one of my choices to read for free via Amazon Prime.
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投稿者 カスタマー 投稿日 2019/4/9
形式: Kindle版 Amazonで購入
Let me just say that this is an amazing read!
The Kindle book is read by the author and I would highly recommend this as well.
This book is amazing. It's funny, informative, relentlessly researched, it's a good time!
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投稿者 カスタマー 投稿日 2018/11/8
形式: 文庫 Amazonで購入
 ことが男の関心事となれば自ずとページをめくる手も進む。きわどい描写があるのかと期待するも、こんな女に隷属されてプライドはないのかと、情けない気持ちがわなわなと湧いてくる。ナオミの肉体美、それへの独占欲、それは孤独で居られない男の弱さでもあろう。なんとなく気持ちは同意できる。
 亭主関白になり支配するよりも、一体の女体を手中に収めるが為に自我を捨て、己を低落させて女性に支配された方が男は幸せであろうと思う。じつは結構それでバランスが取れていると思う。そして男はロマンチストなのだろう。私も好む女体と引き換えならそうなったって構わない…。
 作者はこれは夫婦の記録であり、参考資料としてもらいたいと述べ、読者に笑われることも厭わない。むしろこの気質は冷笑されることを好むだろう。そのくらい覚悟しないと幸福は得られないものなのだろう。
 読みやすい文体に男女の複雑さ、ハイカラな別荘や美味い食べ物、ダンス教室などの生活描写に近代化が感じられ、これが100年前近くに書かれた作品とは思えない、現代と見紛うような作品だと感じた。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2018/12/23
形式: Kindle版 Amazonで購入
主人公の譲二は源氏物語の光源氏が紫の上を自分好みの愛人に育てたようにナオミを手に入れたのだが、翻弄されあげく、逆に心身ともに支配されてしまう。譲二と光源氏との差は何だろうか。美貌や能力ではない。地位である。光は帝の子であり、生まれながら支配階級の上位に属し、何をしても許される特別な存在なのだ。それ故に源氏物語は成立し、紫式部はちゃんとそこを心得ている。でただの一般庶民でしかない譲二の憐れな結末は、当然といえる。しかし谷崎はそれを承知した上で結局譲二自身は幸せで、光源氏の方が不幸なのではないかと問うているように思う。男は女の玩弄物なくらいがよいと言っているようだ。
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