70.5点/100点満点
著者のテキーラ村上さんは有名な方のようですが、
この本で初めて知りました。
表紙に「読めば誰もが痩せてしまう!」って書いてあるから期待してたけど、
内容的には目新しいことは特に書かれていない。
モチベーション管理についても、まあ特には。
個人的にはウォーキングについては参考になった。
これがなかったら60点台半ばくらいの極普通の内容。
全体的には別に悪くはないが、特におすすめしたくなるほどではない。
☆3.4くらいかな。☆4つは厳しい。
私は普段から健康や食事、運動、サプリメントなどの本を
読み漁っているので厳しめの評価かもしれない。
プロテインやBCAA等のサプリメントについても、
ネットに書かれているような極普通のことが書かれてある。
なんだったら、おすすめのプロテインやBCAAを書いてほしかった。
私的におすすめのダイエット法は、
とにかく食事を徹底する(改善する)に尽きる。
単純です。
何を食べるかも大事だが、太りやすいものをなるべく食べないようにすればいい。
特に「安くて味が濃くて美味しくて添加物豊富で栄養がなくて糖質や脂質が多い」ものは要注意。
例えば、お菓子全般、菓子パン、スイーツ、アイス、揚げ物、インスタント麺、
ファストフード、ジュース、酒などを可能な限り減らす。止めれるものは完全に止める。
この辺は一切食べなくても害はない。私が証拠です。
不要な食べ物を断捨離していけば、自然と本当に必要なものだけが残る。
例えば、野菜、果物、きのこ類、海藻、ナッツ類、納豆、小型で短命の魚、鶏の胸肉とか。
普段食べるものが減ると、買い物も楽になるし時間とお金も浮いてそして健康にもなる。
脳にも腸に骨にも血管にも肌にもいいし、一石二鳥どころの話ではない。
食事を変えれば見た目だけでなく「人間変わる」といっても過言ではない。
あとは食事の半分以上を野菜と適量の果物(アボカド、リンゴ、キウイなどがおすすめ)にすればいい。
可能なら全体の7割野菜とかでもOK。
先に体によいみそ汁、果物、野菜などでお腹を満たす。
上に挙げたような余計なもの、太りやすく体に悪いものは食べるなら最後。
特に就寝前や起床直後の空腹の状態で太りやすいものだけを食べるのは避けましょう。
就寝前は昼間の30倍太りやすくなります。
朝食は菓子パンやカップ麺だけ、とかもやばいです。
太りやすい食べ物を完全に止めるのにおすすめなのは、3週間~1ヶ月以上1回も食べないこと。
3週間だと微妙なので、できれば1ヶ月ですね。
それで平気ならその後もずっと食べなければいいだけ。
最初の1週間くらいはきついかもしれないけど、徐々に慣れてくる。
食べることが習慣化しているからしょっちゅう食べたくなる。
食べないことが習慣化すれば食べなくても平気になる。
このやり方なら米やパン、麺類、肉類でさえも完全に止めることは可能。
運動習慣も似たようなもんです。
ウォーキングでもジムでも1ヶ月継続できればその後も続けやすいでしょう。
だから、私は体に悪い太りやすい食べ物は減らすよりも完全に止めることをおすすめします。
週1回でも食べてる限り中毒は抜けないので永遠に我慢して食べ続けることになる。
完全に止めれば中毒が消えて楽になる。
あとは買わないこと、家に在庫をストックしないことも有効ですね。
あるから食べちゃう。
食べる回数や量も減らせますよ。
例えば1日6食→3食とか1日4食→2食とか一気に半分以上減らすのはきついでしょうけど、
6食→5.5食→5食...、4食→3.5食→3食...という風にある程度時間をかけながらなら割と確実に減らせる。
1週間~2週間に0.5食ずつ落としていくくらいでいいと思います。
2週間で0.5食としても2ヶ月で2食も減らせますからね。
1日5食から3食とかなら単純計算で4割減るわけですし、2食減らせば体重もだいぶ落ちるでしょう。
近年、地味に流行っている「1日1食」はよほど栄養のあるものばかりを食べないと
栄養失調になる可能性もあるので、1日2回は食べた方がいいと思います。
1日5食でも6食でも、それが習慣になっているだけです。
回数だけでなく量も同じです。
少しずつ減らしていけば体も少食に慣れてくる。
活動量の少ない現代人は1日3食でも食べすぎな場合があるので注意してください。
余裕があるなら中程度の適度な負荷の全身の筋トレと
有酸素運動(早歩き、坂道歩き、ジョギング、自転車等)
を両立すれば代謝が上がり多少は痩せやすく(太りにくく)なります。
特に女性と高齢者は基礎代謝が低いので、運動習慣はあった方がいいですね。
運動が嫌い、苦手な方は「活動量(NEAT)」を増やすだけでもだいぶ違ってきます。
例えば、仕事や家事や育児や趣味などでなるべく身体を動かすようにする。
活動量が多ければ、特に運動という運動はしなくてもいいとさえ思ってます。
座る時間を減らして小まめに動くのもおすすめ。
日本人は世界的に見ても運動不足なだけでなく、座る時間が長いです(1日平均7時間)。
座り過ぎは喫煙以上に体に悪いとも言われています。
昔の人は活動量が多かったので、現代人よりたくさん食べても肥満率は低かったんです。
「食べ過ぎ」だけでなく、「動かなすぎ」も注意した方がいいですね。
ちなみに男性よりも女性の方が痩せにくい(太りやすい)です。
体重が重い方は運動で無理はしないでください。
足腰や心臓に負担がかかります。
運動は食事管理である程度痩せてからの方がきつくなく気持ちよくできます。
ダイエットは運動よりも食事を変えた方が圧倒的に効率がいい。
「食事:運動=8:2」の考えでOK。
近年流行りの筋トレでさえ、食事:筋トレ=8:2とも言われていますからね。
基本これだけでOK。
とりあえず、やることもやらないことも余計なことを捨てる。
やるべきことをしっかりやる。
一気にやろうとするのではなく、1つ1つできることから始めれば確実に変わる。
あとは習慣化すればリバウンドすることなくずっと現状維持できる。
皆分かってると思うけど、食生活や運動習慣を変えるのはそんな簡単なことではない。
成人になってから死ぬまでほとんど変わらない人も多い。
特に食事は難しい。そして個人差も大きい。
食生活(量、質)を変えられないからダイエットできない。
誰かが太ったり痩せたら、「食生活が変わったんだな」くらいに思っておけばいい。
食事管理さえ徹底できればダイエットとは無縁の生活を送れる。
痩せる方法が分かったところで実行、継続ができなければ意味がない。
食生活を変えるには、「健康意識を高める」ことが1番の武器となる。
「毎日疲れ知らずで絶好調でありたい」、「病気(ガンや心疾患)になりたくない」、
「長生きしたい」とかいいですね。
マジで健康になりたければ、自然と体によいものを食べ体に悪いものは避け、
適度に運動して、しっかり睡眠をとるようになるでしょう。
いずれにせよ、ダイエットを成功させるには「食事を変えられるかどうか」で判断してください。
当たり前ですが、食事術を身に付けるのはなるべく早い方がいいです。
いくつになってもダイエットはできますが、歳をとればとるほど体にダメージが蓄積されます。
喫煙なんかと同じですよ。
習慣的に体に悪いものを口にするのは「小さな自殺」の繰り返しです。
1日1日は大したことないですが、塵も積もっていつの日か突然爆発します。
その一口一口が命取り。
食事に限ったことではないですが、今の自分に危機感を持つことも大事です。
「緊急ではないが重要なこと」を怠らないようにしてください。
食事を甘くみてはいけない。
ただ、「自分は何よりも食べることが生きがいだ」というのなら、
色々我慢してまで無理して嫌々ダイエットしなくてもいいと思います。
「食べるために生きる」人生も大いに賛成。
正直なところ、この本読んでも変わらない人の方が圧倒的に多いと思った。うん。
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