「恋愛中いつも不安になるあなたへ贈る、パートナー選びの鉄則」
私がこの本のタイトルをつけるとしたらこれです(笑)
不安型、回避型、安定型の3つに分けることができますが、この本を読んで有益な人は不安型の人です。そして、この本にも書かれていますが、自分の型は経験等によって変わる可能性があるということがポイントです。
私は恋愛においてのみ、不安型です。他の人間関係でそれほど悩むことがない自分が、どうして恋愛だけはいつもうまくいかないのか不思議に思っていました。しかし、この本を読んで長年疑問に思っていたことがすっとわかりました。
私の場合、初めてのパートナー〜3人目のパートナーまで見事に回避型。私は次第に自信を失っていきました。そして4人目のパートナーは安定型に近い不安型。ここで、私のアタッチメントシステムがようやくオフになり、相手の行動に一喜一憂せず自分らしく過ごせるようになったのです。世の中の恋する男女はこんなに幸せなのかと腑に落ちました。また、安定した私の態度から、パートナーの状態も変化し、安定しました。これこそ好循環。
よく世間で言われている、「女性は愛するより愛されて結婚した方が幸せ」という言葉。
あれ、「安定型と不安型は、安定型と結婚をした方が幸せ」という意味だと思います。
数ある恋愛本の中でも、これは本当におすすめですし、これ一冊あれば充分です。駆け引きとは対極にある、大人のための本です。
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異性の心を上手に透視する方法 Kindle版
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言語日本語
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出版社プレジデント社
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発売日2016/6/17
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ファイルサイズ14570 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
全米ベストセラー。なぜ人は最悪の相手を選んでしまうのか?最新心理学で解明!99%の人が知らない100%幸せになれる婚活ルール。
--このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者について
アミール・レバイン博士
Amir Levine, M.D.
精神科医・神経科学者。イスラエルとカナダで育つ。イスラエルのヘブライ大学医学部卒業後、コロンビア大学医学部に所属するニューヨーク州立精神医学研究所(New York State Psychiatric Institute)で研修医として勤め、3年連続でトップの成績を修める。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を受けた母親とその子どものための外来クリニックで働いていたときに、親子の間のアタッチメントの重要性に気が付く。大人のアタッチメント・タイプが日常生活に及ぼす影響は大きいと確信し、ノーベル賞受賞者の神経科学者エリック・カンデルとともにコロンビア大学で研究を続けた。現在もコロンビア大学の発達神経科学室長を務め、神経回路と分子過程が人の社会との関わりに及ぼす影響について研究している。また、レヴァイン博士は神経科学の観点に基づく脳の働きへの深い洞察とアタッチメント理論の知識を基に、アタッチメント・ベースト・セラピー (Attachement Based Therapy・ABT)を開発した。ニューヨークにカウンセリング・オフィスを構え、ABTを使って世界中の患者の生活の質の向上に貢献している。
レイチェル・ヘラー
Rachel S.F. Heller
歴史学と政治学の大学教授を両親に持ち、レイチェルはアメリカ合衆国、イギリス、イスラエルなどで幼少期を過ごした。心理学・文化人類学・社会学の分野で学士号を取得し、その後コロンビア大学で社会組織心理学の修士号を取得。卒業後はプライスウォーターハウスクーパースやKPMGなどのコンサルティング会社で大手のクライアントを担当した。その後、イスラエルのモディーンのエデュケーショナル・サイコロジー・サービスで勤務し、家族間の関係改善に努めた。現在は夫と3人の子どもたちとサンフランシスコ在住。
塚越悦子
Etsuko Tsukagoshi
国際結婚成功コンサルタント。My Peaceful Family代表。東京大学文学部ドイツ語ドイツ文学科卒業。モントレー国際大学大学院で行政学修士を取得後、国連勤務やJICAコンサルタントを経て、2002年にアメリカ人の夫との結婚のため渡米。国際協力から始まったキャリアを生かし、アメリカでは日本語補習授業学校の事務局長として勤務し、バイリンガル教育に関わる。自分自身の国際結婚生活で、紆余曲折や苦労を経験し、またアメリカ生活での国際結婚の難しさに悩む人がとても多いことを痛感。あとに続く人の役に立ちたいとの思いからライフコーチの資格を取得し、My Peaceful Familyを立ち上げて国際結婚を目指す女性や、国際結婚カップルにコーチングを提供している。著書に「国際結婚一年生」(主婦の友社)。成功する国際結婚の秘訣ブログ (ameblo.jp/mypeacefulfamily)、国際結婚・海外生活がテーマのMy Peaceful Familyポッドキャスト番組を通じて情報発信を続けている。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
Amir Levine, M.D.
精神科医・神経科学者。イスラエルとカナダで育つ。イスラエルのヘブライ大学医学部卒業後、コロンビア大学医学部に所属するニューヨーク州立精神医学研究所(New York State Psychiatric Institute)で研修医として勤め、3年連続でトップの成績を修める。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を受けた母親とその子どものための外来クリニックで働いていたときに、親子の間のアタッチメントの重要性に気が付く。大人のアタッチメント・タイプが日常生活に及ぼす影響は大きいと確信し、ノーベル賞受賞者の神経科学者エリック・カンデルとともにコロンビア大学で研究を続けた。現在もコロンビア大学の発達神経科学室長を務め、神経回路と分子過程が人の社会との関わりに及ぼす影響について研究している。また、レヴァイン博士は神経科学の観点に基づく脳の働きへの深い洞察とアタッチメント理論の知識を基に、アタッチメント・ベースト・セラピー (Attachement Based Therapy・ABT)を開発した。ニューヨークにカウンセリング・オフィスを構え、ABTを使って世界中の患者の生活の質の向上に貢献している。
レイチェル・ヘラー
Rachel S.F. Heller
歴史学と政治学の大学教授を両親に持ち、レイチェルはアメリカ合衆国、イギリス、イスラエルなどで幼少期を過ごした。心理学・文化人類学・社会学の分野で学士号を取得し、その後コロンビア大学で社会組織心理学の修士号を取得。卒業後はプライスウォーターハウスクーパースやKPMGなどのコンサルティング会社で大手のクライアントを担当した。その後、イスラエルのモディーンのエデュケーショナル・サイコロジー・サービスで勤務し、家族間の関係改善に努めた。現在は夫と3人の子どもたちとサンフランシスコ在住。
塚越悦子
Etsuko Tsukagoshi
国際結婚成功コンサルタント。My Peaceful Family代表。東京大学文学部ドイツ語ドイツ文学科卒業。モントレー国際大学大学院で行政学修士を取得後、国連勤務やJICAコンサルタントを経て、2002年にアメリカ人の夫との結婚のため渡米。国際協力から始まったキャリアを生かし、アメリカでは日本語補習授業学校の事務局長として勤務し、バイリンガル教育に関わる。自分自身の国際結婚生活で、紆余曲折や苦労を経験し、またアメリカ生活での国際結婚の難しさに悩む人がとても多いことを痛感。あとに続く人の役に立ちたいとの思いからライフコーチの資格を取得し、My Peaceful Familyを立ち上げて国際結婚を目指す女性や、国際結婚カップルにコーチングを提供している。著書に「国際結婚一年生」(主婦の友社)。成功する国際結婚の秘訣ブログ (ameblo.jp/mypeacefulfamily)、国際結婚・海外生活がテーマのMy Peaceful Familyポッドキャスト番組を通じて情報発信を続けている。 --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
レバイン,アミール
精神科医・神経科学者。イスラエルとカナダで育つ。イスラエルのヘブライ大学医学部卒業後、コロンビア大学医学部に所属するニューヨーク州立精神医学研究所(New York State Psychiatric Institute)に研修医として勤め、3年連続でトップの成績を修める。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を受けた母親とその子どものための外来クリニックで働いていたときに、親子の間のアタッチメントの重要性に気が付く。大人のアタッチメント・タイプが日常生活に及ぼす影響は大きいと確信し、ノーベル賞受賞者の神経科学者エリック・カルデルとともにコロンビア大学で研究を続けた
ヘラー,レイチェル
歴史学と政治学の大学教授を両親に持ち、アメリカ合衆国、イギリス、イスラエルなどで幼少期を過ごした。心理学・文化人類学・社会学の分野で学士号を取得し、その後コロンビア大学で社会組織心理学の修士号を取得。卒業後はプライスウォーターハウスクーパースやKPMGなどのコンサルティング会社で大手のクライアントを担当した。その後、イスラエルのモディーンにあるエデュケーショナル・サイコロジー・サービスに勤務し、家族間の関係改善に努めた
塚越/悦子
ファミリー・リレーションシップ専門コーチ。My Peaceful Family代表。東京大学文学部ドイツ語ドイツ文学科卒業。モントレー国際大学大学院で行政学修士を取得後、国連勤務やJICAコンサルタントを経て、2002年にアメリカ人の夫との結婚のため渡米。国際協力から始まったキャリアを生かし、アメリカでは日本語補習授業校の事務局長として勤務し、バイリンガル教育に関わる。ライフコーチの資格を取得し、国際結婚カップルの相談を受けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
精神科医・神経科学者。イスラエルとカナダで育つ。イスラエルのヘブライ大学医学部卒業後、コロンビア大学医学部に所属するニューヨーク州立精神医学研究所(New York State Psychiatric Institute)に研修医として勤め、3年連続でトップの成績を修める。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を受けた母親とその子どものための外来クリニックで働いていたときに、親子の間のアタッチメントの重要性に気が付く。大人のアタッチメント・タイプが日常生活に及ぼす影響は大きいと確信し、ノーベル賞受賞者の神経科学者エリック・カルデルとともにコロンビア大学で研究を続けた
ヘラー,レイチェル
歴史学と政治学の大学教授を両親に持ち、アメリカ合衆国、イギリス、イスラエルなどで幼少期を過ごした。心理学・文化人類学・社会学の分野で学士号を取得し、その後コロンビア大学で社会組織心理学の修士号を取得。卒業後はプライスウォーターハウスクーパースやKPMGなどのコンサルティング会社で大手のクライアントを担当した。その後、イスラエルのモディーンにあるエデュケーショナル・サイコロジー・サービスに勤務し、家族間の関係改善に努めた
塚越/悦子
ファミリー・リレーションシップ専門コーチ。My Peaceful Family代表。東京大学文学部ドイツ語ドイツ文学科卒業。モントレー国際大学大学院で行政学修士を取得後、国連勤務やJICAコンサルタントを経て、2002年にアメリカ人の夫との結婚のため渡米。国際協力から始まったキャリアを生かし、アメリカでは日本語補習授業校の事務局長として勤務し、バイリンガル教育に関わる。ライフコーチの資格を取得し、国際結婚カップルの相談を受けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B01HELXUJK
- 出版社 : プレジデント社; 第1版 (2016/6/17)
- 発売日 : 2016/6/17
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 14570 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 240ページ
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 3,816位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 133位心理学 (Kindleストア)
- - 167位心理学入門
- - 174位心理学の読みもの
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2018年4月29日に日本でレビュー済み
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2019年8月15日に日本でレビュー済み
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10年付き合った婚約者に別れを告げられ落ち込んでいるときに、「お互い好きだったはずなのに、どうしてうまくいかなかったんだろう」という疑問を解決したくて、恋愛に関する本をいくつか読んでいる中で、この本に出会いました。
今までの苦しかった恋愛の原因が、彼と私のアタッチメント(愛着)タイプにあることを知り、とても腑に落ちるとともに、ああそういうことだったんだと気持ちが楽になりました。
この本で説明されていることの要点は、「人によって求める親密度が違う」ということです。
求める親密度のレベルが違う人たちがカップルになると、求める親密度が低い人(回避型)のほうが「なぜか居心地が悪い、離れたい、一人になりたい」というような気持ちになり、本人自身もその気持ちになる理由がわからないので、「こんな気持ちになるのは相手のせいだ」と無意識に思い込んだり、適当な理由を見つけて些細なことからケンカを始めたり距離を置き始めるそうです。
私の婚約者は、まさにこの「回避型」でした。
初めは、デート中に手を繋ぐのを断られ、そういうタイプの人もいるかと思う程度でした。しかし、徐々に心の距離を感じる出来事が増えていきました。
デートに行くのは基本的に買い物などの用事があるときだけで、それ以外でデートに行こうとお願いすると、そもそも約束を忘れられたり、「仕事が入った」「他の友達関係を大切にしたいから」と理由をつけて断られたりしました。
逆に、私が他の友達と遊びに出掛けていると、遊んでいる最中に電話がかかってきて意味不明な説教が始まり長電話で邪魔されたりしました。
また、私が洗濯や掃除などを彼の分までやってあげるなど親密さが深まる行動をとると、「それは自分でやるから」と不機嫌になり、「自立が大事だから」と言われました。
この「自立」を求めるところも「回避型」の特徴です。
すれ違いがあったときに話し合いをしても全く解決に向かわない理由も腑に落ちました。話し合いをして問題解決してしまうと「親密になってしまうから」です。
別れる頃には、「ルールを破ったら罰金」「俺の言うことを聞いていればいい」「敵としか思えない」というようなことも言われました。「回避型」の人はパートナーと親密になりすぎると、パートナーのことを敵だと感じるようになる、ということも本に書いてあり、ぴったり当てはまっていました。
私は「安定型」と「不安型」の両方の要素を持っているのですが、特に「回避型」の彼といると、自分の「不安型」の側面が引き出されることが、振り返ってみてわかりました。
この本を読んだあと、「求める親密度が近い人」を探し続けました。
見極めるのがとても難しかったのですが、とにかく自分が傷つかないでいられることと、「相手が今幸せかどうかを常に気にかけられる人」という視点を大切にしました。
今は、おかげで驚くほど違う恋愛ができています。私が親密さを深める行動をしても彼はすんなり受け入れてくれるし、彼の家族にもすぐに私を紹介してくれました。「求める親密度」が近いと、こんなにも違うんだ、と実感しています。
皆さん書いていますが、私も邦題はこの本の内容を呈していないように思います。
原題「Attachment」が表す通り、この本は人間の「アタッチメント理論」について書かれた研究書です。
文章も読みやすく理解しやすく、とても素晴らしい本なので、恋愛で悩んでいる知り合いにも勧めたいのですが、邦題がちょっと恥ずかしくて勧めづらいです。
今までの苦しかった恋愛の原因が、彼と私のアタッチメント(愛着)タイプにあることを知り、とても腑に落ちるとともに、ああそういうことだったんだと気持ちが楽になりました。
この本で説明されていることの要点は、「人によって求める親密度が違う」ということです。
求める親密度のレベルが違う人たちがカップルになると、求める親密度が低い人(回避型)のほうが「なぜか居心地が悪い、離れたい、一人になりたい」というような気持ちになり、本人自身もその気持ちになる理由がわからないので、「こんな気持ちになるのは相手のせいだ」と無意識に思い込んだり、適当な理由を見つけて些細なことからケンカを始めたり距離を置き始めるそうです。
私の婚約者は、まさにこの「回避型」でした。
初めは、デート中に手を繋ぐのを断られ、そういうタイプの人もいるかと思う程度でした。しかし、徐々に心の距離を感じる出来事が増えていきました。
デートに行くのは基本的に買い物などの用事があるときだけで、それ以外でデートに行こうとお願いすると、そもそも約束を忘れられたり、「仕事が入った」「他の友達関係を大切にしたいから」と理由をつけて断られたりしました。
逆に、私が他の友達と遊びに出掛けていると、遊んでいる最中に電話がかかってきて意味不明な説教が始まり長電話で邪魔されたりしました。
また、私が洗濯や掃除などを彼の分までやってあげるなど親密さが深まる行動をとると、「それは自分でやるから」と不機嫌になり、「自立が大事だから」と言われました。
この「自立」を求めるところも「回避型」の特徴です。
すれ違いがあったときに話し合いをしても全く解決に向かわない理由も腑に落ちました。話し合いをして問題解決してしまうと「親密になってしまうから」です。
別れる頃には、「ルールを破ったら罰金」「俺の言うことを聞いていればいい」「敵としか思えない」というようなことも言われました。「回避型」の人はパートナーと親密になりすぎると、パートナーのことを敵だと感じるようになる、ということも本に書いてあり、ぴったり当てはまっていました。
私は「安定型」と「不安型」の両方の要素を持っているのですが、特に「回避型」の彼といると、自分の「不安型」の側面が引き出されることが、振り返ってみてわかりました。
この本を読んだあと、「求める親密度が近い人」を探し続けました。
見極めるのがとても難しかったのですが、とにかく自分が傷つかないでいられることと、「相手が今幸せかどうかを常に気にかけられる人」という視点を大切にしました。
今は、おかげで驚くほど違う恋愛ができています。私が親密さを深める行動をしても彼はすんなり受け入れてくれるし、彼の家族にもすぐに私を紹介してくれました。「求める親密度」が近いと、こんなにも違うんだ、と実感しています。
皆さん書いていますが、私も邦題はこの本の内容を呈していないように思います。
原題「Attachment」が表す通り、この本は人間の「アタッチメント理論」について書かれた研究書です。
文章も読みやすく理解しやすく、とても素晴らしい本なので、恋愛で悩んでいる知り合いにも勧めたいのですが、邦題がちょっと恥ずかしくて勧めづらいです。
2018年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事や他のことに関しては、他者と上手くコミュニケーション取れるのに
いざ恋愛になると自分が自分でなくなるように取り乱し、自ら崩壊的になってしまう。
好きなのに安心できず信頼できず疑って疲れ切ってしまう。
いつもそうでした。でもなぜそうなのかわからなかった。
恋ってこういうもの、私はそういう性格なんだ、恋愛運・男運がないんだと諦めていました。
この本を読んで私は典型的なN型(少しVも入っている?)ということがわかり
長年の疑問が解決しました。
今好きな方がいましたが、この本を読んで私がしていたのは恋ではなく
アタッチメントシステムがオンになっていただけだったんだと。
本の通りプロテスト行動をしていた私は、読んだあとスーッと気持ちが落ち着きました。
そしてNタイプのあなたへ、というメッセージを読んで泣けました。
今までもがき苦しんでいた自分を労ってあげたくなりました。
恋愛で痛い目・苦しい思いをひたすら感じていたので、この本に出会えて
本当に楽になりました。作者へ感謝でいっぱいです。
今後何度も何度も読み返したい本です。
いざ恋愛になると自分が自分でなくなるように取り乱し、自ら崩壊的になってしまう。
好きなのに安心できず信頼できず疑って疲れ切ってしまう。
いつもそうでした。でもなぜそうなのかわからなかった。
恋ってこういうもの、私はそういう性格なんだ、恋愛運・男運がないんだと諦めていました。
この本を読んで私は典型的なN型(少しVも入っている?)ということがわかり
長年の疑問が解決しました。
今好きな方がいましたが、この本を読んで私がしていたのは恋ではなく
アタッチメントシステムがオンになっていただけだったんだと。
本の通りプロテスト行動をしていた私は、読んだあとスーッと気持ちが落ち着きました。
そしてNタイプのあなたへ、というメッセージを読んで泣けました。
今までもがき苦しんでいた自分を労ってあげたくなりました。
恋愛で痛い目・苦しい思いをひたすら感じていたので、この本に出会えて
本当に楽になりました。作者へ感謝でいっぱいです。
今後何度も何度も読み返したい本です。
2018年7月26日に日本でレビュー済み
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恋愛には3つのタイプがあり、人はそのうちのどれかに当てはまるんだそうです。
そして、タイプそれぞれに相性があり、それが恋愛がうまくいくかどうかを左右すると。
そんな3つのタイプとは何か、自分はどのタイプか、そして自分に相性のいいタイプとその見極め方を教えてくれる本です。
これって恋愛やパートナーとの関係で悩んでる人には救いの本だと思います。
だってその悩みが元から持ってるタイプの影響であれば、自分を責める必要はないし、解決策も見つけやすいから。
恋愛とかコミュニケーションのテクニックについて書かれた本は多いですが、こういったタイプ分けは斬新でした。
ただ、タイトルは内容とマッチしてないと思います。心理学を悪用するような印象を受けましたが、実際はいたって真面目な本です。
(原題を直訳すると「大人の愛情に関する新たな科学的知識と恋人に出会い長く付き合う方法」ですからね)
恋愛で悩んでたり、付き合っても結局辛い思いをしたりする方にオススメです。
そして、タイプそれぞれに相性があり、それが恋愛がうまくいくかどうかを左右すると。
そんな3つのタイプとは何か、自分はどのタイプか、そして自分に相性のいいタイプとその見極め方を教えてくれる本です。
これって恋愛やパートナーとの関係で悩んでる人には救いの本だと思います。
だってその悩みが元から持ってるタイプの影響であれば、自分を責める必要はないし、解決策も見つけやすいから。
恋愛とかコミュニケーションのテクニックについて書かれた本は多いですが、こういったタイプ分けは斬新でした。
ただ、タイトルは内容とマッチしてないと思います。心理学を悪用するような印象を受けましたが、実際はいたって真面目な本です。
(原題を直訳すると「大人の愛情に関する新たな科学的知識と恋人に出会い長く付き合う方法」ですからね)
恋愛で悩んでたり、付き合っても結局辛い思いをしたりする方にオススメです。
2020年4月16日に日本でレビュー済み
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※大変長文かつ一部重い内容が書かれています。また、人によっては自慢と捉えられる内容が含まれますので、自己責任でお読みいただきますようお願い申し上げます。
私は機能不全家庭に育ち、長年Nタイプでした。
幸いなことに典型的なNタイプだった当時、Vタイプの男性にはほとんど出会わず(出会っても深い関係にならず)、SタイプもしくはNタイプ寄りのSタイプの男性とばかりお付き合いしてきました。
相手は十分すぎるほど優しいのに、いつも不安で相手の過去の女性関係が許せず、嫉妬して喧嘩をふっかけ関係を終わらせる方向に持っていきたがる。自分でもどうしてそんな風に破滅に向かわせてしまうのかわからず、いつも悩んでいました。
結局、Nタイプは自分に自信を持てないことからきてしまうのだと気付き、ひたすら努力をして自信をつけて現在ではとても気持ちが安定したSタイプになれました。
自分自身が安定したSタイプを確立しつつあった時、Vタイプの男性に出会いしつこく追いかけられました。彼の様子に違和感があり、パーソナリティ障害の勉強の一環で様々な本を読んでいる中で、この「異性の心を上手に透視する方法」に出会いました。初めて読んだ時はすでにNタイプ、Vタイプの行動傾向がわかる状態でしたが改めて腑に落ちました。
自分がSタイプになるにつれて、最近では独身・彼女持ち・既婚問わずVタイプの男性にあからさまに好意を持たれることが多くなりました。
彼らにない自信を私が持っている様子を察知して無意識に救いを求めてか?寄ってくるものは仕方がないので、距離を取りつつ、あまりにしつこく追いかけられて不快な場合は反撃するようにしています(詳細後述)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
以下に私の体験談を記載させていただきます。大変長文ですが参考にしていただければ幸いです。
自信をつけるためにしたことは以下のようなことです。
●人の話を聞かず自分の話ばかりする・自分が誤っている事に対して認めず謝罪しない癖のある両親の影響で共感力が低かった当時は、人の気持ちをわかろうとせず傷つけても無関心だった。「自分だったらこれをされたらどう思うか」「言われたらどう思うか」を意識して失敗してもめげずに相手の気持ちを考える練習を繰り返した
→人に本音で話してもらえるようになった、相談されるようになった、信頼されてよく仕事を頼まれる、チームのまとめ役のようなポジションに抜擢されることが多々ありました(本当は一人黙々とする作業が好きなのでそれはそれでちょっと疲れましたが、人に信頼されるのは嬉しいものでした)
●心理学・パーソナリティ障害に関する本をたくさん読んだ
→自分のことはもちろん「あの人はどうしてこういう行動をするのだろう」という疑問を解消することができました。
本によっては著者の偏見で書かれているものもあるので、Amazonレビュー等読者の声を確認して信頼できる本を選択することをおすすめします。
●摂食障害になったことをきっかけに栄養を勉強。その流れでランニングや筋トレを開始
→続けていたら健康的で引き締まった体型になれました。街で声を掛けられたり、振り返ってまじまじと見られることがよくあります。
●規則正しい生活をする。できている人は意外に少ないので、できるだけで自信になる
●無理だと決めつけて諦めていたことに挑戦。資格取得や夢だった仕事に就いた
→私の母はやる前から「できない、無理」と決めつけて努力することを放棄してきた・他者をも潰してくる人なので、私もやる前から諦めていたことがたくさんありました。それらに片っ端から挑戦して結果を出してきました。
●母は掃除が苦手で私も掃除の仕方がわからず苦労したので、家事の基本を一から勉強
→今では料理、掃除、洗濯その他生活のための各種手続きすら大好きです。
●お金全般の勉強をして投資を開始
→元々アスペルガー傾向があり、人とのコミュニケーションよりも個人作業が好き・数字を見ることが好き・集中力がある・記憶力がいいのでお金に関する勉強はとても楽しいです。投資はお金が増えて社会のことにも詳しくなれるので、一石五鳥くらい有益で大好きです。
●恋愛を繰り返して愛は与え合うものと理解したので、相手のタイプを見分けるようにする
→現在はVタイプ・Nタイプの方々に違和感を覚えてしまうので、恋愛関係にならないよう線引きができるようになりました。健全な恋愛以外したくないので、相手を冷静に見て関係を発展させないことができます(相手が押してきても自然にかわせる)。
今までコンプレックスを感じていたことに全部向き合って夢中になった結果、自信と幸せを心から感じるSタイプになっていました。
自信を無くしきって誰かに幸せにして欲しい・寄りかかりたいと思う時ほど共依存関係の相手と出会いやすいのではないでしょうか。
※私はNタイプの時はSタイプに出会いやすく、SタイプになってからVタイプと出会いやすくなった特殊パターンですが。ただしNタイプだった当時も夢中になれる活動を一つ持っていたので、男女問わず「夢中になれるものがあってイキイキしてるところが素敵」と言われたことがあります。
誇れるものが何もない完全なNタイプではありませんでした。
※その活動は、親がかまってくれない・辛い現実から意識を逸らすために物心ついた頃に一人で始めたことがきっかけでした。
続けているうちに外部の人達に褒められるようになり、親は"周囲が褒める=親自身の価値が上がる"と思い、珍しく私を認めてくれた出来事でした。
「現実を忘れられる心地よさ」と「褒められる(自分にも価値があると感じられる)快感」が、周囲にはイキイキしているように映ったのかもしれません。
Sタイプになってからはその活動が心から好きだったわけではないと気付き、現在は完全に辞めて良い思い出になっています。
※もちろん現在もSタイプの人とは出会います。その中で極端に好意を見せてくるVタイプと出会う機会が増えたと感じています。
辛くとも他力本願にならず自分自身の持っている特徴から目を背けず本気で向き合い、精神的・経済的に自立して自分の問題は自分で解決するという姿勢を持つ。
そうすれば必然的に自信に満ち溢れて心の安定した自分になり、本当にぴったり合う理想的なパートナーに出会えますよ(類は友を呼ぶ)。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
Vタイプに救いがあるとしたら、「この人とずっと一緒にいたい」と心から惹かれる人に出会うことなのではないかな、と思います。
Vタイプは自分に自信がないからこそ自信を持っているSタイプに惹かれる(恋に落ちる)。Nタイプとは依存関係なので≠愛。
Nタイプのように簡単に落とせない、だけどどうしようもなく惹かれてしまう、一緒にいたい。そんな衝撃的な出会いがあってこそ彼らにもまた「変わりたい、幸せになりたい」と思い始めるきっかけになるのではないかと。
「恋愛なんてこんなものか」と支配できるNタイプの彼女や奥様がいても、Sタイプに惹かれてしまったら心動かされ冷静な自分でいられない。支配したいのに今までのやり方では通用しない。
自分が今まで恋愛だと思っていたものは何だったのか。そんな風に思えてこそ与える愛を学び始めるのではないでしょうか。
根は優しい心を持っている彼らだからこそ、どこかで気付いて彼らにも幸せになって欲しいと願ってやみません。
VタイプがSタイプに出会いやすくなる条件はわかりかねるのですが、私は経験上、仕事関係や行きつけのお店で出会ってきました。
※ただし彼女持ち・既婚者からあまりにもしつこく追われた場合・・・
●職場等顔を合わせざるをえない関係であれば自分にパートナーがいることを職場で公にするorいない時でもいる振りを一貫して演じ、現実を突きつけて弱らせる
●相手が店員、自分が客等直接会わないことをこちらから選択できる関係であれば二度とかかわらないようにそのお店から離れるor他の方を担当にしてもらうor相手が休みの日に行くようにする。会わなくなる前にどれだけ好意がむき出しだったか本人にさり気なく伝える(私にもあなたのパートナーにも周囲にも失礼ですよ、公共の場でわきまえず社会人失格ですよという含みを持たせる)。
こちらが迷惑を被ったので彼らのプライドを打ち砕けばいいわけです。
ただしVタイプは社会的責任が高い立場におり保身に走りやすい人が多いので、よほど酷いことをされた&二度と会わないという条件がない限り、相手側の立場にかかわる第三者に不快だった旨を伝えることはおすすめしません。
精神的に未熟なVタイプの場合は報復に出てくる可能性があり危険です。
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この本を読むきっかけになったVタイプ男性と出会う前に私がSタイプになり始めた頃、相手から押されてNVタイプの男性とお付き合いしました(Nタイプの特徴も持ち合わせているためか表面的なプライドが高くなく、柔和なため最初はNVタイプだと気づきませんでした)。
付き合いが進むと、彼は自分中心に考え行動するようになりました。関係が安定してくると何の前触れもなく元カノ自身や元カノの好きだったものの話をしてくるのです。よくよく話を聞いていると、元カノのことを特別愛していたわけではなく支配していただけなのに過去を美化して話してくる。
ふと「女性を見下して心から愛したことがないこの人が女性を愛することはありえるのだろうか?」と好奇心が沸いてきました。
私から彼への愛情は薄れていたのですが、当時は試してみたい気持ちとやられたからやり返したい気持ちが強かったのです。
同棲していたのでそれまで以上に家事に力を入れ、特に胃袋を掴みました。その都度嫌なことは嫌と言う、嬉しいことをしてくれたら大げさに喜ぶ。
そんな当たり前のことを繰り返しているうちに彼に変化が訪れました。私が嫌がることをしてくる頻度が格段に減ってきたのです。
先回りして私が喜ぶことをしてくれたり、彼自身のことよりも私の喜びを最優先にして尽くしてくれるようになりました。
詳細は割愛しますが私にも彼への愛情が戻りプロポーズされたものの、彼が多忙になり仕事で余裕がなくなりまた強い回避傾向が出たため、私もさすがにうんざりして別れました(彼が急に多忙になったのは自業自得の理由が大きく、呆れたことも一因です)。
しかし一切の連絡を断った半年後、復縁したいと連絡が来ました。
私にはもう気持ちがないので何とも思わなかったのですが、仮に戻ってもこの人はまた同じことを繰り返すだろうと感じました。今回手放したことを反省してもらい次の恋愛で幸せになって欲しいと思い、私が辛かったことや我慢していたこと、前を向いて欲しい旨返信しました。
最後に届いたメールは思いやりのある優しい文章で、私への謝罪と幸せを願う言葉が書き綴られていました。もう二度と元に戻れないと悟った彼が不器用なりに精一杯の愛情を込めてくれたのが伝わってきました。
その時初めて「あ、この人はもう大丈夫そうだな」と思えたのです。
彼は自分のためを想って与えられる愛情に慣れていなかったのだろうなと思います。
彼のお父様は厳格で一家の支配者。外に他の女性の影があるものの「父の言うことは絶対」とお母様はどんな時も付き従い、裏では子供達にお父様の愚痴を言う。
父親との親密さが薄く、母親が寄りかかってくる典型的な父=Vタイプ、母=Nタイプの家庭で育っていました。
この本によるとNVタイプは稀な存在とのことなので、彼と出会い付き合えたことは私にとっても大変貴重な経験になりました。
【!注意!】
ただし、これは私がSタイプになり始めて自分と相手のアタッチメントタイプを無意識に理解し、機能不全家庭の知識があり相手を冷静に分析して対応したからこそ相手の考え方が変わった事例です。付き合いの終盤以外は深く傷つくことの方が多かったです。
愛情を与え続けたからといって必ずしも相手が改善されるとは限りませんので、「最悪、改善されなくても構わない」と思える方以外は試すことをおすすめしません。
その愛情を、思いやりがあり人の痛みがわかる優しい人に出会った時のために温存しておきましょう。
自分がどのタイプであれ、やはり付き合う相手はSタイプが一番ですので、理不尽に傷つけられた時点で別れましょう。
Nタイプの方は絶対に上記の方法を試さないでください。Vタイプに引きずられて抜け出せなくなります。
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※「この人はうまくいったから今まで上述してきたようなことを言えるんだ」と思われるかもしれないので追記させていただきますが、私は子供の頃に親の支配・脅迫・兄弟との差別・親の望むように支配してくる割には心身が成長するために必要なことはあまりしてくれないネグレクトに近い対応・その他ここには書けない事をされて育ったため一時期相当病みました。
子供の頃は自分が空っぽで何のために生きているのか、心で喜怒哀楽を感じず自分の感情すらわからなかったのです(周りに合わせて同じ表情を作っているけれど心は何も感じない状態)。
自傷・薬のOD・狂暴化・摂食障害(過食・拒食両方)・障害者手帳取得・障害年金受給等、二度と社会生活に戻れないのではないかというところまで堕ちたことがあります(原因は栄養・運動・睡眠不足による精神不安定だったと思われます)。
そこまで堕ちて今までの辛さを親に全て吐露しても「難しい性格で弱いから、甘えているから」と最終的には私個人の問題にして理解を示さず、内情を知らない周囲も私自身の性格で病んだと思われて踏んだり蹴ったりでした。
周囲の友人の多くは恵まれた家庭に育っていたため、一部の友人に話しても機能不全家庭というものを理解されず苦労しました。
立ち上がるのもやっとの体調の頃、変わるための努力は正直死ぬほど辛く大変でした。努力を続けても変われるのかわからない中、信じて続けることはもっと大変でした。
今では完全に社会復帰して心身共に健康体中の健康体なので、回復してから出会った人達に上記の話をしてもおそらく信じてもらえないでしょう。
ここまで極端な例は少数かと思われますが、私の根底にいつもあったのは「幸せになりたい」です。
もちろん絶望の日々に悲しくて苦しくて悔しくてたまらず、涙を流し続けた月日は気が遠くなるほど長かったです。それでも明るい未来を信じて努力を続けてきたからこそ、平凡に生きてきた人達が経験することのないたくさんの喜びと幸せを味わってきました。そしてこれからも確実に幸せです。
スタートラインはどんなに困難でも、辛い恋愛傾向を克服したい、自分を変えたいと思い行動ができれば、誰でもSタイプになれる素質を持ち合わせているのではないでしょうか。
私は機能不全家庭に育ち、長年Nタイプでした。
幸いなことに典型的なNタイプだった当時、Vタイプの男性にはほとんど出会わず(出会っても深い関係にならず)、SタイプもしくはNタイプ寄りのSタイプの男性とばかりお付き合いしてきました。
相手は十分すぎるほど優しいのに、いつも不安で相手の過去の女性関係が許せず、嫉妬して喧嘩をふっかけ関係を終わらせる方向に持っていきたがる。自分でもどうしてそんな風に破滅に向かわせてしまうのかわからず、いつも悩んでいました。
結局、Nタイプは自分に自信を持てないことからきてしまうのだと気付き、ひたすら努力をして自信をつけて現在ではとても気持ちが安定したSタイプになれました。
自分自身が安定したSタイプを確立しつつあった時、Vタイプの男性に出会いしつこく追いかけられました。彼の様子に違和感があり、パーソナリティ障害の勉強の一環で様々な本を読んでいる中で、この「異性の心を上手に透視する方法」に出会いました。初めて読んだ時はすでにNタイプ、Vタイプの行動傾向がわかる状態でしたが改めて腑に落ちました。
自分がSタイプになるにつれて、最近では独身・彼女持ち・既婚問わずVタイプの男性にあからさまに好意を持たれることが多くなりました。
彼らにない自信を私が持っている様子を察知して無意識に救いを求めてか?寄ってくるものは仕方がないので、距離を取りつつ、あまりにしつこく追いかけられて不快な場合は反撃するようにしています(詳細後述)
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以下に私の体験談を記載させていただきます。大変長文ですが参考にしていただければ幸いです。
自信をつけるためにしたことは以下のようなことです。
●人の話を聞かず自分の話ばかりする・自分が誤っている事に対して認めず謝罪しない癖のある両親の影響で共感力が低かった当時は、人の気持ちをわかろうとせず傷つけても無関心だった。「自分だったらこれをされたらどう思うか」「言われたらどう思うか」を意識して失敗してもめげずに相手の気持ちを考える練習を繰り返した
→人に本音で話してもらえるようになった、相談されるようになった、信頼されてよく仕事を頼まれる、チームのまとめ役のようなポジションに抜擢されることが多々ありました(本当は一人黙々とする作業が好きなのでそれはそれでちょっと疲れましたが、人に信頼されるのは嬉しいものでした)
●心理学・パーソナリティ障害に関する本をたくさん読んだ
→自分のことはもちろん「あの人はどうしてこういう行動をするのだろう」という疑問を解消することができました。
本によっては著者の偏見で書かれているものもあるので、Amazonレビュー等読者の声を確認して信頼できる本を選択することをおすすめします。
●摂食障害になったことをきっかけに栄養を勉強。その流れでランニングや筋トレを開始
→続けていたら健康的で引き締まった体型になれました。街で声を掛けられたり、振り返ってまじまじと見られることがよくあります。
●規則正しい生活をする。できている人は意外に少ないので、できるだけで自信になる
●無理だと決めつけて諦めていたことに挑戦。資格取得や夢だった仕事に就いた
→私の母はやる前から「できない、無理」と決めつけて努力することを放棄してきた・他者をも潰してくる人なので、私もやる前から諦めていたことがたくさんありました。それらに片っ端から挑戦して結果を出してきました。
●母は掃除が苦手で私も掃除の仕方がわからず苦労したので、家事の基本を一から勉強
→今では料理、掃除、洗濯その他生活のための各種手続きすら大好きです。
●お金全般の勉強をして投資を開始
→元々アスペルガー傾向があり、人とのコミュニケーションよりも個人作業が好き・数字を見ることが好き・集中力がある・記憶力がいいのでお金に関する勉強はとても楽しいです。投資はお金が増えて社会のことにも詳しくなれるので、一石五鳥くらい有益で大好きです。
●恋愛を繰り返して愛は与え合うものと理解したので、相手のタイプを見分けるようにする
→現在はVタイプ・Nタイプの方々に違和感を覚えてしまうので、恋愛関係にならないよう線引きができるようになりました。健全な恋愛以外したくないので、相手を冷静に見て関係を発展させないことができます(相手が押してきても自然にかわせる)。
今までコンプレックスを感じていたことに全部向き合って夢中になった結果、自信と幸せを心から感じるSタイプになっていました。
自信を無くしきって誰かに幸せにして欲しい・寄りかかりたいと思う時ほど共依存関係の相手と出会いやすいのではないでしょうか。
※私はNタイプの時はSタイプに出会いやすく、SタイプになってからVタイプと出会いやすくなった特殊パターンですが。ただしNタイプだった当時も夢中になれる活動を一つ持っていたので、男女問わず「夢中になれるものがあってイキイキしてるところが素敵」と言われたことがあります。
誇れるものが何もない完全なNタイプではありませんでした。
※その活動は、親がかまってくれない・辛い現実から意識を逸らすために物心ついた頃に一人で始めたことがきっかけでした。
続けているうちに外部の人達に褒められるようになり、親は"周囲が褒める=親自身の価値が上がる"と思い、珍しく私を認めてくれた出来事でした。
「現実を忘れられる心地よさ」と「褒められる(自分にも価値があると感じられる)快感」が、周囲にはイキイキしているように映ったのかもしれません。
Sタイプになってからはその活動が心から好きだったわけではないと気付き、現在は完全に辞めて良い思い出になっています。
※もちろん現在もSタイプの人とは出会います。その中で極端に好意を見せてくるVタイプと出会う機会が増えたと感じています。
辛くとも他力本願にならず自分自身の持っている特徴から目を背けず本気で向き合い、精神的・経済的に自立して自分の問題は自分で解決するという姿勢を持つ。
そうすれば必然的に自信に満ち溢れて心の安定した自分になり、本当にぴったり合う理想的なパートナーに出会えますよ(類は友を呼ぶ)。
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Vタイプに救いがあるとしたら、「この人とずっと一緒にいたい」と心から惹かれる人に出会うことなのではないかな、と思います。
Vタイプは自分に自信がないからこそ自信を持っているSタイプに惹かれる(恋に落ちる)。Nタイプとは依存関係なので≠愛。
Nタイプのように簡単に落とせない、だけどどうしようもなく惹かれてしまう、一緒にいたい。そんな衝撃的な出会いがあってこそ彼らにもまた「変わりたい、幸せになりたい」と思い始めるきっかけになるのではないかと。
「恋愛なんてこんなものか」と支配できるNタイプの彼女や奥様がいても、Sタイプに惹かれてしまったら心動かされ冷静な自分でいられない。支配したいのに今までのやり方では通用しない。
自分が今まで恋愛だと思っていたものは何だったのか。そんな風に思えてこそ与える愛を学び始めるのではないでしょうか。
根は優しい心を持っている彼らだからこそ、どこかで気付いて彼らにも幸せになって欲しいと願ってやみません。
VタイプがSタイプに出会いやすくなる条件はわかりかねるのですが、私は経験上、仕事関係や行きつけのお店で出会ってきました。
※ただし彼女持ち・既婚者からあまりにもしつこく追われた場合・・・
●職場等顔を合わせざるをえない関係であれば自分にパートナーがいることを職場で公にするorいない時でもいる振りを一貫して演じ、現実を突きつけて弱らせる
●相手が店員、自分が客等直接会わないことをこちらから選択できる関係であれば二度とかかわらないようにそのお店から離れるor他の方を担当にしてもらうor相手が休みの日に行くようにする。会わなくなる前にどれだけ好意がむき出しだったか本人にさり気なく伝える(私にもあなたのパートナーにも周囲にも失礼ですよ、公共の場でわきまえず社会人失格ですよという含みを持たせる)。
こちらが迷惑を被ったので彼らのプライドを打ち砕けばいいわけです。
ただしVタイプは社会的責任が高い立場におり保身に走りやすい人が多いので、よほど酷いことをされた&二度と会わないという条件がない限り、相手側の立場にかかわる第三者に不快だった旨を伝えることはおすすめしません。
精神的に未熟なVタイプの場合は報復に出てくる可能性があり危険です。
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この本を読むきっかけになったVタイプ男性と出会う前に私がSタイプになり始めた頃、相手から押されてNVタイプの男性とお付き合いしました(Nタイプの特徴も持ち合わせているためか表面的なプライドが高くなく、柔和なため最初はNVタイプだと気づきませんでした)。
付き合いが進むと、彼は自分中心に考え行動するようになりました。関係が安定してくると何の前触れもなく元カノ自身や元カノの好きだったものの話をしてくるのです。よくよく話を聞いていると、元カノのことを特別愛していたわけではなく支配していただけなのに過去を美化して話してくる。
ふと「女性を見下して心から愛したことがないこの人が女性を愛することはありえるのだろうか?」と好奇心が沸いてきました。
私から彼への愛情は薄れていたのですが、当時は試してみたい気持ちとやられたからやり返したい気持ちが強かったのです。
同棲していたのでそれまで以上に家事に力を入れ、特に胃袋を掴みました。その都度嫌なことは嫌と言う、嬉しいことをしてくれたら大げさに喜ぶ。
そんな当たり前のことを繰り返しているうちに彼に変化が訪れました。私が嫌がることをしてくる頻度が格段に減ってきたのです。
先回りして私が喜ぶことをしてくれたり、彼自身のことよりも私の喜びを最優先にして尽くしてくれるようになりました。
詳細は割愛しますが私にも彼への愛情が戻りプロポーズされたものの、彼が多忙になり仕事で余裕がなくなりまた強い回避傾向が出たため、私もさすがにうんざりして別れました(彼が急に多忙になったのは自業自得の理由が大きく、呆れたことも一因です)。
しかし一切の連絡を断った半年後、復縁したいと連絡が来ました。
私にはもう気持ちがないので何とも思わなかったのですが、仮に戻ってもこの人はまた同じことを繰り返すだろうと感じました。今回手放したことを反省してもらい次の恋愛で幸せになって欲しいと思い、私が辛かったことや我慢していたこと、前を向いて欲しい旨返信しました。
最後に届いたメールは思いやりのある優しい文章で、私への謝罪と幸せを願う言葉が書き綴られていました。もう二度と元に戻れないと悟った彼が不器用なりに精一杯の愛情を込めてくれたのが伝わってきました。
その時初めて「あ、この人はもう大丈夫そうだな」と思えたのです。
彼は自分のためを想って与えられる愛情に慣れていなかったのだろうなと思います。
彼のお父様は厳格で一家の支配者。外に他の女性の影があるものの「父の言うことは絶対」とお母様はどんな時も付き従い、裏では子供達にお父様の愚痴を言う。
父親との親密さが薄く、母親が寄りかかってくる典型的な父=Vタイプ、母=Nタイプの家庭で育っていました。
この本によるとNVタイプは稀な存在とのことなので、彼と出会い付き合えたことは私にとっても大変貴重な経験になりました。
【!注意!】
ただし、これは私がSタイプになり始めて自分と相手のアタッチメントタイプを無意識に理解し、機能不全家庭の知識があり相手を冷静に分析して対応したからこそ相手の考え方が変わった事例です。付き合いの終盤以外は深く傷つくことの方が多かったです。
愛情を与え続けたからといって必ずしも相手が改善されるとは限りませんので、「最悪、改善されなくても構わない」と思える方以外は試すことをおすすめしません。
その愛情を、思いやりがあり人の痛みがわかる優しい人に出会った時のために温存しておきましょう。
自分がどのタイプであれ、やはり付き合う相手はSタイプが一番ですので、理不尽に傷つけられた時点で別れましょう。
Nタイプの方は絶対に上記の方法を試さないでください。Vタイプに引きずられて抜け出せなくなります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
※「この人はうまくいったから今まで上述してきたようなことを言えるんだ」と思われるかもしれないので追記させていただきますが、私は子供の頃に親の支配・脅迫・兄弟との差別・親の望むように支配してくる割には心身が成長するために必要なことはあまりしてくれないネグレクトに近い対応・その他ここには書けない事をされて育ったため一時期相当病みました。
子供の頃は自分が空っぽで何のために生きているのか、心で喜怒哀楽を感じず自分の感情すらわからなかったのです(周りに合わせて同じ表情を作っているけれど心は何も感じない状態)。
自傷・薬のOD・狂暴化・摂食障害(過食・拒食両方)・障害者手帳取得・障害年金受給等、二度と社会生活に戻れないのではないかというところまで堕ちたことがあります(原因は栄養・運動・睡眠不足による精神不安定だったと思われます)。
そこまで堕ちて今までの辛さを親に全て吐露しても「難しい性格で弱いから、甘えているから」と最終的には私個人の問題にして理解を示さず、内情を知らない周囲も私自身の性格で病んだと思われて踏んだり蹴ったりでした。
周囲の友人の多くは恵まれた家庭に育っていたため、一部の友人に話しても機能不全家庭というものを理解されず苦労しました。
立ち上がるのもやっとの体調の頃、変わるための努力は正直死ぬほど辛く大変でした。努力を続けても変われるのかわからない中、信じて続けることはもっと大変でした。
今では完全に社会復帰して心身共に健康体中の健康体なので、回復してから出会った人達に上記の話をしてもおそらく信じてもらえないでしょう。
ここまで極端な例は少数かと思われますが、私の根底にいつもあったのは「幸せになりたい」です。
もちろん絶望の日々に悲しくて苦しくて悔しくてたまらず、涙を流し続けた月日は気が遠くなるほど長かったです。それでも明るい未来を信じて努力を続けてきたからこそ、平凡に生きてきた人達が経験することのないたくさんの喜びと幸せを味わってきました。そしてこれからも確実に幸せです。
スタートラインはどんなに困難でも、辛い恋愛傾向を克服したい、自分を変えたいと思い行動ができれば、誰でもSタイプになれる素質を持ち合わせているのではないでしょうか。
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