1巻でヒロインとして涙を飲んだユリア逆襲のターンです!
まあそれはともかく1巻で主人公・アルムスは森の開拓村の村長から国の有力豪族アス氏族を束ねる長になったわけですが、2巻から本格的に「内政」を始めます。それに必要なキャラ達がアルムスの元に集い始めるわけで、WEB版ではもっと前に登場していた商人のエインズを書籍版では2巻にしたのはそれを強調する為かもしれません。
ロサイス国内の厳しい情勢を好転すべくアルムスを担ぎ上げようとするライモンド、敵対するリガル、そしてアルムスと結ばれたいユリア、ロサイス国を狙るドモルガル国の面々……様々な登場人物達の思惑が絡み合って7日間戦争と呼ばれる戦役が起こり、アルムスやユリア達が悩みながら行動します。1巻で好きになったら迷わず買って損はないでしょう。
WEB版との違いと言えばリガルの一族に対するアルムスの対処が書籍版では寛容になっていますね。これがどういう変化を生むのか……それとも「寛容」と「融和」という後の重大キーワードに繋がる事を示したのか……? これが気になるところです
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