¥2,160
通常配送無料 詳細
残り20点(入荷予定あり) 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
異なり記念日 (シリーズ ケアをひらく) がカートに入りました
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
裏表紙を表示 表紙を表示
サンプルを聴く 再生中... 一時停止   Audible オーディオエディションのサンプルをお聴きいただいています。
11点すべてのイメージを見る

異なり記念日 (シリーズ ケアをひらく) 単行本 – 2018/7/23

5つ星のうち 5.0 1 件のカスタマーレビュー

その他()の形式およびエディションを表示する 他のフォーマットおよびエディションを非表示にする
価格
新品 中古品
単行本, 2018/7/23
¥ 2,160
¥ 2,160 ¥ 3,122

ブックマイレージカード
click to open popover

よく一緒に購入されている商品

  • 異なり記念日 (シリーズ ケアをひらく)
  • +
  • 声めぐり
  • +
  • それでも それでも それでも
総額: ¥6,102
ポイントの合計: 61pt (1%)
選択された商品をまとめて購入

Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。

  • iOSアプリのダウンロードはこちらをクリック
    Apple
  • Androidアプリのダウンロードはこちらをクリック
    Android
  • Amazonアプリストアへはこちらをクリック
    Android

無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。

kcpAppSendButton


無料で使えるAmazonオリジナルブックカバー
10種類のロゴ入りデザインから好みのデザインを印刷して取り付けよう。 詳しくはこちら。

商品の説明

内容紹介

言葉の前にまなざしを。
なぐさめの前に手触りを。


〈ろう者〉の僕が、〈聴者〉の女性に道を聞いて、〈盲者〉のおじいさんを道案内した(12章)。
生まれたばかりの子どもを抱いて散歩をしたら、しゃべれないはずの僕の口から、子守唄が洩れてきた(1章)。
ドラッグストアで流れているらしい音楽を、聞こえる子どもが、手話で教えてくれた(12章)。

――異なる身体が出会うとき、何かがこすれ合う。擦り傷もできるけれど、いつまでも浸っていたいような甘い香りも漂ってくる。奇妙な歓びさえ、そこにはあるだろう。


■■■■
著者の齋藤陽道さんもパートナーの麻奈美さんも、耳の聞こえない写真家です。
陽道さんの第一言語は日本語。麻奈美さんは日本手話。言葉が違えば見ている世界も違います。
ふたりの間に生まれた樹(いつき)さんは、どうやら聞こえるらしい。聴者です。からだが違えば見ている世界も違います。
そんな「異なる」3人が、毎日をどんな風に過ごしているのか。本書は、ケアが発生する現場からの感動的な実況報告です。

*この『異なり記念日』は、晶文社からの『声めぐり』と同時刊行されます。
『声めぐり』は齋藤陽道さんが手話に出会い、他者と交流し、「声」を発見するまでが記されています。
『異なり記念日』では、麻奈美さんと結ばれ、樹さんを授かった後の毎日の「声」のやりとりが描かれます。
そしてどちらも、ブックデザインは文平銀座(寄藤文平+鈴木千佳子)。
二つの異なる出版社から、一人の著者の本が、同じデザイナーによって、同時につくられました。


出版社からのコメント

【本文より抜粋】
助産院はほどよく郊外にあり、まわりに高い建物や電柱の照明もなかったので、よけいな明かりもなく、夜空はきちんと暗かった。
木枯らし一号が雲を追い払ったのだろう。雲ひとつない空に、星がきんきんと輝いていた。
郊外とはいえ東京でこんなにもはっきりとした星空を見たことはなかった。
授乳を終えてこどもを寝かしつけたまなみに「星がよく見えるよ」と伝える。

窓を開ける。
ぴんとした寒さが顔を叩く。吐息が白い塊になって出ていった。
いつのまにかこんなに寒くなってたんだと驚く。
しばらく星空を見上げていると、一瞬、すーっと光が流れたのを見た……気がした。

「今の見た?ひゅーって……流れ星かな?」
「うん。流れ星だったね」
「おぉ。ぼく、東京で流れ星を見るの初めてだなあ」
「へえ。わたしは何回も見たことあるよ」
「ほんとに。一回も見たことないぞ……」
「初めて流れ星を見ることができたのも、こどものおかげだね」
「本当だなあ。また流れ星、見えるかな?」

肩幅がほぼ同じなぼくらが、次の流れ星を待ち構えてちいさな窓から身を乗り出しているので、狭苦しい。
肘から先しか動かせないので、手話もちいさくなる。小声、もとい、小手話でそんなことを話していた。

しばらく待ったが流れ星はもう見えなかった。
あきらめて部屋にひっこもる。
冷えたみたいで、ぶるるっと身震いをする。
おなかも、もぞもぞっとする。
力強く放屁をした。
おしりの感覚としては、「ッぱーんッ! 」といった感じで、メンコを思いきり叩きつけたような爽快な屁だった。

すると寝ていたこどもがビククッとわなないて、手を頭上にびんと突っ張らせた。

「あっ、聞こえてる! 」

そのとき初めて、こどもの聞こえの兆しを見たのだった。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: 医学書院 (2018/7/23)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4260036297
  • ISBN-13: 978-4260036290
  • 発売日: 2018/7/23
  • 梱包サイズ: 20.8 x 14.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 1 件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 47,134位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • さらに安い価格について知らせる
    この商品を出品する場合、出品者サポートを通じて更新を提案したいですか?

  • 目次を見る

1件のカスタマーレビュー

5つ星のうち5.0

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

1件中1 - 1件目のレビューを表示

2019年4月17日
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
コメント 違反を報告