言語学講義というタイトルではあるが、一方的な講義ではなく、自分が伝えたいことや考えを、学生役の英作くんとの対談というかたちで記した本である。その形式は一冊を通して変わらない。
英語の語順や、英語の品詞、修飾関係、関係詞、受動態等、英語に特化した内容を扱い、論を進めている。どれも対談形式ということもあり、読みやすく面白い。また、筆者の胸のうちも細かに書かれているため、筆者自身が、英語の構造に対して納得して理解している部分とそうでない部分を読み取ることができる。
また、自分の言いたいことを、学生の英作くんにうまく言わせて進行しているので、論旨も一貫している。
ただ、前著『言語学が好きになる本』の方が、細かに章立てされていて、分かりやすかったし、理解しやすかった。言語学講義というかたちならば、語学春秋社から出している、『実況中継』シリーズのように分かりやすく授業したものを文字で書いた形式のものが個人的にはよかった。大きな章立てもなく、ずっと同じ形式だったため、やや単調な印象を受けた。
ただ、やはり、言語学をこういう形の本で出すという点で、☆4つにした。
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町田教授の英語のしくみがわかる言語学講義 単行本 – 2002/11/1
町田 健
(著)
英文法にまつわる素朴な疑問をきっかけに学生との対話スタイルで英語のしくみを解き明かしていく。最先端の言語理論を楽しみながら学ぶことができる1冊。
内容(「BOOK」データベースより)
英文法にまつわる素朴な疑問をきっかけに学生との対話スタイルで英語のしくみを解き明かしていく。最先端の言語学理論を楽しみながら学ぶことができる1冊。
内容(「MARC」データベースより)
学生との対談形式で展開、英語を題材に言語学の考え方を楽しみながら理解することができる一冊。思いがけない英語の特徴や英文法の考え方を、言語学的手法とともに学ぶことができる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
町田/健
1957年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東京大学助手、愛知教育大学助教授、成城大学助教授、北海道大学助教授を経て、現在、名古屋大学教授。専門は言語学。文の意味と構造の関係、ソシュール学説、フランス語の歴史などを研究。研究社より刊行した『言語学が好きになる本』『生成文法がわかる本』『日本語のしくみがわかる本』が大好評を博し、「おもしろい言語学の本を書ける学者」として広く認知される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1957年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東京大学助手、愛知教育大学助教授、成城大学助教授、北海道大学助教授を経て、現在、名古屋大学教授。専門は言語学。文の意味と構造の関係、ソシュール学説、フランス語の歴史などを研究。研究社より刊行した『言語学が好きになる本』『生成文法がわかる本』『日本語のしくみがわかる本』が大好評を博し、「おもしろい言語学の本を書ける学者」として広く認知される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社研究社
- 発売日2002/11/1
- ISBN-10432737685X
- ISBN-13978-4327376857
登録情報
- 出版社 : 研究社 (2002/11/1)
- 発売日 : 2002/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 212ページ
- ISBN-10 : 432737685X
- ISBN-13 : 978-4327376857
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,065,901位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2006年12月21日に日本でレビュー済み
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2003年4月23日に日本でレビュー済み
対話形式と、さぶい(おもしろい)オヤジギャグ満載の文章で、大変読みやすいのですが…。英語学入門的な内容を、言語学くさくなく伝えようとしてあって、結局よくわかりません。逆に、英語学における問題・課題がわかると思います。
英語学・言語学を勉強したことがない方が、英語学とはどんなものなのか、を知るには良いかもしれませんが。でもほんとに、言語学関係では珍しく堅苦しくない、この先生の本は貴重ですので、どちらかというと、この先生の他の本の方をおすすめします。
英語学・言語学を勉強したことがない方が、英語学とはどんなものなのか、を知るには良いかもしれませんが。でもほんとに、言語学関係では珍しく堅苦しくない、この先生の本は貴重ですので、どちらかというと、この先生の他の本の方をおすすめします。
2005年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は言語学(特に英語学)を分かりやすく対話方式で説明している本です。従来この手の本は全て専門用語で堅苦しく、初級学習者にとっては理解をするのが難しいことも多かったと思います。その意味ではこの本は初級学習者にとってはありがたい本だと思います。英語の歴史から主要な文法事項にいたるまで、柔らかく説明がされています。特に「冠詞」と「修飾」の部分では分かりやすく説明されていると思います。ただ少し残念なのが、文法事項などで「なぜそうなるのか」という説明が完全にされないまま次の項目に移っているところがあるところです。その点では少し消化不良という感も否めません。ただ、それも現在英語学に様々な説があって「これだ」と特定出来ない事情も背景にあると思われます。現在の専門用語ばかりの堅苦しい学術書に新風を送り込んだという点を重視して星4つとします。英語に興味のある人にお勧めです。大学・短大の副読本に最適です。