歌詞集と言う名の通り、町田さんが音楽活動で作詞した
詩が網羅されている。私は町田さん世代ではなく、もうすっかり
芥川賞を取った町田「康」さんだった。これは悔しい、そして
買える音楽は買い捲って、聴き捲くった。
それでも極初期の町田さんの音源は、音源化されていない物もあり
この詩集はそれらに助かる。
やはり詩を読んで、「音楽」が聴きたいと思ってしまう。
これらが音楽に乗ったら、きっと又違った印象を受ける。
「ガラスの動物園」なんて聴くと気持ち良い、歌うと気持ち良い。
気になった詩、楽曲に乗って聴きたい詩は
「福助人形」
「ハンバーガー」
「金魚はみな発狂している」
「家庭の幸福」など。
初期の物は殆ど聞きたい。
町田さんらしく、言葉は自由で意味不明なものが多い。
それらが500pもあるのだ。あとがきの角田光代氏に賛同と言うか
言葉自体が濃く、洪水の様に迫ってくるので一気に読めず
休み休み閉じ閉じ、読みました。
此れ程膨大の数の詩量なのに、ほんの僅かしか頭に残らない。
やはり、音楽に乗ってないと。INU時代とか音楽が付いた詩は
嫌っちゅう程口ずさめます。やはり素敵な詩なんです。
音楽と言うより、町田さんの歌声や語りで詩が聴きたい。
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