鳩山政権が発足して、早や一ヶ月半が経過。
自民党から民主党への政権交代を、カメレオンの色が変わっただけと捉える見方も存在するのも事実。
民主党の今後の流れを読むには、自民党が戦後に辿って来た道の学びを抜かすわけにはいかないだろう。
自民党政治を最も体現した一人が、田中角栄。
国家政策に直結しているのがエネルギー政策。
海外取材も織り込んだ田中角栄に関するこの力作を、
今後の日本の政治と経済の動きを読む参考書としてぜひ勧めたく、5つ星で推薦!
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田中角栄 封じられた資源戦略 単行本 – 2009/10/22
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アメリカの傘下を離れて独自のエネルギー資源供給を確保──国家自立のための資源外交を展開した角栄の軌跡を辿り、世界を覆う石油利権・ウラン利権に潰された構造を検証。日米関係が揺れ資源問題が極大化する現在の重要書。
- 本の長さ320ページ
- 出版社草思社
- 発売日2009/10/22
- ISBN-104794217358
- ISBN-13978-4794217356
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
アメリカの傘下を離れ独自に資源供給ルートを確保する―。七〇年代に宰相・角栄は自ら世界を駆け回って直接交渉する「資源外交」を大々的に展開した。石油ではメジャー支配を振り切ってインドネシアやソ連と交渉し、原子力ではフランス、オーストラリア等と独自に手を結ぼうとした。角栄の失脚はこの資源外交の報復だとも言われている。実際のところどうだったのだろうか。石油メジャーやウラン・カルテルを形成する「資源帝国」とアメリカや欧州各国の思惑、そこを突き破ろうと突進した角栄の資源戦略はいかに展開され、いかに潰えていったのか。日米関係の大幅な組み換えが始まるいまこそ再検証すべき「資源戦争」の全容を詳細に描いた力作。
著者について
ノンフィクション作家。近代から現代につながる社会基盤をめぐる問題を大テーマに執筆活動をおこなっている。 本格評伝『後藤新平 日本の羅針盤になった男』(草思社)が山本七平賞・和辻哲郎賞の最終候補に。ほかに『成金炎上 昭和恐慌は警告する』(日経BP)『あなたのマンションが廃墟になる日』(草思社)などの著作がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山岡/淳一郎
1959年、愛媛県松山市生まれ。ノンフィクション作家。近現代の国家、社会を支える基盤構造とそれに関わる人間を描き、さまざまな角度から時代を超えた普遍性の検証を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1959年、愛媛県松山市生まれ。ノンフィクション作家。近現代の国家、社会を支える基盤構造とそれに関わる人間を描き、さまざまな角度から時代を超えた普遍性の検証を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 草思社 (2009/10/22)
- 発売日 : 2009/10/22
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4794217358
- ISBN-13 : 978-4794217356
- Amazon 売れ筋ランキング: - 450,406位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 5,929位政治入門
- - 46,073位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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著者について
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1959年愛媛県松山市生まれ。出版関連会社、ライター集団を経てノンフィクション作家となる。
「人と時代」を共通テーマとして、建築、医療、近現代史、経済、スポーツなど分野を超えて旺盛に執筆。
ドキュメンタリー番組のコメンテーター、様々な団体やNPOなどに招かれての講演活動も展開中。
公式ブログ=>http://blog.livedoor.jp/junyamaoka/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年11月8日に日本でレビュー済み
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18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2010年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ことある度に騒がれている非核3原則 とりわけ持ち込ませずという点で、過去に密約があったの云々と取りざたされている。 これを読めば原子力発電と核兵器が同義語であり、世界の核戦略な中に日本も組み込まれていることがよく理解できる。 それなのに、原発の安全性は、いまだに政府によって何となく安全だという宣伝がされてるだけで実際は、お粗末な状況が変わっていない。 危険な原発を監視するのは民間の電力会社と経済産業省のお手盛り機関だ。 これからの原子力政策はどうなるのか?
民主党の政策が問われる? 田中角栄首相は、このことにいち早く気づき独自のエネルギー政策を確立しようとして、原子力マフィアの罠に落ちてしまった。
民主党の政策が問われる? 田中角栄首相は、このことにいち早く気づき独自のエネルギー政策を確立しようとして、原子力マフィアの罠に落ちてしまった。
殿堂入り
プロローグからエピローグにいたるまで、一気に読んでしまった。
今まさに原発問題が起きているが、2年前に出版されたこの本にも「警世」の言葉が多く並んでいたからである。
エピローグでは、オバマ大統領がプラハ演説で提言した核廃絶と「国際核燃料銀行の構築」を取り上げている。
「国際核燃料銀行」は、IAEAの管理下で、核不拡散と同時に濃縮ウランと再処理技術を先進国に集中させるシステムであり、その中心の座にアメリカが座るというもの。
オバマの資源外交の巧みさを表していると同時に、この銀行の発想は70年代のカーター政権でも同様の発想があり、ロックフェラー財閥の宿願ではないかと、著者は唱える。
日本では、「田中角栄が資源外交に乗り出し、アメリカの逆鱗に触れ潰された」という経緯があり、それ以降資源外交がタブーになっている。
田中のDNAを受け継ぐ小沢と、現民主党政権に対して、資源を「持たざる国」日本が今後歩むべき道について、「田中の資源外交」を振り返りながら疑問を投げかけている書。
第1章・2章は田中角栄が政権を握る以前の日本と、資源を持つアメリカ、インドネシア等の国との関わりが書かれている。
正力とCIAの関係、原子力発電導入の経緯、中曽根とキッシンジャー、岸、スカルノ、スハルトなどが登場する。
第3章「石油、さもなくばウランを」から、田中首相の資源外交について詳細に触れていく。
貿易不均衡の改善策として、米からの「航空機」「濃縮ウラン」の激しい売り込みの件、濃縮ウラン10年分前払いの件、田中が米の「核の傘下」から逃れるための仏・豪とのウラン買い付け交渉、石油ではソ連・インドネシアとの交渉etcが非常に興味深い。
p236〜237では、「欧州と米の核資源攻防と田中外交」が関係図で表されているので、理解しやすいと思う。
第5章「資源大国の大渦に呑まれる」で田中の失脚、エピローグ「持たざる国の」選択では、現在の日本の原子力・原発問題が書かれていた。
日本の電力会社の「幕藩体制」と原発をコントロールできない問題点と「ツケ」を未来に回してきた恐怖も取り上げている。
日本のエネルギー政策の偏りを憂い、小沢、民主党が田中の「対米限界」をどう乗り越えるかを問いており、原発の「クリーン神話」への疑問を呈す。
田中は、先見の明があり「来るべき日本の未来に対して戦っていた」のかもしれない。
巻末には「田中角栄と資源に関する年表」も掲載されている。
今まさに原発問題が起きているが、2年前に出版されたこの本にも「警世」の言葉が多く並んでいたからである。
エピローグでは、オバマ大統領がプラハ演説で提言した核廃絶と「国際核燃料銀行の構築」を取り上げている。
「国際核燃料銀行」は、IAEAの管理下で、核不拡散と同時に濃縮ウランと再処理技術を先進国に集中させるシステムであり、その中心の座にアメリカが座るというもの。
オバマの資源外交の巧みさを表していると同時に、この銀行の発想は70年代のカーター政権でも同様の発想があり、ロックフェラー財閥の宿願ではないかと、著者は唱える。
日本では、「田中角栄が資源外交に乗り出し、アメリカの逆鱗に触れ潰された」という経緯があり、それ以降資源外交がタブーになっている。
田中のDNAを受け継ぐ小沢と、現民主党政権に対して、資源を「持たざる国」日本が今後歩むべき道について、「田中の資源外交」を振り返りながら疑問を投げかけている書。
第1章・2章は田中角栄が政権を握る以前の日本と、資源を持つアメリカ、インドネシア等の国との関わりが書かれている。
正力とCIAの関係、原子力発電導入の経緯、中曽根とキッシンジャー、岸、スカルノ、スハルトなどが登場する。
第3章「石油、さもなくばウランを」から、田中首相の資源外交について詳細に触れていく。
貿易不均衡の改善策として、米からの「航空機」「濃縮ウラン」の激しい売り込みの件、濃縮ウラン10年分前払いの件、田中が米の「核の傘下」から逃れるための仏・豪とのウラン買い付け交渉、石油ではソ連・インドネシアとの交渉etcが非常に興味深い。
p236〜237では、「欧州と米の核資源攻防と田中外交」が関係図で表されているので、理解しやすいと思う。
第5章「資源大国の大渦に呑まれる」で田中の失脚、エピローグ「持たざる国の」選択では、現在の日本の原子力・原発問題が書かれていた。
日本の電力会社の「幕藩体制」と原発をコントロールできない問題点と「ツケ」を未来に回してきた恐怖も取り上げている。
日本のエネルギー政策の偏りを憂い、小沢、民主党が田中の「対米限界」をどう乗り越えるかを問いており、原発の「クリーン神話」への疑問を呈す。
田中は、先見の明があり「来るべき日本の未来に対して戦っていた」のかもしれない。
巻末には「田中角栄と資源に関する年表」も掲載されている。
2009年11月3日に日本でレビュー済み
前作の「後藤新平」を読んだ際に、作者である山岡氏の熱い文章に引き込まれた覚えがあり、資源戦略というキーワードで作者がきっと、現代に問題を投げかけるんだろうな..という期待で読みましたが、期待以上に緻密な調査を通して、作者が驚き、気づいたであろう熱いメッセージが根底に伝わる作品となっています。
そして、意外にも田中角栄という政治家に引き込まれていきます。ロッキード事件についても、「そうだったのか」と気づかされることが多く、政権交代が現実となった2009年、メディアに取り上げられる対米交渉は自衛隊支援や沖縄の基地問題がほとんどですが、まさに本書で国家のエネルギー政策と田中角栄という日本人の熱意や働きについて再認識させてくれる作品でした。
そして、意外にも田中角栄という政治家に引き込まれていきます。ロッキード事件についても、「そうだったのか」と気づかされることが多く、政権交代が現実となった2009年、メディアに取り上げられる対米交渉は自衛隊支援や沖縄の基地問題がほとんどですが、まさに本書で国家のエネルギー政策と田中角栄という日本人の熱意や働きについて再認識させてくれる作品でした。
2010年1月14日に日本でレビュー済み
最初にこの本を手にしたとき、題名がものものしいため一歩後ずさりしてしまったのですが、友人が勧めるので読んでみたところ、惹きこまれるように一気に読み終えてしまいました。田中角栄というと、私はロッキード事件での悪い印象しかなかったのですが、この本における田中角栄は、資源を持たざる国の首相として資源の獲得外交にリーダーシップを発揮する、輝かしい政治家です。最近は内向きになりがちな政治家ばかり見ているせいか、この本における田中角栄の強烈なリーダーシップが眩しく思えて仕方なかったのですが、著者も以下のように書いています。
「田中 角栄がもし生きていたら、エネルギー供給源を多角化し、「持たざる国」日本の危機を回避するためにグリーン・ニューディールに突っ走った、と想像する自由は残しておこう。」
本書は田中角栄の生き様だけでなく、世界、特に米国のエネルギー保障戦略と歴史を理解する上でも極めて有効な本だと思います。米国はこれから石油やウランだけでなく、自然エネルギーについても覇権を握る動きを本格化させると思うのですが、本書を読んだ後であれば、そのような米国のエネルギー保障にまつわる動きについてまた違った面からの理解を加えられるのではないかと感じます。
登場する政治家に福田、鳩山といった昨今の首相の親の世代が含まれており、名前に親しみがあるのも手伝って30代半ばの私でも楽しく読むことができました。若い人にもお勧めの好著です。
「田中 角栄がもし生きていたら、エネルギー供給源を多角化し、「持たざる国」日本の危機を回避するためにグリーン・ニューディールに突っ走った、と想像する自由は残しておこう。」
本書は田中角栄の生き様だけでなく、世界、特に米国のエネルギー保障戦略と歴史を理解する上でも極めて有効な本だと思います。米国はこれから石油やウランだけでなく、自然エネルギーについても覇権を握る動きを本格化させると思うのですが、本書を読んだ後であれば、そのような米国のエネルギー保障にまつわる動きについてまた違った面からの理解を加えられるのではないかと感じます。
登場する政治家に福田、鳩山といった昨今の首相の親の世代が含まれており、名前に親しみがあるのも手伝って30代半ばの私でも楽しく読むことができました。若い人にもお勧めの好著です。
2011年8月10日に日本でレビュー済み
角栄自身が「わたしが総理のときには、資源外交に最大の力を入れたよ」と述懐したように、田中角栄はエネルギー資源の獲得に向けて奔走した政治家である。本書は、角栄が資源を目指した深い動機が何だったのかを、アメリカ、そして経済復興で力をつけた欧州諸国との勢力争いの中に角栄の行動を置いて、考察している。その考察の基となっているのは、膨大な調査である。調査に関しては「田中の外遊の同行者を訪ね歩き、多様な資料を集め、インドネシアに渡ってインタビューを重ねた。」と(謙虚に)書かれるにとどまっているが、本書を読み終わった今、本当に膨大な調査の上に本書が成り立っていることに気付かされた。労を惜しまず、真実を追求する著者の姿勢には大変感銘を受けた。
今、東北大地震に端を発した原発問題によって、日本のエネルギー政策は混迷を極めている。現在の政界において、リーダー不在が叫ばれているが、このような危機にこそ求められるリーダー像が、本書に描かれている。日本の将来を危惧する者にとって、本書は必読の書である。
今、東北大地震に端を発した原発問題によって、日本のエネルギー政策は混迷を極めている。現在の政界において、リーダー不在が叫ばれているが、このような危機にこそ求められるリーダー像が、本書に描かれている。日本の将来を危惧する者にとって、本書は必読の書である。


