まず彼が会津藩家老家の家柄というところに意味がある。
そして、会津藩の関係者で北海道に移住していたことは、考慮材料。
どうして会津藩というバリバリの尊皇藩の後裔の人物が共産主義に走ったか。
ここに何か大きな目に見えない何かを感じる。
そして、彼の師匠の山本玄峰。
この人物と田中清玄は不可分。
そういう基礎知識を持ちながらこれを読むと、様々なことが見えてくる。
面白い一冊。
オススメ。
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田中清玄自伝 (ちくま文庫) 文庫 – 2008/5/8
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- 本の長さ394ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2008/5/8
- ISBN-104480424407
- ISBN-13978-4480424402
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
侍の末裔としての自負に支えられた彼の人生は、波乱に富んだものだった。戦前は武装共産党の指導者として活躍したが、転向後は昭和天皇への直言や共産勢力との対決、そして国際石油取引での暗躍や〓(とう)小平、オットー大公との交流、それに今西錦司とハイエクの対談を企画するなど、激動の時代を鋭い先見性と度胸で生き抜いた。その痛快な人生は昭和の裏面史そのものである。二年間に及ぶロングインタビューを元に、自伝として編纂したもの。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田中/清玄
1906‐93年。北海道生まれ。1927年、東大在学中に共産党に入党。30年の再建大会で書記長となり、武装共産党を指導する。34年に転向し、戦後は“大物フィクサー”として、日本国内はもとより中東やインドネシア、中国など国内外で活躍した
大須賀/瑞夫
1943年福島県生まれ。67年、早稲田大学政経学部を卒業し、毎日新聞社に入社する。東京本社政治部、サンデー毎日編集部、政治部副部長などを経て96年に退社。現在はフリーのジャーナリストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1906‐93年。北海道生まれ。1927年、東大在学中に共産党に入党。30年の再建大会で書記長となり、武装共産党を指導する。34年に転向し、戦後は“大物フィクサー”として、日本国内はもとより中東やインドネシア、中国など国内外で活躍した
大須賀/瑞夫
1943年福島県生まれ。67年、早稲田大学政経学部を卒業し、毎日新聞社に入社する。東京本社政治部、サンデー毎日編集部、政治部副部長などを経て96年に退社。現在はフリーのジャーナリストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2008/5/8)
- 発売日 : 2008/5/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 394ページ
- ISBN-10 : 4480424407
- ISBN-13 : 978-4480424402
- Amazon 売れ筋ランキング: - 150,940位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 597位ちくま文庫
- - 15,748位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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2017年8月5日に日本でレビュー済み
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10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年4月26日に日本でレビュー済み
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共産党から転向し、昭和天皇と田岡一雄の両方にあったことのある田中清玄。このような人の自伝が出ること自体が極めてまれで一読の価値があります。時代を鋭く読む先見性で平和で豊かな昭和という時代を裏面から支えたといえるのではないでしょうか。個人的には、60年安保の全学連書記長、島成郎についてもう少し語ってほしかったかなとの感もありますが、なにせ、交友関係があまりにも歴史上の人物ばかりなので、いたしかたないという感じです。
2020年4月21日に日本でレビュー済み
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実に面白かった
2007年1月9日に日本でレビュー済み
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10年経ってもその言葉は色あせない。アジアの問題や靖国問題などにも回答がある。一応インタビュー形式を取っているが、元毎日新聞編集委員の大須賀瑞夫氏による抜群の構成である。章ごとに登場人物の紹介があり、非常に分かりやすい。語っている内容は、「挑戦者たち」(落合信彦)、「入江相政日記」(入江相政)、「田岡一雄自伝」(田岡一雄)、「お父さんの石鹸箱(田岡由伎)などで裏づけされる。田中清玄氏の一見厳しい言葉にもやさしさを感じるのはなぜか。あらゆる世代にぜひ読んでもらいたい再出版を期待される一冊。