妊娠・出産に関することは究極のプライベートだと思っています。
たとえ親しい間柄でも、産んでない人に対してはこれに関してどこまで踏み込んでいいのかわかんない。
私も産んでない側の人間なので、そんなデリケートな部分を何も隠すことなく、
馬鹿正直に大っぴらに書いてくれた著者にはまず感謝したいです。
産まない(産めない)理由が著者とは違っていたとしても、産んでない女性にとっては何らかの励ましになる本だと思います。
特に、「産まない」ことが逃げだというなら、
逆にそれまでの人生から「産む」ことで逃げた人もいるんじゃね?的な考え方には胸がスーッとしました。
なるほど、たしかにそうだよな。
仕事がうまくいかないから結婚・出産に逃げる人もいるし、
自分自身になんの取り柄もないから、夫や子供というステータスで自分を飾ろうとする人もいる。
産まないよりは産んだ方が真っ当な人生を生きていて、
産んでない人が肩身の狭い思いをしてるような感じが現代の世の中でもまだあるのは事実。
でも、自分の人生の主語はあくまでも「自分」。
大事なのは「自分個人」として、自分の人生に責任と覚悟を持っていけるかどうかってことじゃないかな。
でもそんな私でもやはり産まない側から見ても子育てはすごいことだと思う。
お金も時間も愛情も忍耐もいーっぱい注いで一人の人間の成長と向き合う。
それはかけがえのない経験であるだろうことは認めます。
でも、それを自分が経験したいかとなるとハナシは別。
この本を読んでいろんな人生や考え方に触れた今でも、
私は間違いなくはっきり「子供なんていらねーや」ってやっぱり思ってる。
この本を読むことで自分の考えをちゃんと再認識する機会を与えられたような気がします。とてもいい機会になりました。
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