身近で納得感のある内容とスムーズで自然な読みやすさが特長の書籍です。
実際に読みすすめる中で最初に感じたのは納得感を感じながら手に取れる書籍という事でした。
特に、テーマが身近なものながら丁寧に解説されているため、自然に納得しながら読めるのはとても気に入っています。
また、テーマ自体も堅実でしっかりとしたものながら視点や着眼点が興味深く、論も丁寧に織り込まれているため、読み終えた後の満足感も十分な事も好印象でした。
さらに、書籍としても読みさすさへの配慮が感じられ、気軽に手にとって読み進められるのも嬉しいと感じるポイントの1つです。
そういった意味で、納得感のある内容と自然な読みやすさが嬉しい書籍と言えます。
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生活の発見 場所と時代をめぐる驚くべき歴史の旅 単行本(ソフトカバー) – 2018/1/26
どのように生きるべきなのか――その手がかかりは「歴史」にある。
「歴史」という魔法の箱(ワンダーボックス)を開ければ、たちまち好奇心が刺激され、私たちの生活に、新しいアイデアが見つかる。
愛、家族、感情移入、仕事、時間、お金、感覚、旅、自然、信念、創造性、死生観など、誰もが人生でぶつかる問題に、「歴史」が答えてくれる。
「三千年の歴史から学ぶことができない者は、その日暮らしの生活を送っているにすぎない」
――ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
私たちが日々の生活を豊かに過ごしたいと思うとき、哲学や宗教、心理学などはヒントをくれます。けれど、「歴史」に目を向ける人はほとんどいません。
本書では、「仕事」「愛」「お金」「家族」「死」など、誰もが人生でぶつかり悩むテーマについて、その思考と解決のためのヒントが「歴史」にあると説きます。
例えば、古代ギリシャ時代からは愛や人間関係への新たな発想を、産業革命時代からは仕事の満足度や働き方についての提案を、中国の明王朝や中央アフリカ固有の文化からは、子育てや親の介護についてのヒントが得られます。
異なる時代や文化のなかで人々がどのように生きてきたのかーー。情熱を持って人生をよりよく生きるための秘訣は、歴史の叡智にあります。
さあ、私たちの「生活の発見」を始めましょう。
刊行後、各誌から絶賛のレビューが相次ぎ、世界9カ国で翻訳されているベストセラーが、待望の邦訳!!
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◎ウェブマガジン「かみのたね」で本書の一部を「ためし読み」できます。
ためし読みは http://www.kaminotane.com/2017/12/05/1338/
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《各誌レビューも大絶賛!!》
知的で刺激的なエッセイが詰まった魅力的な福袋。本書はアラン・ド・ボトンの一連のベストセラーによく似ていて、詳細な研究に基づきながら読みやすく、聡明で、ウィットに富んでいる。クルツナリックは、歴史的観点から現代生活の常識の誤りを指摘し(主夫はそれほど近年の発明ではない、家族の食事は洗練された会話に向いた時間ではなかった、など)、人生いかに生きるべきかという根本問題に対するその場しのぎの答えから、私たちを解放する。
——フィナンシャル・タイムズ紙
愛、仕事、家庭など、クルツナリックは一章ごとに崇高なテーマを取り上げ、現代の流行には驚くほど関心を示さず、歴史のなかから価値あるものだけを選り分けて、私たちがどうして今の場所にいるのかを魅力的に説明してくれる。本書を読めば、すでに所有しているものを永遠に買い替えていくことがひどく奇妙に思えるだろう。
——リーダーズ・ダイジェスト誌(本書を2012年1月の推薦図書に選定)
愛や死といった高尚な問題から、大工仕事の細かい作業にいたるまで、クルツナリックは歴史上の一風変わった魅力的な逸話と人物研究をまとめ、毎日の生活に役立つ寓話に作り替えてみせた。最初から最後まで読む楽しみにあふれているが、本書は何かのジレンマにぶつかって有効な解決策を探しているふだん本を読まない読者にもぴったりだ。的確なストーリーとクルツナリックの自由な解釈にすぐ引きこまれ、新たな発見へと導かれるだろう。
——ウィ・ラブ・ディス・ブック誌
本書は、人間関係を育み、他人にもっと分け与え、みずからに強要している仕事、時間、野望や業績を拒否して、すばらしい人生を送るための現代のガイドブックである。楽しくてためになる。
——タイムズ紙
本書は喜びのポプリだ。クルツナリックは、天才的な技術で、誰もが当たり前と考えている人生のさまざまな局面を検証し、斬新な角度から読者に示してみせる。とくに「感覚」の章には好奇心をそそられ、日常生活をまったく新しく見直すことになった。本書にちりばめられた学びの範囲は広く、カジュアルな語り口は読みやすく楽しい。
——ブックバッグ(書評サイト、本書を満点評価)。
すばらしい本であり、場所と時代を駆け足でめぐる学びの旅である。私たちの人生に歴史の情報を与え、二十一世紀につきものの精神的な空白を埋めるのに役立つ一冊。
——オーストラリアン紙
本書は精神の自由を果敢にめざすじつに明快な本である。クルツナリックは恐れることも、えこひいきをすることもなく、ごまかしや気取りもいっさいなく、非常に興味をそそる、地に足のついた態度で執筆している。本書はすっきりと構成されており、日常生活のほとんどの場面を思慮深くカバーしているので、「これを週に一度、一章ずつ読んでゆっくりと考え、人生の見方を充実させなさい。とにかく急いで読まないこと」と思わず勧めたくなる。
——オーストラリアン紙(別の評者)
耳を傾ける気になりさえすれば歴史のなかに答えがある、という命題は、あまりにも単純なので、これまで誰も注目してこなかった。クルツナリックは歴史からもっとも説得力のある話を選び出し、「不思議の部屋(ヴンダーカンマー)」に収めている。
——インディペンデント紙
一月初めに手に取れば効果抜群の一冊! これから何年ものあいだ、読み返すことになるだろう。
——BBCラジオ・スコットランド・ブック・カフェ
仕事を辞めろ、時計を捨てろ、通りで生活してみろ……とアドバイスする自己啓発の指導者は多くない。ここには歴史上の偉人たちによる名言と人生訓の数々がある。
——ビッグ・イシュー誌
魅力的で良質な自己啓発本。
——ガーディアン紙
現代の生活がどのくらい私たちを疲弊させているかは容易にわかる。けれど、思い悩む必要はない。本書が安らぎを与えてくれる。ローマン・クルツナリックは、社会的、経済的、文化的歴史家の人生に飛びこみ、今日の西洋社会でもっと幸せな人生を送るために役立つ過去のアイディアを見つけ出す。
——エル・デコラシオン誌
愛とは何か? ローマン・クルツナリックのこの新しい本からそのヒントが得られる。本書は歴史の先例という古い光で愛や仕事といった新しい問題を照らし出す自己啓発の手引書だ。クルツナリック氏の助けで、愛は古代ギリシャ人が認識していた六種類に分類される。愛というものがわからなくなった人には願ってもないガイドブックである。
——インディペンデント紙(同紙の別の書評)
人生で大胆な実験をする勇気が湧いてくる。
——オックスフォード・タイムズ紙
ローマン・クルツナリックは歴史の魔法の箱のなかに飛びこみ……過去を知ることによって私たちが今より上をめざす方法を示す。
——ロンドン・メトロ紙
哲学や、宗教の教えや、心理学だけでなく、トルストイ、ソロー、オーウェルらの偉大な作家の作品や人生から引き出された洞察があふれている。クルツナリックは、人間関係をどう築くか、人生でどのように決断するかについて、説得力のある新鮮な議論を展開し、特に感情移入がきわめて重要であると説く。
——スティーヴ・ムーア、ビッグ・ソサイエティ・ネットワーク最高経営責任者
人類が過去にどう生きてきたかという歴史を踏まえ、長い時間をかけて蓄積された知恵を選別しながら、著者は真にすばらしい人生の実現に向けて激励の言葉をかける。生きがいのある人生の送り方に対するクルツナリックのメッセージは、凡百の啓蒙書よりレベルが数段上だ。
——カーカス・レビュー誌
意外な発見の喜びにあふれ、きわめて刺激的な、真に先見の明のあるガイドブック。本当にかけがえのない一冊である。 ——グッド・ブック・ガイド(書評サイト、本書を特別選出)
人間性に関する魅力的な探究だ。興奮に満ち、説得力がありながら、語り口は偉そうでも恩着せがましくもない。自己啓発本嫌いの読者も、本書からは味わい深い哲学の断片を見出すだろう。著者の平易な文章と淡々としたユーモアが旅を楽しくしてくれる。意欲的な取り組みだが、成功している。
——ブリスベン・クーリエ・メール紙
クルツナリックは、すばらしい人生の歴史ツアーのガイドとして、まさに一流である。知識豊富で、親しみやすく、専門のテーマに情熱を抱いている。気取らない学識と、臆さず多岐にわたった提案が魅力的に合体した本書には、日々の生活は改善できるというクルツナリックの揺るぎない楽観主義が貫かれている。
——ジューイッシュ・クロニクル紙
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序文
どのように生きるべきなのか――大昔から繰り返されてきたこの問いは、現代社会にあっても喫緊の課題である。(中略)
答えを探し求める手がかりは数多くある。人生、宇宙、ありとあらゆる問題と格闘してきた哲学者の叡智に学ぶこともできるだろう。宗教や精神世界の求道者の教えに耳を傾けることがあってもいいかもしれない。心理学者は幸福について科学的な論考を深く展開しているので、古い習慣を振り払い、人生を前向きにとらえていくにはどうすればよいのか手がかりを与えてくれるはずだ。さらに自己啓発の道の専門家の助言というのもあるが、それはさまざまな生きるすべを手際よくまとめ、五段階プランとして提示したものが多い。
とはいえ、いかに生きるかという悩みに答えを見出そうとするときに、ほとんど誰も触れていない領域がひとつだけある――歴史だ。生きるための秘訣を新たに探し求めるなら、過去を振り返ることだと私は思っている。ほかの時代、文化のなかで人々がどのように生きてきたか探し求めていけば、日々生活していくなかで意欲を燃やし、よりよい人生の好機をつかみとるための教訓を引き出すことができるのではないか。(中略)
歴史は魔法の箱(ワンダーボックス)だと思う。(中略)歴史は人類共通の財産であり、往々にして断片的なものであるが、私たちの好奇心を刺激してくれる遺物の集積だ。しかも私たちはその異物を意のままに掘り起こすことができ、驚異の念に打ち震えながらじっくり観察することができるのだ。(中略)
本書でめざしたことは、過去と現在に関係を見い出し、人と人との絆を深めるために想像上の橋を架け、生活を築いていく方法を再考し、世界と私たち自身を探究していく上での新しい道を切り開くことである。さて、そろそろ魔法の箱の蓋を開ける頃合いだ。今、どのように生きたらよいのかという問題に、歴史がなんと答えてくれるのか明らかにしていこう。
(本書「序章」より抜粋)
「歴史」という魔法の箱(ワンダーボックス)を開ければ、たちまち好奇心が刺激され、私たちの生活に、新しいアイデアが見つかる。
愛、家族、感情移入、仕事、時間、お金、感覚、旅、自然、信念、創造性、死生観など、誰もが人生でぶつかる問題に、「歴史」が答えてくれる。
「三千年の歴史から学ぶことができない者は、その日暮らしの生活を送っているにすぎない」
――ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
私たちが日々の生活を豊かに過ごしたいと思うとき、哲学や宗教、心理学などはヒントをくれます。けれど、「歴史」に目を向ける人はほとんどいません。
本書では、「仕事」「愛」「お金」「家族」「死」など、誰もが人生でぶつかり悩むテーマについて、その思考と解決のためのヒントが「歴史」にあると説きます。
例えば、古代ギリシャ時代からは愛や人間関係への新たな発想を、産業革命時代からは仕事の満足度や働き方についての提案を、中国の明王朝や中央アフリカ固有の文化からは、子育てや親の介護についてのヒントが得られます。
異なる時代や文化のなかで人々がどのように生きてきたのかーー。情熱を持って人生をよりよく生きるための秘訣は、歴史の叡智にあります。
さあ、私たちの「生活の発見」を始めましょう。
刊行後、各誌から絶賛のレビューが相次ぎ、世界9カ国で翻訳されているベストセラーが、待望の邦訳!!
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◎ウェブマガジン「かみのたね」で本書の一部を「ためし読み」できます。
ためし読みは http://www.kaminotane.com/2017/12/05/1338/
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《各誌レビューも大絶賛!!》
知的で刺激的なエッセイが詰まった魅力的な福袋。本書はアラン・ド・ボトンの一連のベストセラーによく似ていて、詳細な研究に基づきながら読みやすく、聡明で、ウィットに富んでいる。クルツナリックは、歴史的観点から現代生活の常識の誤りを指摘し(主夫はそれほど近年の発明ではない、家族の食事は洗練された会話に向いた時間ではなかった、など)、人生いかに生きるべきかという根本問題に対するその場しのぎの答えから、私たちを解放する。
——フィナンシャル・タイムズ紙
愛、仕事、家庭など、クルツナリックは一章ごとに崇高なテーマを取り上げ、現代の流行には驚くほど関心を示さず、歴史のなかから価値あるものだけを選り分けて、私たちがどうして今の場所にいるのかを魅力的に説明してくれる。本書を読めば、すでに所有しているものを永遠に買い替えていくことがひどく奇妙に思えるだろう。
——リーダーズ・ダイジェスト誌(本書を2012年1月の推薦図書に選定)
愛や死といった高尚な問題から、大工仕事の細かい作業にいたるまで、クルツナリックは歴史上の一風変わった魅力的な逸話と人物研究をまとめ、毎日の生活に役立つ寓話に作り替えてみせた。最初から最後まで読む楽しみにあふれているが、本書は何かのジレンマにぶつかって有効な解決策を探しているふだん本を読まない読者にもぴったりだ。的確なストーリーとクルツナリックの自由な解釈にすぐ引きこまれ、新たな発見へと導かれるだろう。
——ウィ・ラブ・ディス・ブック誌
本書は、人間関係を育み、他人にもっと分け与え、みずからに強要している仕事、時間、野望や業績を拒否して、すばらしい人生を送るための現代のガイドブックである。楽しくてためになる。
——タイムズ紙
本書は喜びのポプリだ。クルツナリックは、天才的な技術で、誰もが当たり前と考えている人生のさまざまな局面を検証し、斬新な角度から読者に示してみせる。とくに「感覚」の章には好奇心をそそられ、日常生活をまったく新しく見直すことになった。本書にちりばめられた学びの範囲は広く、カジュアルな語り口は読みやすく楽しい。
——ブックバッグ(書評サイト、本書を満点評価)。
すばらしい本であり、場所と時代を駆け足でめぐる学びの旅である。私たちの人生に歴史の情報を与え、二十一世紀につきものの精神的な空白を埋めるのに役立つ一冊。
——オーストラリアン紙
本書は精神の自由を果敢にめざすじつに明快な本である。クルツナリックは恐れることも、えこひいきをすることもなく、ごまかしや気取りもいっさいなく、非常に興味をそそる、地に足のついた態度で執筆している。本書はすっきりと構成されており、日常生活のほとんどの場面を思慮深くカバーしているので、「これを週に一度、一章ずつ読んでゆっくりと考え、人生の見方を充実させなさい。とにかく急いで読まないこと」と思わず勧めたくなる。
——オーストラリアン紙(別の評者)
耳を傾ける気になりさえすれば歴史のなかに答えがある、という命題は、あまりにも単純なので、これまで誰も注目してこなかった。クルツナリックは歴史からもっとも説得力のある話を選び出し、「不思議の部屋(ヴンダーカンマー)」に収めている。
——インディペンデント紙
一月初めに手に取れば効果抜群の一冊! これから何年ものあいだ、読み返すことになるだろう。
——BBCラジオ・スコットランド・ブック・カフェ
仕事を辞めろ、時計を捨てろ、通りで生活してみろ……とアドバイスする自己啓発の指導者は多くない。ここには歴史上の偉人たちによる名言と人生訓の数々がある。
——ビッグ・イシュー誌
魅力的で良質な自己啓発本。
——ガーディアン紙
現代の生活がどのくらい私たちを疲弊させているかは容易にわかる。けれど、思い悩む必要はない。本書が安らぎを与えてくれる。ローマン・クルツナリックは、社会的、経済的、文化的歴史家の人生に飛びこみ、今日の西洋社会でもっと幸せな人生を送るために役立つ過去のアイディアを見つけ出す。
——エル・デコラシオン誌
愛とは何か? ローマン・クルツナリックのこの新しい本からそのヒントが得られる。本書は歴史の先例という古い光で愛や仕事といった新しい問題を照らし出す自己啓発の手引書だ。クルツナリック氏の助けで、愛は古代ギリシャ人が認識していた六種類に分類される。愛というものがわからなくなった人には願ってもないガイドブックである。
——インディペンデント紙(同紙の別の書評)
人生で大胆な実験をする勇気が湧いてくる。
——オックスフォード・タイムズ紙
ローマン・クルツナリックは歴史の魔法の箱のなかに飛びこみ……過去を知ることによって私たちが今より上をめざす方法を示す。
——ロンドン・メトロ紙
哲学や、宗教の教えや、心理学だけでなく、トルストイ、ソロー、オーウェルらの偉大な作家の作品や人生から引き出された洞察があふれている。クルツナリックは、人間関係をどう築くか、人生でどのように決断するかについて、説得力のある新鮮な議論を展開し、特に感情移入がきわめて重要であると説く。
——スティーヴ・ムーア、ビッグ・ソサイエティ・ネットワーク最高経営責任者
人類が過去にどう生きてきたかという歴史を踏まえ、長い時間をかけて蓄積された知恵を選別しながら、著者は真にすばらしい人生の実現に向けて激励の言葉をかける。生きがいのある人生の送り方に対するクルツナリックのメッセージは、凡百の啓蒙書よりレベルが数段上だ。
——カーカス・レビュー誌
意外な発見の喜びにあふれ、きわめて刺激的な、真に先見の明のあるガイドブック。本当にかけがえのない一冊である。 ——グッド・ブック・ガイド(書評サイト、本書を特別選出)
人間性に関する魅力的な探究だ。興奮に満ち、説得力がありながら、語り口は偉そうでも恩着せがましくもない。自己啓発本嫌いの読者も、本書からは味わい深い哲学の断片を見出すだろう。著者の平易な文章と淡々としたユーモアが旅を楽しくしてくれる。意欲的な取り組みだが、成功している。
——ブリスベン・クーリエ・メール紙
クルツナリックは、すばらしい人生の歴史ツアーのガイドとして、まさに一流である。知識豊富で、親しみやすく、専門のテーマに情熱を抱いている。気取らない学識と、臆さず多岐にわたった提案が魅力的に合体した本書には、日々の生活は改善できるというクルツナリックの揺るぎない楽観主義が貫かれている。
——ジューイッシュ・クロニクル紙
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序文
どのように生きるべきなのか――大昔から繰り返されてきたこの問いは、現代社会にあっても喫緊の課題である。(中略)
答えを探し求める手がかりは数多くある。人生、宇宙、ありとあらゆる問題と格闘してきた哲学者の叡智に学ぶこともできるだろう。宗教や精神世界の求道者の教えに耳を傾けることがあってもいいかもしれない。心理学者は幸福について科学的な論考を深く展開しているので、古い習慣を振り払い、人生を前向きにとらえていくにはどうすればよいのか手がかりを与えてくれるはずだ。さらに自己啓発の道の専門家の助言というのもあるが、それはさまざまな生きるすべを手際よくまとめ、五段階プランとして提示したものが多い。
とはいえ、いかに生きるかという悩みに答えを見出そうとするときに、ほとんど誰も触れていない領域がひとつだけある――歴史だ。生きるための秘訣を新たに探し求めるなら、過去を振り返ることだと私は思っている。ほかの時代、文化のなかで人々がどのように生きてきたか探し求めていけば、日々生活していくなかで意欲を燃やし、よりよい人生の好機をつかみとるための教訓を引き出すことができるのではないか。(中略)
歴史は魔法の箱(ワンダーボックス)だと思う。(中略)歴史は人類共通の財産であり、往々にして断片的なものであるが、私たちの好奇心を刺激してくれる遺物の集積だ。しかも私たちはその異物を意のままに掘り起こすことができ、驚異の念に打ち震えながらじっくり観察することができるのだ。(中略)
本書でめざしたことは、過去と現在に関係を見い出し、人と人との絆を深めるために想像上の橋を架け、生活を築いていく方法を再考し、世界と私たち自身を探究していく上での新しい道を切り開くことである。さて、そろそろ魔法の箱の蓋を開ける頃合いだ。今、どのように生きたらよいのかという問題に、歴史がなんと答えてくれるのか明らかにしていこう。
(本書「序章」より抜粋)
- 本の長さ464ページ
- 言語日本語
- 出版社フィルムアート社
- 発売日2018/1/26
- ISBN-104845916045
- ISBN-13978-4845916047
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
その「価値観」、「常識」、「慣習」は一体いつから?誰が決めた?愛、家族、感情移入、仕事、時間、金銭、感覚、旅、自然、信念、創造性、死生観まで、誰もが悩む人生のテーマに、歴史が解決のヒントをくれる。
著者について
【著者プロフィール】
ローマン・クルツナリック(Roman Krznaric)
文化思想家で、日々の暮らしの重大な問題について指導するロンドンのスクール・オブ・ライフの設立メンバー、教師である。オックスファムや国連などの組織に、感情移入と会話を使って社会を変えるよう助言し、イギリスの傑出したライフスタイルの哲学者のひとりとして、オブザーバー紙にも名前が挙げられた。
シドニーと香港で育ち、オックスフォード大学、ロンドン大学、エセックス大学で学んで、博士号を取得した。ケンブリッジ大学とシティ大学ロンドンで社会学と政治学を教え、中央アメリカで難民や現地の人々と人権活動に携わった。数年間、オックスフォード・ミューズ―個人的、専門的、文化的な生活において勇気と創意を刺激することをめざす前衛的組織―でプロジェクトの責任者を務めた。ふだんは公のイベントで感情移入、愛の歴史、仕事の未来、生き方などをテーマに講演を行なっている。最近では、エディンバラ国際フェスティバル、ラティテュード・フェスティバル、ロンドン・デザイン・フェスティバルに登場した。
ローマンは、アラン・ド・ボトンが編集したスクール・オブ・ライフの実用哲学シリーズの一冊、『仕事の不安がなくなる哲学』の著者である。また、The First Beautiful Game: Stories of Obsession in Real Tennisでスポーツが人生に与えるものについて書き、歴史家セオドア・ゼルディンと共同でGuide to an Unknown Universityも編集した。彼の著作は十カ国以上で翻訳され、感情移入のみに集中したブログwww.outrospection.orgは世界中のメディアに取り上げられている。
ローマンは熱狂的なテニスプレーヤーで、園芸家としても働き、家具作りに情熱を注いでいる。詳細はウェブサイトwww.romankrznaric.com.を参照されたい。
【訳者プロフィール】
横山啓明(よこやま・ひろあき)
1956年生。早稲田大学第一文学部演劇学科卒。英米文学翻訳家。主な訳書に、ミステリーのジョン・ダニング『愛書家の死』、マイケル バー=ゾウハー『ベルリン・コンスピラシー』、チャールズ・カミング『甦ったスパイ』、マーク・ヘンショウ『レッドセル』、ジョージ・P.ペレケーノス『変わらぬ哀しみは』、スティーヴ・キャヴァナー『弁護士の血』、ジョン・コラピント『無実』 、またノンフィクションにスティーヴン・ウォーカー『カウントダウン・ヒロシマ』( 以上早川書房)、ジュディ・ダットン『理系の子』(文藝春秋)、他多数。
加賀山卓朗(かがやま・たくろう)
1962年生。東京大学法学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書に、ディケンズ『オリヴァー・ツイスト』、『二都物語』(以上新潮社)、ジョン・ル・カレ『地下道の鳩』、グレアム・グリーン『ヒューマン・ファクター』、デニス・ルヘイン『夜に生きる』(以上早川書房)、マーカス・バッキンガム『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』(日本経済新聞出版社)、他多数。
ローマン・クルツナリック(Roman Krznaric)
文化思想家で、日々の暮らしの重大な問題について指導するロンドンのスクール・オブ・ライフの設立メンバー、教師である。オックスファムや国連などの組織に、感情移入と会話を使って社会を変えるよう助言し、イギリスの傑出したライフスタイルの哲学者のひとりとして、オブザーバー紙にも名前が挙げられた。
シドニーと香港で育ち、オックスフォード大学、ロンドン大学、エセックス大学で学んで、博士号を取得した。ケンブリッジ大学とシティ大学ロンドンで社会学と政治学を教え、中央アメリカで難民や現地の人々と人権活動に携わった。数年間、オックスフォード・ミューズ―個人的、専門的、文化的な生活において勇気と創意を刺激することをめざす前衛的組織―でプロジェクトの責任者を務めた。ふだんは公のイベントで感情移入、愛の歴史、仕事の未来、生き方などをテーマに講演を行なっている。最近では、エディンバラ国際フェスティバル、ラティテュード・フェスティバル、ロンドン・デザイン・フェスティバルに登場した。
ローマンは、アラン・ド・ボトンが編集したスクール・オブ・ライフの実用哲学シリーズの一冊、『仕事の不安がなくなる哲学』の著者である。また、The First Beautiful Game: Stories of Obsession in Real Tennisでスポーツが人生に与えるものについて書き、歴史家セオドア・ゼルディンと共同でGuide to an Unknown Universityも編集した。彼の著作は十カ国以上で翻訳され、感情移入のみに集中したブログwww.outrospection.orgは世界中のメディアに取り上げられている。
ローマンは熱狂的なテニスプレーヤーで、園芸家としても働き、家具作りに情熱を注いでいる。詳細はウェブサイトwww.romankrznaric.com.を参照されたい。
【訳者プロフィール】
横山啓明(よこやま・ひろあき)
1956年生。早稲田大学第一文学部演劇学科卒。英米文学翻訳家。主な訳書に、ミステリーのジョン・ダニング『愛書家の死』、マイケル バー=ゾウハー『ベルリン・コンスピラシー』、チャールズ・カミング『甦ったスパイ』、マーク・ヘンショウ『レッドセル』、ジョージ・P.ペレケーノス『変わらぬ哀しみは』、スティーヴ・キャヴァナー『弁護士の血』、ジョン・コラピント『無実』 、またノンフィクションにスティーヴン・ウォーカー『カウントダウン・ヒロシマ』( 以上早川書房)、ジュディ・ダットン『理系の子』(文藝春秋)、他多数。
加賀山卓朗(かがやま・たくろう)
1962年生。東京大学法学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書に、ディケンズ『オリヴァー・ツイスト』、『二都物語』(以上新潮社)、ジョン・ル・カレ『地下道の鳩』、グレアム・グリーン『ヒューマン・ファクター』、デニス・ルヘイン『夜に生きる』(以上早川書房)、マーカス・バッキンガム『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』(日本経済新聞出版社)、他多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クルツナリック,ローマン
文化思想家で、日々の暮らしの重大な問題について指導するロンドンのスクール・オブ・ライフの設立メンバー、教師。オックスファムや国連などの組織に、感情移入と会話を使って社会を変えるよう助言し、イギリスの傑出したライフスタイルの哲学者の1人として、オブザーバー紙にも名前が挙げられた。シドニーと香港で育ち、オックスフォード大学、ロンドン大学、エセックス大学で博士号を取得。ケンブリッジ大学とシティ大学ロンドンで社会学と政治学を教え、中央アメリカで難民や現地の人々と人権活動に携わった
横山/啓明
1956年生。早稲田大学第一文学部演劇学科卒。英米文学翻訳家
加賀山/卓朗
1962年生。東京大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
文化思想家で、日々の暮らしの重大な問題について指導するロンドンのスクール・オブ・ライフの設立メンバー、教師。オックスファムや国連などの組織に、感情移入と会話を使って社会を変えるよう助言し、イギリスの傑出したライフスタイルの哲学者の1人として、オブザーバー紙にも名前が挙げられた。シドニーと香港で育ち、オックスフォード大学、ロンドン大学、エセックス大学で博士号を取得。ケンブリッジ大学とシティ大学ロンドンで社会学と政治学を教え、中央アメリカで難民や現地の人々と人権活動に携わった
横山/啓明
1956年生。早稲田大学第一文学部演劇学科卒。英米文学翻訳家
加賀山/卓朗
1962年生。東京大学法学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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VINEメンバー
メインタイトル『生活の発見』と、一見するとかわいらしい表紙から「おばあちゃんの知恵袋?」と思ってしまう。が、副題のほうが内容を的確に表している。
現在西洋(日本も含めて)で当然のように思われている考え方は、歴史の中で生まれ、ここ百年ほどのもの、あるいは数十年程度であるものに気づかされる。
たとえば「愛について」
ギリシャ思想の中では愛は「エロス(性愛)」「フィリア(友愛)」「ルードゥス(遊び)」「プラグマ(成熟した愛・情愛)」「アガペー(無償の愛)」「フィラウティア(自己愛)」の六つに分類され、昔はそれをそれぞれ異なる人と満足させてきたが、現在ではすべてを一人の人で満足させようとしている、など。「愛」と一言にまとめてしまうと、夫婦間の「愛」が変化していくことに気づきにくいが、確かに実感として徐々に変わっていくことがわかる。
日本で訳されているためか、事例としてアジアのこと、小乗仏教や松尾芭蕉(彼の旅が「巡礼」というのは驚き!)にも言及されているので興味をもって読み進められる。
ここで改めて表紙を見てみると、「りんご=知恵の実」であることに納得。
普遍的と思ったものが実は歴史の中で育ってきたもの。それに気づいてほしいのだろうけれど、如何せんタイトルと表紙、中身にギャップが感じられるのが惜しい。西洋の思想の概観を理解することができる本。
現在西洋(日本も含めて)で当然のように思われている考え方は、歴史の中で生まれ、ここ百年ほどのもの、あるいは数十年程度であるものに気づかされる。
たとえば「愛について」
ギリシャ思想の中では愛は「エロス(性愛)」「フィリア(友愛)」「ルードゥス(遊び)」「プラグマ(成熟した愛・情愛)」「アガペー(無償の愛)」「フィラウティア(自己愛)」の六つに分類され、昔はそれをそれぞれ異なる人と満足させてきたが、現在ではすべてを一人の人で満足させようとしている、など。「愛」と一言にまとめてしまうと、夫婦間の「愛」が変化していくことに気づきにくいが、確かに実感として徐々に変わっていくことがわかる。
日本で訳されているためか、事例としてアジアのこと、小乗仏教や松尾芭蕉(彼の旅が「巡礼」というのは驚き!)にも言及されているので興味をもって読み進められる。
ここで改めて表紙を見てみると、「りんご=知恵の実」であることに納得。
普遍的と思ったものが実は歴史の中で育ってきたもの。それに気づいてほしいのだろうけれど、如何せんタイトルと表紙、中身にギャップが感じられるのが惜しい。西洋の思想の概観を理解することができる本。
VINEメンバー
この本は最高に面白いと思います。
愛、家族、感情移入、仕事、時間・・・などいろいろなテーマを
歴史から紐解き、筆者なりの解答を導き出しています。
最初のテーマは愛ですが、
愛には6つの形「エロス」「フィリア」「ルードゥス」「アガペー」「プラグマ」「フィラウティア」があり、
それぞれ歴史だけでなく、哲学者、小説や映画など多岐にわたって解説されています。
若きウェルテルの悩みや、高慢と偏見、デビアスダイアモンドのビジネス、
美容外科の傾向や、ウディ・アレン、コンスタンティン・ブランクーシの彫刻など
を同じ土俵に上げてくるのです。
どういう結論になるのかは読んでからのお楽しみとして、ここでは書きませんが、
これが面白く無くて何が面白いのかというくらい、毎日読むのが待ち遠しくなりました。
知らない知識はネットで検索しながら読むと知識もどんどん増えます。
どのテーマから読んでも楽しめます。
意外に他の人の評価が高くないのが不思議でしょうがない。本当に面白いです。
小説のネタや、ビジネスチャンスにもなる、誇張ではなく現代人の必読書といってもいいと思います。
愛、家族、感情移入、仕事、時間・・・などいろいろなテーマを
歴史から紐解き、筆者なりの解答を導き出しています。
最初のテーマは愛ですが、
愛には6つの形「エロス」「フィリア」「ルードゥス」「アガペー」「プラグマ」「フィラウティア」があり、
それぞれ歴史だけでなく、哲学者、小説や映画など多岐にわたって解説されています。
若きウェルテルの悩みや、高慢と偏見、デビアスダイアモンドのビジネス、
美容外科の傾向や、ウディ・アレン、コンスタンティン・ブランクーシの彫刻など
を同じ土俵に上げてくるのです。
どういう結論になるのかは読んでからのお楽しみとして、ここでは書きませんが、
これが面白く無くて何が面白いのかというくらい、毎日読むのが待ち遠しくなりました。
知らない知識はネットで検索しながら読むと知識もどんどん増えます。
どのテーマから読んでも楽しめます。
意外に他の人の評価が高くないのが不思議でしょうがない。本当に面白いです。
小説のネタや、ビジネスチャンスにもなる、誇張ではなく現代人の必読書といってもいいと思います。
2018年3月10日に日本でレビュー済み
本書は、人間が構成する要素を12に分け、歴史的アプローチから哲学というブレンドを混ぜて物語調に書かれたものです。
461ページという分量の多さに、哲学と歴史で人間の要素を取り上げているので、どうしても取っつきにくいです。
しかし、細かく分けて少しずつゆっくり読めば、人間の真理の世界に辿り着くことができると思います。
人間の真理の世界を知り、読書の体力を向上するには最適の本だと思います。
461ページという分量の多さに、哲学と歴史で人間の要素を取り上げているので、どうしても取っつきにくいです。
しかし、細かく分けて少しずつゆっくり読めば、人間の真理の世界に辿り着くことができると思います。
人間の真理の世界を知り、読書の体力を向上するには最適の本だと思います。
VINEメンバー
人生最大のテーマと言ってもいいかもしれない「人はいかに生きるべきか」ということについて、
歴史という視点から、12の切り口をもとに考える本。
分厚く文章も堅いので、正直とっつきにくいものの、興味深い内容で読み応えがあります。
現在まだ途中ですが、章によって、面白いと感じたり、そうでなかったりするのは、自分の興味に依るのかも。
とにかくカバーする範囲が広いので、浅く広くといった面もあるように思いますが、それはそれでいいのでしょう。
人間について一度、マクロの視点から考えてみることは、きっと意味のあることだと思います。
歴史という視点から、12の切り口をもとに考える本。
分厚く文章も堅いので、正直とっつきにくいものの、興味深い内容で読み応えがあります。
現在まだ途中ですが、章によって、面白いと感じたり、そうでなかったりするのは、自分の興味に依るのかも。
とにかくカバーする範囲が広いので、浅く広くといった面もあるように思いますが、それはそれでいいのでしょう。
人間について一度、マクロの視点から考えてみることは、きっと意味のあることだと思います。
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
イギリスの知識人らしい発想で人生や生活の各場面の意味を歴史から読み解こうとの試み。
良い人生を送るためには、その意味に思い悩むよりも、歴史の中にその意味は自ずと規定されていると説く。
一見堅苦しいトッピクスを軽快な文章と多くの事例で語るのでスイスイと読める。
人生に疲れた時に読むのには良い本です。
良い人生を送るためには、その意味に思い悩むよりも、歴史の中にその意味は自ずと規定されていると説く。
一見堅苦しいトッピクスを軽快な文章と多くの事例で語るのでスイスイと読める。
人生に疲れた時に読むのには良い本です。








