タイトルから想像していた内容よりも、意外と面白かったです。
内容をザックリまとめてしまうと、
生意気なお嬢様と、従順なAIの少女、
二人の肉体が入れ替わってしまい⁉ というような感じ。
「AIは感情を持てるか?」ということが主題なのかしら。
文章が非常に洗練されていて、スラスラ頭に入ってきます。
ただ、スラスラ入ってき過ぎて、引っ掛かりもないというのが正直なところ。
山場であるところの『璃々七の人格の消失』も、
何というか、あまりにもアッサリ解決しすぎて、えっ? それでいいの? という感じ。
個人的には、オチの部分でスッキリせず、モヤモヤしたまま唐突に終わってしまった印象です。
ただ、一話完結の物語としては、非常に高い水準の作品であることは間違いないので、
タイトルだけで敬遠するにはもったいないように思います。
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