バイオテクノロジーの第一人者が最新の遺伝子研究を通して、「生命」のすばらしさを語る。生命の暗号の解読、遺伝子の驚異的なはたらき、人のために生きることが遺伝子に与える影響などを述べる。97年刊の続編。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村上/和雄
1936年生まれ。筑波大学名誉教授。1963年京都大学大学院博士課程修了。同年米国オレゴン医科大学研究員。1976年バンダビルト大学医学部助教授。1978年筑波大学応用生物化学系教授となり、遺伝子の研究に取り組む。1983年高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に成功、世界的な業績として注目を集める。1994年より先端学際領域研究センター長を務めた。1996年日本学士院賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)