航空自衛隊から松下政経塾を経て参議院議員になった著者の、議員になるまでの生い立ちと議員になってから取り組んでいる事について書かれています。
伝統的かつ個性的な教育を受けて防衛大に入ったものの、憲法の単位がとれず留年するというお茶目な一面があるかと思えば、要撃管制官として配属されてからは、自衛隊という現場の想いが上(政治)に伝わらず、一自衛官ではどうにもならない事に切歯扼腕し、松下政経塾に入るときは上司に相談した所、逆に励まされています。しかし、そこから政界を目指す際に離婚という辛い経験もしているのです。ならばこそより一層、日本という国家の為に貢献する政治家になってくれるものと期待する次第です。
議員としては「国防こそ最大の福祉」として、国を守ると言う事(特に領土問題)に力を入れていますが、日本人の魂を守るとして「国の気風」「絆」「誇り」を守る事を書いています。
国会に初登院した時に、自衛隊や他の公務員にはある宣誓義務が国会議員にはない事を疑問視して、国会議員にも宣誓義務を課す事を提案していますが、まさにその通りです。周辺の国ではなく、日本の国家と国民の為に尽くす事を政治家は宣誓すべきです。
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