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生きるということ (講談社現代新書 299) 新書 – 1972/11


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新書, 1972/11
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商品の説明

内容紹介

この混迷の時代にあって生きるとは、人を愛するとは、どんな意味をもつのだろうか。苦闘の過去をもち、人生の悲しみを見つめてきた著者が、故郷の母のこと、わが子のこと、心に残る出来事などを通して、生きてあることの意味を自ら問い、静かに語りかける――。貴重な体験と透徹した作家の眼に裏打ちされた深い書である。

岩の上に生えた木――越前岬で奇妙を木をみた。それは波にあらわれた岩石の上に、あぐらをかいた1本の木であった。遠くだから何の木だかわからなかったが、実がなるとみえて、渡り鳥がいっぱいおりていた。岩の上に生える木は、人間よりも美しい生きものである。鳥がウンチの中に入れてひり落したタネが岩にへばりつき、そのタネにまぶりついた海藻や、いろいろな小動物がその芽のために土となって死んだのである。その死を、芽は栄養にして、岩の裂け目にはえ、とうとう10年後にメロンの肌のように、その岩をまいた。石は樹にとって栄養であった。この岩石をとりのぞけば樹は死ぬだろう。樹は北海の果ての波かぶる岩の上で子孫に根をゆずって生きるのである。鳥が訪ねてきて、花や実をついばんでゆく姿は、生々輪廻の神秘を考えさせる。私の心は深くこの本に打たれた。――本書より

著者について

1919年福井県生まれ。花園中学卒。作家。『雁の寺』で直木賞受賞。『霧と影』『飢餓海峡』『五番町夕霧楼』『北国の女の物語』(吉川英治文学賞)など多くの小説作品がある。そのほか伝記文学に『宇野浩二伝』(菊池寛賞)、『一休』(谷崎潤一郎賞)――中央公論社――がある。


登録情報

  • 新書: 207ページ
  • 出版社: 講談社 (1972/11)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4061156993
  • ISBN-13: 978-4061156999
  • 発売日: 1972/11
  • 梱包サイズ: 17.4 x 10.8 x 1.2 cm
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