貂々さんの既刊を大体読んでいると最初の30ページくらいはパラパラいってしまいます。(逆にこの本から入る人も大丈夫だと思う、わりと丁寧な前置き)
140ページくらいしか無い本で30ページも飛ばせてしまうのはどうなのかなぁ…と不安に読み進めましたが、そこからはいつも通りじっくり読めました。
今回の本は今までのような「あるある!」的な共感の本ではなく、「へー、そうなんだ」と知らない事を教えてくれてる教科書のような本でした。
当事者研究って何?べてる?そーね?
貂々さんはかなり丁寧にまとめてくださっていますが、それでも全てはわかりません。それは本にも書いてある通りで、「経験しないとわからない」なんじゃないかなぁと感じました。
あと、読み手のテンションもあると思います。今はわからなくても、ある日パラッと読み返したらわかるかもしれない、また違う受け取り方ができるかもしれない、そう感じさせるまさに「教科書のような本」だと私は感じました。
最後の48わせ研究会は読んでてうるうるしました…素敵です。私もこんな風に感じれるようになりたいなぁ、なれるかなぁと心が温まる終わりでした。
いつも通り何度も読み返したくなる、素晴らしい本でした。私も毎日小さなシアワセを探すところから始めてみます。
ありがとうございました。
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