ディシプリンという枠を超えて考えることについて述べた本
英国マンチェスター大学教授が示す知識についての本
著者は知的生産の方法が根本的に異なってきていることをモードという
考え方を基に述べています。
従来の考え方、つまりディシプリンの内部論理で研究方向、考え方が
決まることをモード1と規定し、ディシプリンに縛られない解放された
考え方をモード2と規定しています。
モードの考え方を基に色々な知的生産について述べている本です。
普通の本と異なり訳者の解説が最初についており、びっくりするのですが
解説に述べられているようにとても難しい内容の本です。
しかし、この考え方で色々な現象が説明可能なことを考えると
理解するに値する内容ではないかと考えます。
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現代社会と知の創造―モード論とは何か (丸善ライブラリー) 新書 – 1997/8/1
ここ数年、科学技術と社会の相互関係の再考を求める事件・事故が相次いでいる。科学技術と社会との関連性を新しいコンセプト「モード」を導入することで総合的観点から考察。 ; サリン事件、薬害エイズ問題などの事件・事故が相次ぐなかで、科学技術と社会の関係はどうあるべきなのか。新しいコンセプト「モード」を導入することによって総合的に考えてゆく。〈ソフトカバー〉
- 本の長さ293ページ
- 言語日本語
- 出版社丸善
- 発売日1997/8/1
- ISBN-104621052411
- ISBN-13978-4621052419
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ここ数年、サリン事件、薬害エイズ問題など、科学技術と社会の相互関係の再考を求める事件・事故が相次いでいる。そして、科学技術は社会から孤立するのではなく、企業活動、教育、環境問題など、さまざまな社会活動と密接な関係を持つべきであるという市民からの期待が高まっている。科学技術は社会との関連においてどのような姿であるべきか。また科学技術を含む知的な生産活動のスタイルはどうあるべきか。本書では、新しいコンセプト『モード』を導入することで総合的観点から考えてゆく。
内容(「MARC」データベースより)
サリン事件、薬害エイズ問題などの事件・事故が相次ぐなかで、科学技術と社会の関係はどうあるべきなのか。新しいコンセプト「モード」を導入することによって総合的に考えてゆく。
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2013年5月26日に日本でレビュー済み
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各種要素が複雑に複合的に影響しあって生じる、現在社会が多く抱えるようになった構造的な問題には、全体論的、目的論的なアプローチをもって解決を図る必要がある。
わが国の大学でなお硬直的に進められている個別要素を細分化しながら物事の真理に迫ろうとする、いわゆる「要素還元主義」的な科学の進め方へこだわり過ぎる姿勢が、こうした社会の構造的な問題をこじらせて問題の解決を一層難しくしている意味がある。関連要素をつなぎ、問題解決へのゴールにバランスをもったアプローチをすることにより必要な関連知識を生み出していくとする、第2の思考様式による科学の必要性が、現在社会においてますます高まっている。
こうした私たちがこれまで漠として当たり前のように受け入れてきた現在科学において主流となっている思考様式の欠陥を指摘し、新たな視点による科学の重要性を説いている。観念上で論理の実証を展開しようとする内容であり読みづらい文章になっている点は星一つマイナスとしたが、ぜひ多くの方に読んでいただき、新たな思考様式による科学の重要さを一度考えていただきたい書である。
わが国の大学でなお硬直的に進められている個別要素を細分化しながら物事の真理に迫ろうとする、いわゆる「要素還元主義」的な科学の進め方へこだわり過ぎる姿勢が、こうした社会の構造的な問題をこじらせて問題の解決を一層難しくしている意味がある。関連要素をつなぎ、問題解決へのゴールにバランスをもったアプローチをすることにより必要な関連知識を生み出していくとする、第2の思考様式による科学の必要性が、現在社会においてますます高まっている。
こうした私たちがこれまで漠として当たり前のように受け入れてきた現在科学において主流となっている思考様式の欠陥を指摘し、新たな視点による科学の重要性を説いている。観念上で論理の実証を展開しようとする内容であり読みづらい文章になっている点は星一つマイナスとしたが、ぜひ多くの方に読んでいただき、新たな思考様式による科学の重要さを一度考えていただきたい書である。