内容紹介
その昔、この地球上でどこかの誰かが『神は死んだ』と言った。
そう、それはもう私たちにとって、じゅうぶん”遠い昔”の話。
高層ビルの上にも、研究施設の中にも、はたまたネット空間や
スターバックスにも、もはや神なんてどこにも見出せない。
――でも、本当にそうなのだろうか?
物質主義の全盛、精神文明の大いなる退廃期にあって、だからこそ今、
誰かがこう、はっきり言うのだとしたら?
『神は死んだのではない』
『私たちは世界の全てを、理解したわけではない』
そうだ、むしろきっと、その逆なのだ。
私たちはただ単に、これまでにわかったほんの一部の宇宙の知識だけで
頭が一杯になって、他に何も想像できなくなってしまっただけ、なのではないだろうか?
霊性、神との繋がりと言っても良いようなもの、その流れは
今なお細々とではあるが、この現代社会にも確かに息づいている。
きっとまだ、神は生きているのだ。高層ビルの上に、研究施設の試験管の中に、
ネット空間に、そしてもちろん、スターバックスやマクドナルドの店内にも――
ほんの数十ページ、簡素完結な10のテーマで綴るこの一冊を、この時代、
深い眠りに落ちている私たちの霊的感性を揺さぶり目覚めさせるための、
ささやかな切欠として捧げたい。
■著者情報
田辺 出 (たなべ いづる)
1986年生まれ。今時珍しい宗教家で、元納棺師。
香川県にて心理/葬祭サービスの”夜ルコト心理ワークス”を主催。
専門は人間性心理学、死生学、QOLなど。
そう、それはもう私たちにとって、じゅうぶん”遠い昔”の話。
高層ビルの上にも、研究施設の中にも、はたまたネット空間や
スターバックスにも、もはや神なんてどこにも見出せない。
――でも、本当にそうなのだろうか?
物質主義の全盛、精神文明の大いなる退廃期にあって、だからこそ今、
誰かがこう、はっきり言うのだとしたら?
『神は死んだのではない』
『私たちは世界の全てを、理解したわけではない』
そうだ、むしろきっと、その逆なのだ。
私たちはただ単に、これまでにわかったほんの一部の宇宙の知識だけで
頭が一杯になって、他に何も想像できなくなってしまっただけ、なのではないだろうか?
霊性、神との繋がりと言っても良いようなもの、その流れは
今なお細々とではあるが、この現代社会にも確かに息づいている。
きっとまだ、神は生きているのだ。高層ビルの上に、研究施設の試験管の中に、
ネット空間に、そしてもちろん、スターバックスやマクドナルドの店内にも――
ほんの数十ページ、簡素完結な10のテーマで綴るこの一冊を、この時代、
深い眠りに落ちている私たちの霊的感性を揺さぶり目覚めさせるための、
ささやかな切欠として捧げたい。
■著者情報
田辺 出 (たなべ いづる)
1986年生まれ。今時珍しい宗教家で、元納棺師。
香川県にて心理/葬祭サービスの”夜ルコト心理ワークス”を主催。
専門は人間性心理学、死生学、QOLなど。