内容(「キネマ旬報社」データベースより)
2002年同時上映され、日本映画興収No.1を記録した、スタジオジブリ作品2作品をパッケージ化。猫を助けた女子高生の冒険をファンタジックに描いた『猫の恩返し』と、架空のアニメ制作会社を舞台にしたショートストーリー『ギブリーズ episode2』を収録。
内容(「Oricon」データベースより)
トラックに轢かれそうになった猫を助けた少女が猫から恩返しを受ける「猫の恩返し」と、架空のアニメーション制作会社の日常を綴ったコメディー「ギブリーズ episode 2」の2作品を収録。
レビュー
“ジブリがいっぱいCOLLECTION”は、DVDプレーヤーを持っている人にとって、買って当然の定番商品化している気がする。いくら宮崎駿監督作品でなくたって、2作品を収めるカップリングとくればお得感もあって、高セールスに違いなし。\その2作品とは、動員数552万人を記録した『猫の恩返し』と『ギブリーズepisode2』。前者は95年のヒット作『耳をすませば』の姉妹編で、宮崎駿に指名されたジブリの新鋭、森田宏幸の監督デビュー作だ。ネコの世界に連れ去られ、ネコにされかける女子高生、ハルの冒険記。『耳をすませば』にすっかりやられ、中学生のようにときめいてしまった小生にとっては、ちょいと物足りない感じがしてしまった。それでも不器用な女子高生がいろんな体験を通し、現実世界で元気に生きていこうとする展開は好感度満点。明るくて、気取りがなくて、単純に楽しめる。一方、『ギブリーズepisode2』は2000年にテレビ放送された特番アニメ『ギブリーズ』の続編。架空のアニメ製作会社、スタジオギブリで働く普通の人々の日常を描き出す短編集だ。2つのショート・ストーリーと4つのショートショートから構成されるが、特にショート・ストーリーの出来は抜群。“カレー編”の超激辛カレーの描写にド肝を抜かれ、“初恋編”の切ない語り口に胸を打たれるに違いない。\さて映像特典だが、こちらもカップリングDVDだけに楽しみも2倍。ジブリ恒例の絵コンテや予告編集、『猫の恩返し』誕生物語など内容盛り沢山となっている。その中でイチ押しは『ギブリーズepisode2』のデジタル技術解説である。必見の特撮シーンをピックアップし、そのメイキングを細分化した映像で見せ、さらにオーディオ解説を併録しているので、シロートでも非常にわかりやすいのだ。“カレー編”の手の込んだ作りに思わず大興奮&大感激してしまったぞ! (米田由美) --- 2003年09月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
監督: 宮崎駿/森田宏幸/百瀬義行 原作: 柊あおい 声の出演: 池脇千鶴/袴田吉彦/丹波哲郎/西村雅彦/鈴木京香
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)