第一級の冒険小説です。
冒険小説の法則?通り最悪の状態から、盛り返します。また、ミステリー要素も含んでいます。
丁寧に物語を書かれています。それがくどくないのも読みやすいです。
登場人物の描写、かかわりあいなど十分に書かれています。とにかく読めてよかったと思っています。
山と雪の中で繰り広げられる物語として、古典のボブ・ラングレーの「北壁の死闘」、最近のハンス=オットー・マイスナーの「アラスカ戦線」と肩を並べるくらいの本です。
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狼は瞑らない (ハルキ文庫) 文庫 – 2003/11/1
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- 本の長さ503ページ
- 言語日本語
- 出版社角川春樹事務所
- 発売日2003/11/1
- ISBN-104758430780
- ISBN-13978-4758430784
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
佐伯鷹志は、かつて警視庁警備部警備課に在籍し、SPとして、政治家の警護をしていたエリート警察官だった。いまは一線を退き、北アルプスと立山連峰に挟まれた広大な山岳地帯で遭難者を救助する、山岳警備隊の隊員である。その佐伯を狙う謎の暗殺者集団。彼らは、警察と政界の闇を知りすぎた佐伯を消すために送り込まれた“掃除屋”だった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
樋口/明雄
1960年山口県生まれ。南アルプスの麓で、釣りと野良仕事のかたわら、冒険小説の執筆にいそしむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1960年山口県生まれ。南アルプスの麓で、釣りと野良仕事のかたわら、冒険小説の執筆にいそしむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 角川春樹事務所 (2003/11/1)
- 発売日 : 2003/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 503ページ
- ISBN-10 : 4758430780
- ISBN-13 : 978-4758430784
- Amazon 売れ筋ランキング: - 413,189位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 666位ハルキ文庫
- - 9,139位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 13,219位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年山口県岩国市生まれ。
明治学院大学法学部卒。雑誌記者、フリーライターなどを経て作家に。
山梨県北杜市在住。
97年『頭弾』(講談社)にて、本格冒険小説の書き手として注目される。さらに『狼は瞑らない』『光の山脈』『クライム(男たちの十字架)』(角川春樹事務所)など、山岳冒険小説のジャンルでも活躍。
野生鳥獣保全管理官とベアドッグの活躍を描いた『約束の地』(光文社)で、第27回日本冒険小説協会大賞および第12回大藪春彦賞をダブル受賞。2013年、文庫版『ミッドナイト・ラン!』が、第2回エキナカ書店大賞を受賞。
南アルプス山系を舞台に、山岳救助犬とそのハンドラーである若い女性警察官の活躍を描いた『天空の犬』『ハルカの空』(徳間書店)に始まる『南アルプス山岳救助隊K-9』シリーズが代表作。
小説執筆の傍ら、八ヶ岳、南アルプスのエリアにて、野生鳥獣保全管理活動にも参加。有害鳥獣対策犬のハンドラーとしての資格を持ち、愛犬とともに地域活動に従事。
趣味はトレッキング、渓流釣り、焚火。
山梨県自然監視員。空手初段。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
20 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年8月3日に日本でレビュー済み
主人公が狙われる陰謀の設定にやや無理が感じられたものの,それを補って余りある登場人物一人ひとりのキャラクター造型でグイグイ読ませる山岳冒険小説の秀作。
自らの生命をかけて,見ず知らずの遭難者の救助に向かう山岳警備隊のスゴさ。そして,そんな彼らを寄せ付けない大自然の圧倒的なパワー。そのディテールを「これでもか!」というほど徹底的に書き込み,見事なまでの臨場感を演出している。これは是非,実際に読んで体感して下さい。
それにしても,この臨場感と熱い男達を描き出す筆力の達者ぶり。かえすがえすも,中途半端な陰謀設定が惜しい!
自らの生命をかけて,見ず知らずの遭難者の救助に向かう山岳警備隊のスゴさ。そして,そんな彼らを寄せ付けない大自然の圧倒的なパワー。そのディテールを「これでもか!」というほど徹底的に書き込み,見事なまでの臨場感を演出している。これは是非,実際に読んで体感して下さい。
それにしても,この臨場感と熱い男達を描き出す筆力の達者ぶり。かえすがえすも,中途半端な陰謀設定が惜しい!
2001年4月27日に日本でレビュー済み
物語は雪山を舞台に男達の戦いを描いた作品。主人公が狙われているのは、汚職に染まっている現総理の過去を知りすぎたためで、そのため命を狙われることに。次々に悪天候の雪山で危機があり、興奮のラストまで一気に読み進みます。迫力もあり、スピード感もある作品ではありますが、山中の様子は詳しいものの、銃撃戦がアッサリ描かれていた欠点はありますが、主人公の過去と見えない敵との戦いには興奮と感動が味わえます。約450ページの分厚い作品でしたが、一気に読み終える程の面白さがあります。
殿堂入り
元SPの主人公は、護衛していた大物政治家の秘密を知って命を狙われ、重症を負う。SPを辞め、故郷に近い北アルプスの山岳警備隊員になった主人公に、大物政治家の魔の手がのびる。
前半は、山岳での遭難救助が中心。映画で見るような過酷な条件での救助を楽しむことができます。後半は、盛り上がってきます。二重、三重にはりめぐらされた罠、誰が味方で、誰が敵なのか?銃弾をかい潜り、主人公が北アルプスを疾走します。
筋は単純ですが、主人公以上に、「いろいろ、かかえた」多くの脇役も活躍します。いろいろな人物も楽しめる本でした。
前半は、山岳での遭難救助が中心。映画で見るような過酷な条件での救助を楽しむことができます。後半は、盛り上がってきます。二重、三重にはりめぐらされた罠、誰が味方で、誰が敵なのか?銃弾をかい潜り、主人公が北アルプスを疾走します。
筋は単純ですが、主人公以上に、「いろいろ、かかえた」多くの脇役も活躍します。いろいろな人物も楽しめる本でした。