実話の事件が題材。
3人で銀行強盗に入るが、1人はビビッてすぐに脱落。グダグダなスタート。
強奪予定だったお金は銀行になく、目的も果たせぬまま、周りは包囲される。
仕方なく人質をとり、銀行に籠城し、交渉し脱出を目指す、そんなストーリー。
個人的に大好きなポイントは2点。
①犯罪者との銀行員との絆が次第に形成されていく様子
※よくいうストックホルム症候群ですね
②主人公ソニーに次第に共感し、応援したくなってくる
①については皆さん書いてますし割愛、②について言及します。
銀行強盗というとどこか遠い存在の極悪の人間がしているイメージ。
ただ物語が進むと主人公ソニーの人となりが明らかになり、身近に感じるようになる。
・元銀行員
・ベトナム帰還兵
・ゲイであり現在の妻(男性)への思い
・前の妻(女性)や家族とのかかわり
物語が進むと次第に共感し、彼の本来の優しい性格が好ましく感じる。
あぁこんなに周りに自分のことしか考えない人ばかりだと病むよなぁ。
戦争帰りで、ゲイでマイノリティかぁ苦労してそうだなぁ。
周りの人もひどい!
特に前の妻、終始自分のことしか話しません。(実のお母さんもそういう人でした笑)
前妻と電話で話すシーン、一方的にまくしたてる前妻に一言優しい言葉をかけたソニー。
前妻が言った「うれしいわ それが愛ってものよ」へのソニーの返しが強烈でした。
「愛だと?愛してるなら なぜここへ来ない?言え 愛ってなんだ」
答えず、また一方的にまくしたてる前妻にやれやれと電話を切る。
今まで愛を求められてばかりで、与えてくれる人が周りで少なかったと同情しました
反面遺言のシーンでは、元妻への愛を語るシーンは哀しくも優しさに心打たれました。
主人公ソニーは心から愛が欲しかったのでしょう。そして求めた結果、凶行に走った。
映画は大ヒットし、収益で強盗の目的であった妻の性転換手術費用にあてられたそう。
残念ながら、その妻とも別れたそうです。このへんも現実なのでリアルで哀しいですね。
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