購入前にレビューを見てわかりやすかったなど書いてあったので、購入してみました。
『ど』のつくプログラミングの初心者なので、もっとわかりやすく説明があるとよかったと思います。
分かるところもありましたが、理解することが私には難しかったです。
なので途中で中折れしてしまいました。
次に『プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門』を読み始めたのですが、
こちらの方がわかりやすい表現で、コードも一つ一つが短かったのでわかりやすかったです。
もしプログラミング初心者で国語の弱い方は、『プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門』を先に
読むことをおすすめします。
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独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで (日本語) 単行本 – 2018/2/24
-
本の長さ322ページ
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言語日本語
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出版社日経BP
-
発売日2018/2/24
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ISBN-104822292274
-
ISBN-13978-4822292270
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商品の説明
出版社からのコメント
米アマゾンで絶賛されている「The Self-Taught Programmer: The Definitive Guide to Programming Professionally 」の邦訳がいよいよ登場。日本のPython界の第一人者による翻訳でお届けします。
内容(「BOOK」データベースより)
オブジェクト指向、シェル、正規表現、パッケージ管理、バージョン管理、データ構造、アルゴリズム、仕事の見つけ方・やり方。Python言語の基本から仕事のやり方まで、プログラマーとして働くために必要な知識・ノウハウが1冊で丸わかり。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アルソフ,コーリー
米クレムソン大学で政治学を専攻、卒業後にシリコンバレーに住みながら独学でプログラミングを身に付ける。一年後にeBayのソフトウェア・エンジニアとして就職。その後、シリコンバレーにて複数のスタートアップに参画し、主にフルスタック・エンジニアとして活躍
清水川/貴之
株式会社ビープラウド所属、一般社団法人PyConJP会計理事。オープンソースのPython製ドキュメンテーションツールSphinxのコミッター。Python mini hack‐a‐thonやSphinx‐Users.jpの運営の1人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
米クレムソン大学で政治学を専攻、卒業後にシリコンバレーに住みながら独学でプログラミングを身に付ける。一年後にeBayのソフトウェア・エンジニアとして就職。その後、シリコンバレーにて複数のスタートアップに参画し、主にフルスタック・エンジニアとして活躍
清水川/貴之
株式会社ビープラウド所属、一般社団法人PyConJP会計理事。オープンソースのPython製ドキュメンテーションツールSphinxのコミッター。Python mini hack‐a‐thonやSphinx‐Users.jpの運営の1人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2018/2/24)
- 発売日 : 2018/2/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 322ページ
- ISBN-10 : 4822292274
- ISBN-13 : 978-4822292270
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 1,226位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1位ゲームプログラミング
- - 3位モバイルプログラミング
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- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2018年12月27日に日本でレビュー済み
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251人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
独習者にはお勧めします。
欠点はこのほんに書かれている、URLは使えません。
URL短縮サイト経由しています。
蛇足ですが・・・・
Linux環境で$ Python3でインタープリンターは起動できる
エディターにviをつかえうとき。$ vi ファイル名.py
とすれば pythonモードになります。
例題はファイル名.py とし保存。
$ python3 ./ファイル名.py
ただ巻末の参考資料は使えます!
Windows10でLinux環境を使う一番の手軽な方法は
Windows Subsystem For Linuxを有効にすることでしょう。
これでUbuntが使えます。
「WSL機能を有効にする」で検索すれば・・・・
私の場合
Windows10の C:は自動でマウントされていました。
$ ls /mntで確認してください。
欠点はこのほんに書かれている、URLは使えません。
URL短縮サイト経由しています。
蛇足ですが・・・・
Linux環境で$ Python3でインタープリンターは起動できる
エディターにviをつかえうとき。$ vi ファイル名.py
とすれば pythonモードになります。
例題はファイル名.py とし保存。
$ python3 ./ファイル名.py
ただ巻末の参考資料は使えます!
Windows10でLinux環境を使う一番の手軽な方法は
Windows Subsystem For Linuxを有効にすることでしょう。
これでUbuntが使えます。
「WSL機能を有効にする」で検索すれば・・・・
私の場合
Windows10の C:は自動でマウントされていました。
$ ls /mntで確認してください。
2018年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他言語で中級以上を自負している場合は1部1章から2部15章まで知っていることばかりかもしれない。
3部16章から4部22章まではBash,Gitの話し、5部23章から27章までは継続的に勉強しましょうねと心構えの話し。
全体的に学生が初めてプログラミングに触れることを想定した書籍で、パッケージの作り方やpythonファイルをインポートして使用するなどの突っ込んだ話しには触れないため、pythonについて知りたいと思っている人には向きません。
3部16章から4部22章まではBash,Gitの話し、5部23章から27章までは継続的に勉強しましょうねと心構えの話し。
全体的に学生が初めてプログラミングに触れることを想定した書籍で、パッケージの作り方やpythonファイルをインポートして使用するなどの突っ込んだ話しには触れないため、pythonについて知りたいと思っている人には向きません。
2020年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も専攻が情報出身でなく、独学でフルスタックエンジニアになった口(でも著者と違って大した事ない会社の大した事ないエンジニア)なので、優れた独学者がどうやって勉強しているのか気になって読んでみました。
著者のコーリー・アルソフさんは、大学で政治学を専攻し、他の専攻として、コンピュータサイエンスも考えて、プログラミング入門講座を履修してみたものの、難しくて挫折した経験があったそうです。
しかしながら、大学を出て、1年でプログラミングを独学で学び、eBayに入社して、フルスタック(開発からテスト、導入、保守、運用まで何でもこなす)プログラマになった上、ご自身の学びをシェアする本を書いて、しかもこれだけベストセラーになってしまうのだから、本当にすごい事だと思います。
対象読者は、プロのソフトウェアエンジニア、プログラマになりたい方。
著者によれば、この本は、完全なIT初心者向けではないです。
(Windows、Mac、Linux系のどれか1つのシステムはある程度使えて、インターネットに繋ぐ、検索して調べる、コマンドプロンプトやシェル、ターミナル、テキストエディタなどを調べなくてもある程度使える程度はないと難しい。)
また、pythonの入門本でもありません。(原著のタイトルにはpythonの文言はない事が、訳者あとがきでも触れられている。)
(そうは言うものの、pythonに関する部分が前本の半分以上を占めます。理由は後ほど説明します。)
全体的に、個人的体験や学びを抽象化して、ご自身の学びをアウトプットした、noteやQuiitaみたいなカジュアルな感じになっています。
(独学で、python学んでプロのプログラマになってみた、という感じ)
プロのベテラン的視点で、プログラマ業界のロードマップをしたものではないですが、その点は逆に独学プログラマ的な視点が面白い本です。
この本の目標は、プロのプログラマになる際に必要な情報、技術について、全体像、道筋を得ることです。
もちろん、一言でプログラマと言っても、色々な言語や技術がありますし、フロント、バックエンド、テスト、フルスタックなど、立場も色々あるので、全部を説明している訳ではありません。
この本の最初から半分までのページでは、プログラマに必須のスキル、言語の習得として、プログラミング言語の1つ、pythonを取り上げて、オブジェクト指向プログラミングはどんな感じなのかというのを説明しています。
後半は、ツールや面接やチームでの仕事、勉強に関して記載されています。
言語として、この本でpythonを取り上げた理由は、初心者にも比較的分かりやすく、上級者にも人気(従って、2018年出版時点から数年は、プログラマとして成長する過程で不要になり難い言語)で、オブジェクト指向を学べて、需要が高いからだそうです。(StackOverFlowというエンジニア向け人気サイトのアンケートでも常にpythonは人気上位の言語)
言語選択に、pythonを選んだのは、非常に理に適っていると思いました。
重要言語のマップ(各言語の派生図、関連図、年表、特徴、利点、欠点)や、プログラマ業界の簡単な全体像があれば、さらに助けになるかもしれません。
この本のコンセプトが素晴らしい点は、プロのプログラマの入口まで行く道筋を、全体像を描いた上で、見通しよく、学ぶ対象を最初に掴んでおく、という事ができる点です。
道筋が見通せると、学習対象が明確になり、学習計画が立てやすくなります。
独学ではこの視点がとても重要になると思います。(学校はカリキュラムがあり、手取り足取り導いてくれますが、独学は、羅針盤が自身なので)
そういう意味で、まさに、独学プログラマに向けての本です。
5部構成(日本語版は6部構成)になっていて、以下の内容になっています。
1部: プログラミング入門としてpythonの初歩
2部: オブジェクト指向プログラミングの初歩
3部: ツール、正規表現、pip(プログラムなどのインストールや管理に使う)、バージョン管理(SVN、Git、GitHub)の初歩
4部: データ構造、アルゴリズムの初歩
5部: プログラミングのベストプラクティス、仕事を得るヒント、次のステップなど
6部: 補章として、著者が独学プログラマなので、それに起因するコードに関する問題点の補講、学習リソースのリスト
全体を通しての感想ですが、個人の読書目的やスキル習熟度によって、当然感想は変わるので、あくまで個人的意見ですが、私はとても良い本だと思いましたし、どうしても独学で(こう書くのは、やっぱり完全に独学でプロになるのは、よほど地頭が良いか、適正があるかでないと非効率的だからですが)、プログラマになりたい方がいて、pythonに興味がある方や、プログラマはどういった事を勉強するのかについて雰囲気を知りたい方に、オススメです。(価格が、ちょっとした技術書並に高いので、1300円以下なら、もっと気軽におススメ出来るのですが)
この本の前半半分である、python、オブジェクト指向プログラミングに関しては、手を動かしてプログラミングする、簡単なアプリを作るというアプローチで学ぶ実践主体の本と、コーディングの座学的なチュートリアル本とのちょうど中間だと思いました。
オブジェクト指向の部分の説明は、オブジェクト指向の設計思想的な部分、抽象的に考える意味についての説明が、変数のスコープと状態の持たせ方に対する問題点解決いう視点からの説明になっていて、この部分は、他のプログラミング言語の設計スタンスとの違いが分かるという点では良いと思うのですが、この本の読者層であるプログラミング独学の初心者には、そもそも言語設計のメタ視点がどうしても欠けがちなので、少し説明がわかり難かったり、重要な説明が不足していたりする気がします。
特に、オブジェクト、クラス、インスタンスの基本的用語が循環的用語説明になっているのは、少し気になりました。
しかし、本書はあくまでとっかかりであるので、この辺りは、この本ではあくまで紹介程度と考えて、独学者なら自分でどんどん勉強していくので問題ないかと思います。
オブジェクト指向に関しては、『Javaの絵本』、『オブジェクト指向でなぜ作るのか』などの本が、初心者には、明解にそれぞれの意味がよく分かって、設計思想も分かってオススメかもしれないです。
もっと詳しく知りたい方は、プログラミング言語、設計の変遷を見ていくと、オブジェクト指向が何かとか、どうしてそうするかなどの理由が良く分かるかと思います。
あとは、コードの書き方とかデータ構造やオブジェクト指向プログラミングのコーディング方法などで若干補足が要る部分は、日本語バージョンでは、補足としてのコードレビューが書かれていて、とても親切で良いです。
著者のコーリーさんは、本当に行動力、学習力、問題解決能力が高くてすごいと思います。
皆が皆コーリーさんのように独学でプロのプログラマになれる訳ではないし、プロのプログラマへの入り口に立つのは、この本だけでは難しいですが、この本に勇気や励ましをもらえるし、問題解決へのアプローチの仕方など、たくさん学ぶことがあり、素晴らしい本です。
今後もこうした、ある分野を独学し、プロの入口に立つまでの全体像を掴むような企画の本があれば、読んでみたいです。(どの分野でも、独学を考えていないのか、学習の羅針盤になるようなメタ視点がある本が少ないので、こういう本をシリーズ化してくれないかなぁ)
この本以外に、プログラマ向けの学習本(技術内容というより、メタ視点から書かれた本)で自分が読んで良かったと思う本は、以下です。(下記上から2つはオライリー出版、3つ目は毎日コミュニケーションズ出版。)
Andy Huntさんの『リファクタリング・ウエットウェア』: 達人プログラマから見た、プログラミングの学習方法、思考法が書かれています。日本文化に親和性が高いと思います。右脳、左脳的な話が出てきます。
Thomas A. Limoncelli さんの『エンジニアのための時間管理術』: 集中時間の確保の仕方、仕事の進め方(SA向けで、内容は古いですが、参考になりました)
Pete Goodliffeさん(Ruby言語を開発した、まつもとゆきひろさん監訳)の、『コードクラフト』: 現実の世界で現実的により良いコードを書く技法、他のプログラマと協力する方法など。良いプログラミングは態度、姿勢から。プロのプログラマの良いアプローチを知るのに良い本。(700ページ弱ある。でも面白いので意外に時間かからない)。『独学プログラマ』を読んで、コーディングにも慣れ、もっと上級者になるにはどうしたら良いかや、チームでやっていくコツや、設計や運用、保守をコーディング段階から考える際の参考になるかと思います。
以下、独学でプログラマになりたい初心者に、無理せず読める本として、参考になるかもしれない本をあげます。
プログラムが動く仕組みは、『プログラムはなぜ動くのか』(日経BP社)
運用保守に関しては、『システムはなぜダウンするのか』(日経BP社)
その他、日本語訳は、コーディングの補講や註釈がしてある点、日本向けに解説されている点もとても素晴らしかったです。
最後に、本が良かったので、つい長文レビューになった事をお詫びします。(読む人いるか謎だけど、自己満足ですみません。)
著者のコーリー・アルソフさんは、大学で政治学を専攻し、他の専攻として、コンピュータサイエンスも考えて、プログラミング入門講座を履修してみたものの、難しくて挫折した経験があったそうです。
しかしながら、大学を出て、1年でプログラミングを独学で学び、eBayに入社して、フルスタック(開発からテスト、導入、保守、運用まで何でもこなす)プログラマになった上、ご自身の学びをシェアする本を書いて、しかもこれだけベストセラーになってしまうのだから、本当にすごい事だと思います。
対象読者は、プロのソフトウェアエンジニア、プログラマになりたい方。
著者によれば、この本は、完全なIT初心者向けではないです。
(Windows、Mac、Linux系のどれか1つのシステムはある程度使えて、インターネットに繋ぐ、検索して調べる、コマンドプロンプトやシェル、ターミナル、テキストエディタなどを調べなくてもある程度使える程度はないと難しい。)
また、pythonの入門本でもありません。(原著のタイトルにはpythonの文言はない事が、訳者あとがきでも触れられている。)
(そうは言うものの、pythonに関する部分が前本の半分以上を占めます。理由は後ほど説明します。)
全体的に、個人的体験や学びを抽象化して、ご自身の学びをアウトプットした、noteやQuiitaみたいなカジュアルな感じになっています。
(独学で、python学んでプロのプログラマになってみた、という感じ)
プロのベテラン的視点で、プログラマ業界のロードマップをしたものではないですが、その点は逆に独学プログラマ的な視点が面白い本です。
この本の目標は、プロのプログラマになる際に必要な情報、技術について、全体像、道筋を得ることです。
もちろん、一言でプログラマと言っても、色々な言語や技術がありますし、フロント、バックエンド、テスト、フルスタックなど、立場も色々あるので、全部を説明している訳ではありません。
この本の最初から半分までのページでは、プログラマに必須のスキル、言語の習得として、プログラミング言語の1つ、pythonを取り上げて、オブジェクト指向プログラミングはどんな感じなのかというのを説明しています。
後半は、ツールや面接やチームでの仕事、勉強に関して記載されています。
言語として、この本でpythonを取り上げた理由は、初心者にも比較的分かりやすく、上級者にも人気(従って、2018年出版時点から数年は、プログラマとして成長する過程で不要になり難い言語)で、オブジェクト指向を学べて、需要が高いからだそうです。(StackOverFlowというエンジニア向け人気サイトのアンケートでも常にpythonは人気上位の言語)
言語選択に、pythonを選んだのは、非常に理に適っていると思いました。
重要言語のマップ(各言語の派生図、関連図、年表、特徴、利点、欠点)や、プログラマ業界の簡単な全体像があれば、さらに助けになるかもしれません。
この本のコンセプトが素晴らしい点は、プロのプログラマの入口まで行く道筋を、全体像を描いた上で、見通しよく、学ぶ対象を最初に掴んでおく、という事ができる点です。
道筋が見通せると、学習対象が明確になり、学習計画が立てやすくなります。
独学ではこの視点がとても重要になると思います。(学校はカリキュラムがあり、手取り足取り導いてくれますが、独学は、羅針盤が自身なので)
そういう意味で、まさに、独学プログラマに向けての本です。
5部構成(日本語版は6部構成)になっていて、以下の内容になっています。
1部: プログラミング入門としてpythonの初歩
2部: オブジェクト指向プログラミングの初歩
3部: ツール、正規表現、pip(プログラムなどのインストールや管理に使う)、バージョン管理(SVN、Git、GitHub)の初歩
4部: データ構造、アルゴリズムの初歩
5部: プログラミングのベストプラクティス、仕事を得るヒント、次のステップなど
6部: 補章として、著者が独学プログラマなので、それに起因するコードに関する問題点の補講、学習リソースのリスト
全体を通しての感想ですが、個人の読書目的やスキル習熟度によって、当然感想は変わるので、あくまで個人的意見ですが、私はとても良い本だと思いましたし、どうしても独学で(こう書くのは、やっぱり完全に独学でプロになるのは、よほど地頭が良いか、適正があるかでないと非効率的だからですが)、プログラマになりたい方がいて、pythonに興味がある方や、プログラマはどういった事を勉強するのかについて雰囲気を知りたい方に、オススメです。(価格が、ちょっとした技術書並に高いので、1300円以下なら、もっと気軽におススメ出来るのですが)
この本の前半半分である、python、オブジェクト指向プログラミングに関しては、手を動かしてプログラミングする、簡単なアプリを作るというアプローチで学ぶ実践主体の本と、コーディングの座学的なチュートリアル本とのちょうど中間だと思いました。
オブジェクト指向の部分の説明は、オブジェクト指向の設計思想的な部分、抽象的に考える意味についての説明が、変数のスコープと状態の持たせ方に対する問題点解決いう視点からの説明になっていて、この部分は、他のプログラミング言語の設計スタンスとの違いが分かるという点では良いと思うのですが、この本の読者層であるプログラミング独学の初心者には、そもそも言語設計のメタ視点がどうしても欠けがちなので、少し説明がわかり難かったり、重要な説明が不足していたりする気がします。
特に、オブジェクト、クラス、インスタンスの基本的用語が循環的用語説明になっているのは、少し気になりました。
しかし、本書はあくまでとっかかりであるので、この辺りは、この本ではあくまで紹介程度と考えて、独学者なら自分でどんどん勉強していくので問題ないかと思います。
オブジェクト指向に関しては、『Javaの絵本』、『オブジェクト指向でなぜ作るのか』などの本が、初心者には、明解にそれぞれの意味がよく分かって、設計思想も分かってオススメかもしれないです。
もっと詳しく知りたい方は、プログラミング言語、設計の変遷を見ていくと、オブジェクト指向が何かとか、どうしてそうするかなどの理由が良く分かるかと思います。
あとは、コードの書き方とかデータ構造やオブジェクト指向プログラミングのコーディング方法などで若干補足が要る部分は、日本語バージョンでは、補足としてのコードレビューが書かれていて、とても親切で良いです。
著者のコーリーさんは、本当に行動力、学習力、問題解決能力が高くてすごいと思います。
皆が皆コーリーさんのように独学でプロのプログラマになれる訳ではないし、プロのプログラマへの入り口に立つのは、この本だけでは難しいですが、この本に勇気や励ましをもらえるし、問題解決へのアプローチの仕方など、たくさん学ぶことがあり、素晴らしい本です。
今後もこうした、ある分野を独学し、プロの入口に立つまでの全体像を掴むような企画の本があれば、読んでみたいです。(どの分野でも、独学を考えていないのか、学習の羅針盤になるようなメタ視点がある本が少ないので、こういう本をシリーズ化してくれないかなぁ)
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その他、日本語訳は、コーディングの補講や註釈がしてある点、日本向けに解説されている点もとても素晴らしかったです。
最後に、本が良かったので、つい長文レビューになった事をお詫びします。(読む人いるか謎だけど、自己満足ですみません。)
2018年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事ではC言語でRTOSを使った組み込み開発をしています。
製品開発とは別に,工数削減活動(要は業務自動化)のネタ作りをするため,お手軽かつ万能なスクリプト言語であるPythonに興味を持っていました。
内容的には「入門Python3」や「退屈なことはPythonにやらせよう」の文法編と似たようなものですが,薄い本で文字は大きく,気軽に読めます。文章も砕けた表現が多いです。白黒印刷なので要点が目立たないのが難点ですが,自分で蛍光ペンでマークすればいいでしょう。
製品開発とは別に,工数削減活動(要は業務自動化)のネタ作りをするため,お手軽かつ万能なスクリプト言語であるPythonに興味を持っていました。
内容的には「入門Python3」や「退屈なことはPythonにやらせよう」の文法編と似たようなものですが,薄い本で文字は大きく,気軽に読めます。文章も砕けた表現が多いです。白黒印刷なので要点が目立たないのが難点ですが,自分で蛍光ペンでマークすればいいでしょう。
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