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登録情報
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4988142440815
- 監督 : ウェス・アンダーソン
- メディア形式 : Blu-ray, 色, DTS Stereo, 吹き替え, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 41 分
- 発売日 : 2019/1/23
- 出演 : ブライアン・クランストン, ランキン・こうゆう, エドワード・ノートン, ボブ・バラバン, ビル・マーレイ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- ASIN : B07KB6NVC4
- ディスク枚数 : 1
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 6,707位DVD (の売れ筋ランキングを見るDVD)
- - 75位外国のアドベンチャー映画
- - 647位バーゲンDVD
- - 2,977位ブルーレイ
- カスタマーレビュー:
商品の説明
『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督が日本への愛をこめて贈るストップモーション・アニメ!
消えた愛犬を探す旅に出た少年と犬たちの、心揺さぶる絆を描くアドベンチャー!
<特典>
※全てブルーレイディスクのみの収録特典
●プロモーション映像集
―アニメーター
―キャストのインタビュー
―パペット
―撮影現場の犬たち
―メガ崎市とゴミ島
―天候と様々な要素
●スティル・ギャラリー
●オリジナル劇場予告編
<ポイント>
●アカデミー賞4部門受賞『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督作品!
●第68回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(監督賞)を受賞したストップモーション・アニメ!
●舞台は近未来の日本。追放された愛犬を救うため犬ヶ島にやってきた少年と島に暮らす犬たちの絆を描く心を揺さぶる冒険物語。
●「黒澤監督へのオマージュがちりばめられていて日本人として誇らしい」「日本の伝記や古い映画などの要素が垣間見える」等々、黒澤明作品・宮崎駿作品をはじめとする日本映画へのオマージュに満ちた本作を絶賛するレビュアー多数!
●日米豪華声優陣が出演! ブライアン・クランストン、リーブ・シュレイバー、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ヨーコ・オノら多彩な才能を持ったハリウッドスターやアーティストが集結。日本からも野村訓市、渡辺謙、夏木マリ、RADWIMPS 野田洋次郎、村上虹郎ら豪華絢爛な俳優陣が参加!
●アカデミー賞受賞作多数! 個性的で優れた作品を製作、配給するFOXサーチライト・ピクチャーズ作品! 稀有なクリエイターの才能に光を当て、心に残る多様なジャンルの作品を生み出している今一番勢いのあるスタジオ。
<ストーリー>
近未来の日本。ドッグ病が大流行するメガ崎市では、人間への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を“犬ヶ島"に追放する。ある時、12歳の少年がたった一人で小型飛行機に乗り込み、その島に向かった。愛犬で親友のスポッツを救うためにやって来た、市長の養子で孤児のアタリだ。島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちを新たな相棒とし、スポッツの探索を始めたアタリは、メガ崎市の未来を左右する大人たちの陰謀へと近づいていく──。
<キャスト&スタッフ>
チーフ…ブライアン・クランストン(楠 大典)
小林アタリ…ランキン・こうゆう(野田哲平 ※一部吹替)
レックス…エドワード・ノートン(川島得愛)
キング…ボブ・バラバン(川中子 雅人)
ボス…ビル・マーレイ(石住昭彦)
デューク…ジェフ・ゴールドブラム(横島 亘)
スポッツ…リーブ・シュレイバー(森川智之)
小林市長…野村訓市
トレイシー…グレタ・ガーウィグ(戸松 遥)
通訳ネルソン…フランシス・マクドーマンド
ナツメグ…スカーレット・ヨハンソン(遠藤 綾)
ゴンド…ハーヴェイ・カイテル(土師孝也)
渡辺教授…伊藤 晃
科学者助手ヨーコ・オノ…オノ・ヨーコ(石塚理恵)
オラクル…ティルダ・スウィントン(町山広美)
ニュースキャスター…野田 洋次郎
筆頭執刀医…渡辺 謙
おばさん…夏木マリ
ヒロシ編集長…村上虹郎(島﨑信長)
スクラップ…フィッシャー・スティーブンス(細野晴臣)
監督・脚本・製作・ストーリー:ウェス・アンダーソン
ストーリー:ロマン・コッポラ/ジェイソン・シュワルツマン
ストーリー・キャスティング:野村訓市
製作:スコット・ルーディン/スティーヴン・レイルズ/ジェレミー・ドーソン
撮影監督:トリスタン・オリヴァー
アニメーション監督:マーク・ウォリン
音楽:アレクサンドル・デスプラ
●字幕翻訳:石田泰子 ●吹替翻訳:大川直美
メーカーより
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---|---|---|---|
犬ヶ島 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray] | 犬ヶ島 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] | 犬ヶ島 [AmazonDVDコレクション] | |
製品仕様 | Blu-ray | Blu-ray | DVD |
ディスク枚数 | 2 | 1 | 1 |
発売日 | 2018/8/22 | 2019/1/23 | 2019/1/23 |
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カスタマーレビュー
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星5つ中の4.1
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年8月26日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
ストーリーのネタバレは、これから購入する人に申し訳ないのでカット。
今まで、この手のコマ撮り系作品としては、「ウォレスとグルミット」を観ていたのだが、、、
(あれはあれで良い味)
これは、異次元。
劇場でも二度観たが、家のBD再生でも、唸ってしまう。
作品の評価になってない?そうですね。画像に圧倒されて作品として観るに至っていません。
それぐらい、奇跡の映像。
今まで、この手のコマ撮り系作品としては、「ウォレスとグルミット」を観ていたのだが、、、
(あれはあれで良い味)
これは、異次元。
劇場でも二度観たが、家のBD再生でも、唸ってしまう。
作品の評価になってない?そうですね。画像に圧倒されて作品として観るに至っていません。
それぐらい、奇跡の映像。
40人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
ベスト500レビュアーVINEメンバー
Amazonで購入
本作はウェス・アンダーソン監督が黒澤明作品に敬意を込めた
ストップアニメーションの傑作である。
日本人から見ると「?」なところもあるし、日本語も少しヘン
だが、これも犬の英語と日本語=会話疎通の難しさ=を表現する
のが目的だから、意図は十分理解できる。聞き取りにくい日本語
に字幕が無いのは、犬が島の犬と同様に聞いて欲しいからだ。
少なくとも「七人の侍」の勇壮なテーマソングがあれだけ流される
のは初めてではないか。それもハリウッド映画である。
犬が島のカラフルなイメージはまんま「どですかでん」だし、
小林市長はどう見ても三船敏郎。これだけフィーチャーされる
日本人監督は黒澤明くらいだろう。
ストップアニメーションの技術が素晴らしく、その裏側は
20分ほどの特典映像で観ることができる。
惜しむらくはキャストのインタビューなどのオリジナル
映像も欲しかったところだ。星は文句なしの5つです。
ストップアニメーションの傑作である。
日本人から見ると「?」なところもあるし、日本語も少しヘン
だが、これも犬の英語と日本語=会話疎通の難しさ=を表現する
のが目的だから、意図は十分理解できる。聞き取りにくい日本語
に字幕が無いのは、犬が島の犬と同様に聞いて欲しいからだ。
少なくとも「七人の侍」の勇壮なテーマソングがあれだけ流される
のは初めてではないか。それもハリウッド映画である。
犬が島のカラフルなイメージはまんま「どですかでん」だし、
小林市長はどう見ても三船敏郎。これだけフィーチャーされる
日本人監督は黒澤明くらいだろう。
ストップアニメーションの技術が素晴らしく、その裏側は
20分ほどの特典映像で観ることができる。
惜しむらくはキャストのインタビューなどのオリジナル
映像も欲しかったところだ。星は文句なしの5つです。
2018年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神は細部に宿る、という言葉に相応しい作品。精巧緻密なパーツは全て世界観を究極に突き詰めて帰納されて作られている。二度観て即購入し、ほぼ毎日観ている。観る毎に発見がある。
本作品は黒澤明をオマージュした作品で、日本が舞台となっているようだが、かわいらしさとリアルな犬の心の表現の絶妙なバランス、人との交流の空気感、言語や種族が違うという事への表現の仕方、素人目にもとことん拘り作られているのがすぐにわかる、細部に妥協しなかった黒澤明のオマージュと呼ぶに遜色無い。人の心に深く残る作品。人生で有益だった時間の中に、この映画を観た時間が間違いなく入った事を記しておきます。
本作品は黒澤明をオマージュした作品で、日本が舞台となっているようだが、かわいらしさとリアルな犬の心の表現の絶妙なバランス、人との交流の空気感、言語や種族が違うという事への表現の仕方、素人目にもとことん拘り作られているのがすぐにわかる、細部に妥協しなかった黒澤明のオマージュと呼ぶに遜色無い。人の心に深く残る作品。人生で有益だった時間の中に、この映画を観た時間が間違いなく入った事を記しておきます。
2019年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は映像から目を話したくなかったのでいつも通り吹替版で観てしまいましたが、この映画は字幕版で観る方が楽しめそうです。
ストップモーション・アニメの独特の動きや世界観が元々大好きということもあり全体的に楽しめましたが、アタリの演技が気になって仕方がありませんでした。
外国語訛りとも違うし、ただの素人演技というのとも違うし、何なんだとずっと気になりながら観ていたのですが、途中で水に流されながら話すシーンで激しい違和感でとりあえず最期まで観ましたが、結局製作側が何を意図しているのか映画の中ではわかりませんでした。
その後調べたら納得です。
アタリの声だけオリジナルでも日本語で吹き替えがされていて、その音声をそのまま日本語版でも使われたということのようでした。
アタリ役はコーユー・ランキン君というカナダに住む日系人(カナダ人と日本人のミックス)とのことで、しかもほぼ素人で製作側から練習するなと言われて練習なしで録音が行われたとのことでした。
海外に住む日本語と英語の幼いバイリンガルには共有した特徴があって、発音はきれいなのだけど普段片方の親(日本人の方)や日本語の先生以外とは話なれていないのでイントネーションがおかしいんですよね。
英語圏の人達からすればそれが映画の中でいい味を出すと判断したのでしょうし、実際に聞き慣れない彼の話す日本語が映画にあっていると判断したのでしょうけど、日本人の私からすれば日本人のイントネーションではなくお経のようで、外国のイントネーションや訛りとも明らかに違うし、はっきり言って耳心地が気持ち悪かったです。
棒読みとも違うので記号でも読まされている感がずっと抜けなくてセリフは少なかったけどアタリが話すたびに映画の中から現実に引き戻される感覚がありました。
私が映像をしっかり観ていたいタイプなのと(特に今回はストップモーションアニメだったので)俳優の声よりストーリー重視なので吹替版を選んだのですが、この映画に関しては吹替版を観れば良かったと観てから気がついてしまいました。
日本語と英語が混在しているので(結局吹替版でも通訳するシーンは英語に訳されてしまいますからね)オリジナル版を見る方がわかりやすかったでしょうし、英語版でのみ科学者助手のヨーコ・オノ役をジョンレノンの妻で芸術家のオノ・ヨーコが演じているのでどういう感じだったのかも観たかったです。
ストップモーション・アニメの独特の動きや世界観が元々大好きということもあり全体的に楽しめましたが、アタリの演技が気になって仕方がありませんでした。
外国語訛りとも違うし、ただの素人演技というのとも違うし、何なんだとずっと気になりながら観ていたのですが、途中で水に流されながら話すシーンで激しい違和感でとりあえず最期まで観ましたが、結局製作側が何を意図しているのか映画の中ではわかりませんでした。
その後調べたら納得です。
アタリの声だけオリジナルでも日本語で吹き替えがされていて、その音声をそのまま日本語版でも使われたということのようでした。
アタリ役はコーユー・ランキン君というカナダに住む日系人(カナダ人と日本人のミックス)とのことで、しかもほぼ素人で製作側から練習するなと言われて練習なしで録音が行われたとのことでした。
海外に住む日本語と英語の幼いバイリンガルには共有した特徴があって、発音はきれいなのだけど普段片方の親(日本人の方)や日本語の先生以外とは話なれていないのでイントネーションがおかしいんですよね。
英語圏の人達からすればそれが映画の中でいい味を出すと判断したのでしょうし、実際に聞き慣れない彼の話す日本語が映画にあっていると判断したのでしょうけど、日本人の私からすれば日本人のイントネーションではなくお経のようで、外国のイントネーションや訛りとも明らかに違うし、はっきり言って耳心地が気持ち悪かったです。
棒読みとも違うので記号でも読まされている感がずっと抜けなくてセリフは少なかったけどアタリが話すたびに映画の中から現実に引き戻される感覚がありました。
私が映像をしっかり観ていたいタイプなのと(特に今回はストップモーションアニメだったので)俳優の声よりストーリー重視なので吹替版を選んだのですが、この映画に関しては吹替版を観れば良かったと観てから気がついてしまいました。
日本語と英語が混在しているので(結局吹替版でも通訳するシーンは英語に訳されてしまいますからね)オリジナル版を見る方がわかりやすかったでしょうし、英語版でのみ科学者助手のヨーコ・オノ役をジョンレノンの妻で芸術家のオノ・ヨーコが演じているのでどういう感じだったのかも観たかったです。
No1レビュアー殿堂入りNo1レビュアー
Amazonで購入
これ程の完成度を誇る“ストップモーションアニメ”は、ダイナラマの巨匠レイ・ラリー・ハウゼン監督以来の衝撃だ。
一秒に24コマのコマ送り撮影を人形の微妙な変化の連続で表現する手法は、途方もない特殊スキルと根気強さを要求されるが、一部の怪獣だけでなく長編アニメでフルに魅せるのだから驚きを通り越して唖然とする。最初はCGで巧く作ったのかと思ったら、大真面目に数千体のミニチュアを使い、爆発の煙や登場者達の表情を克明に造り出したのだから、その情熱に感嘆の言葉しかない。通常のアニメには出せない生々しくも繊細な表現力は、本作のメッセージを鮮烈に訴えかける。
しかも監督は飛ぶ鳥を落とす勢いの異才ウェス・アンダーソンだから、そのストーリーたるやぶっ飛んでいる。人間と動物愛護、更には人間社会の人種差別まで掘り下げた脚本には、流石はと納得した。人間が飼い犬を島流しにする設定は、現代の人種隔離や迫害政策そのもので、虐げられた種族の反骨心と平和共存への真摯な思いに泣かされる。民主主義を悪用したプロパガンダ、科学考証を無視した政策決定、力ずくの事実隠蔽等を糾弾する社会風刺が満載で胸がすく。
アンダーソン監督の日本への造詣の深さが染み渡る作風で、特に黒澤明監督の「七人の侍」のオマージュが全開だ。舞台は日本のメガ崎市、悪の親玉の小林市長は三船敏郎、主人公と旅する犬達のバックに「七人の侍」のテーマソングが嫌と言うほど流れる。虐げられた犬達の咆哮が不可能を可能にして政権を覆す展開には、素直にシビれてしまった。
英語声優は毎度のウェス組常連の有名俳優の面々が固めていて、英語、日本国吹替ともに楽しめる。しかも科学博士で小林市長に対抗する科学党首の顔はどう観てもエイドリアン・ブロデイなのは笑えた。
本作は多分に政治的なので、色々と深読みすればする程に楽しめる。徹頭徹尾、多数決に拘る五匹衆には必ず従うリーダー犬は、民主主義のもどかしさすら表現する。見世物役だった雌犬の心の解放や、民衆が国政に求める父性への憧憬など、些細なシーンに重い主張が籠められていて驚く。
日本を舞台にキノコ雲はけしからんとか、金髪娘による政権デモが欧米人の傲慢だとかの批評は有るが、主人公との人種バランスや国際化の意義まで考慮すれば、然程の違和感はない。むしろ、多国籍社会の縮図を観ているようで小気味良かった。
悪材料をでっち上げての民族迫害を平然と行う国々が絶えない現代の世相を、世界に冠たる「七人の侍」で斬りつける英断こそ賞賛に価するだろう。
ウェス・アンダーソン監督の作風は、いつも軽やかでウィットに富み、一見すると何の変哲もない佳作なのだが、見返す度に味わいが増す不思議な力を宿している。彼の映画人としての闘争は、万人に受け入れられる様なごく普通の作品で、忘れてはいけない大事な反体制思想を発信する途方もない企てにある。しかも登場人物を動物にまでしてしまうのだから遠大だ。なかなか他には類を見ない、革新的で意味深長な異色過ぎる怪作です。
一秒に24コマのコマ送り撮影を人形の微妙な変化の連続で表現する手法は、途方もない特殊スキルと根気強さを要求されるが、一部の怪獣だけでなく長編アニメでフルに魅せるのだから驚きを通り越して唖然とする。最初はCGで巧く作ったのかと思ったら、大真面目に数千体のミニチュアを使い、爆発の煙や登場者達の表情を克明に造り出したのだから、その情熱に感嘆の言葉しかない。通常のアニメには出せない生々しくも繊細な表現力は、本作のメッセージを鮮烈に訴えかける。
しかも監督は飛ぶ鳥を落とす勢いの異才ウェス・アンダーソンだから、そのストーリーたるやぶっ飛んでいる。人間と動物愛護、更には人間社会の人種差別まで掘り下げた脚本には、流石はと納得した。人間が飼い犬を島流しにする設定は、現代の人種隔離や迫害政策そのもので、虐げられた種族の反骨心と平和共存への真摯な思いに泣かされる。民主主義を悪用したプロパガンダ、科学考証を無視した政策決定、力ずくの事実隠蔽等を糾弾する社会風刺が満載で胸がすく。
アンダーソン監督の日本への造詣の深さが染み渡る作風で、特に黒澤明監督の「七人の侍」のオマージュが全開だ。舞台は日本のメガ崎市、悪の親玉の小林市長は三船敏郎、主人公と旅する犬達のバックに「七人の侍」のテーマソングが嫌と言うほど流れる。虐げられた犬達の咆哮が不可能を可能にして政権を覆す展開には、素直にシビれてしまった。
英語声優は毎度のウェス組常連の有名俳優の面々が固めていて、英語、日本国吹替ともに楽しめる。しかも科学博士で小林市長に対抗する科学党首の顔はどう観てもエイドリアン・ブロデイなのは笑えた。
本作は多分に政治的なので、色々と深読みすればする程に楽しめる。徹頭徹尾、多数決に拘る五匹衆には必ず従うリーダー犬は、民主主義のもどかしさすら表現する。見世物役だった雌犬の心の解放や、民衆が国政に求める父性への憧憬など、些細なシーンに重い主張が籠められていて驚く。
日本を舞台にキノコ雲はけしからんとか、金髪娘による政権デモが欧米人の傲慢だとかの批評は有るが、主人公との人種バランスや国際化の意義まで考慮すれば、然程の違和感はない。むしろ、多国籍社会の縮図を観ているようで小気味良かった。
悪材料をでっち上げての民族迫害を平然と行う国々が絶えない現代の世相を、世界に冠たる「七人の侍」で斬りつける英断こそ賞賛に価するだろう。
ウェス・アンダーソン監督の作風は、いつも軽やかでウィットに富み、一見すると何の変哲もない佳作なのだが、見返す度に味わいが増す不思議な力を宿している。彼の映画人としての闘争は、万人に受け入れられる様なごく普通の作品で、忘れてはいけない大事な反体制思想を発信する途方もない企てにある。しかも登場人物を動物にまでしてしまうのだから遠大だ。なかなか他には類を見ない、革新的で意味深長な異色過ぎる怪作です。
ベスト1000レビュアー
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たいへん凝った人形アニメーションをみることができる。ただ、画面のデザインのためか、日本語と英語が混在しているためか、とにかくゴチャゴチャしていて観にくい。いまどきの映画らしく、画面転換が早いのも落ち着かない。せっかくの凝った人形アニメーション動画なのだから、もっとじっくりと見せてほしかった。なんか、フレッド・アステアのダンスを細かくカット割りして見せられているような、欲求不満感が残る。特典映像をみると、大掛かりな撮影の舞台裏を見ることができて、アニメーターたちの仕事ぶりに感嘆させられる。あと出演者インタビューが犬たちがカメラに向かって語るもので面白い。各シーンの細部など、もう一度みなおしたくなるところもあるが、映画としてみると何度も観なおしたくなるような面白さに欠けているように思う(このあたり好みの問題もあるでしょうが)。少年がロボットみたいで人間らしさが感じられず、この物語(世界)に引き込まれていかないのも一因か。人形アニメーションの力作だとは思うが、表現過剰な感じがもったいない・・・。