おびただしい“種”の海に漂いさらされて生きてきたヒトという存在。われわれは異種のなかでこそ息づき、いまだかつて単独で人間だったことはないのかもしれない。犬のみならず猫や鶏、想像上の生物まで、非言語コミュニケーションの現場をトレースし、動物と人間の関係を圧倒的な知的離れ業で解き明かす冒険の書。
著者について
1944年コロラド州デンバーに生まれる。イェール大学で実験生物学から科学史に転じ、生物学の博士号を取得。1980年からは、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で、科学技術論とフェミニズム理論を講じている。「サイボーグ宣言」、「状況に置かれた知」は、大きな反響を呼んだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハラウェイ,ダナ
1944年コロラド州デンバー生まれ。イェール大学で実験生物学から科学史に転じ、生物学の博士号を取得。1980年からは、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で、科学技術論とフェミニズム理論を講じる
高橋/さきの
1957年東京生まれ。東京大学大学院農学系研究科修士課程修了、森林植物学専攻。以降、工業所有権の現場で、翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)