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爪と目 ハードカバー – 2013/7/26

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商品の説明

内容紹介

「あなた」は眼科で父と出会う。「わたし」の爪と「あなた」の目も必ず出会う。娘と継母の嫌悪と快感を斬新な語りで描く芥川賞受賞作

内容(「BOOK」データベースより)

あるとき、母が死んだ。そして父はあなたに再婚を申し出た。あなたはコンタクトレンズで目に傷をつくり訪れた眼科で父と出会ったのだ。わたしはあなたの目をこじあけて―三歳児の「わたし」が、父、喪った母、父の再婚相手をとりまく不穏な関係を語る。母はなぜ死に、継母はどういった運命を辿るのか…。独自の視点へのアプローチで、読み手を戦慄させるホラー。芥川賞受賞作。 --このテキストは、文庫版に関連付けられています。

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登録情報

  • ハードカバー: 125ページ
  • 出版社: 新潮社 (2013/7/26)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 410334511X
  • ISBN-13: 978-4103345114
  • 発売日: 2013/7/26
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 12.7 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7 67件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: ハードカバー
藤野可織「爪と目」は芥川賞の受賞作。
とてもいやな感じが残る文体である。途上人物は3人+1人、じゃなかった、女2人に男2人――でもないなあ。女2人。父親の愛人(後妻)と父の連れ子の3歳の少女、と言った方がいいのかな? 厳密にいうと死んだ母親も出てくるから女3人?
こういう単純なところからややこしくなるくらいに、いやあな感じなのだ。それは一番いい部分の文章を見るともっとはっきりする。

水分を失った眼球は、型くずれしはじめていた。ほんとうならただ丸く膨らんでいるはずのまぶたは、膨らみの最頂部でぽこんと小さく凹んでいた。それが、死んだわたしの母のまぶただ。           (428ページ)

しおり紐が「し」のかたちではさまっていた。まだ一度も使われていないしおり紐だった。その薄紫色のしおり紐をつまみあげると、ページの表面が同じ形にくぼんでいた。                  (431ページ)

「もの」のへこみが描写されている。へこみの原因は違うのだが、対象を長く見つめてきた人間だけが気づく小さな対象の変化である。これが「ひとり」の登場人物の視点なら、それはそのひとの個性になる。ところがこの小説では、前者は3歳の少女、後者は父の愛人である。年齢も立場も違う人間が、同じようにもののへこみに目をこらし
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投稿者 たか トップ1000レビュアー 投稿日 2015/12/30
形式: Kindle版
芥川賞作品ということもあって大きな期待を持って読み始めた。
これまで読んだことのないような文体と子ども目線でのストーリー展開に序盤は興味を持ったが、読み終えてみれば残念ながらそれほど面白い作品ではないというのが正直な感想である。
他の作品を読んだことがないので著者への評価は何とも言えないが、この作品だけみると今後支持することはないと思う。
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形式: ハードカバー
メディアで何度か紹介されていて、その設定が面白そうなので買ってみました。

3歳の女の子"わたし"と、その父親の愛人″あなた"がメインの登場人物なのですが、
ほとんど名前が出てこないため、少し分かりにくかったです。

特に"あなたの母親があなたを"と書いたあと″彼女が"などと書かれると
愛人のことなのか、愛人の母親なのかどちらを指すのか
読んでいて一瞬戸惑うこともありました。
(私の読解力の問題なのでしょうけど。)

"あなた"、"わたし"で通すなら、名前はまったく出てこないほうが
ミステリアスでよかったんじゃないかなぁ、とも思いました。

ホラー小説というような紹介を聞いていたわりには特段怖くないように思いました。

3歳の子が知りえない、理解できそうもないことまで知っているというのが
なぜなのかという答えや示唆もないので、なんだかその設定が突飛に感じました。

どこが芥川賞に評価されたのでしょう?
悪くもないけど、おおすごい!とは思えなかったです。

見る人がみればすごいのかもしれませんが、
ただの本を読むのがちょっと好きな私にはそれが良く分かりませんでした。
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投稿者 月下氷人 投稿日 2013/11/15
形式: ハードカバー
とにかく不快の一言です。
ストーリーは母親が死んで父親の不倫相手が継母候補として一緒に暮らします。
派遣社員だった不倫相手は会社を辞め、専業主婦のようにして娘と暮らす。
母親の死に関与した娘は情緒不安定になり…。
とまあ目新しくはないのですが、語り手が娘である「わたし」が不倫相手の「あなた」目線で語ります。
これがとにかく癇に障るというか、読んでてムズムズします。新しいかもしれないが二度とこういう手法の本は読みたくない。

ネタばれします。

ラストシーンは「わたし」がはがしたマニキュアを「あなた」の目にコンタクトレンズのように押しあてて終わりますが、
途中で成長した「わたし」が老いた「あなた」に「目を閉じればいい。見なければないのとおなじ」というようなセリフをいう将来について語られますが、それに対するフォローはなし。こういう行動を取った娘と、夫婦それぞれが浮気をしながらも結局結婚してずっと一緒に生活しているということも解せないし。とにかくわけのわからない、何が言いたいのかわからない小説?でした。

ここ十何年か、芥川賞だの直木賞だのを取った作品は絶対にお金を出して買わずに、時間がかかっても図書館で借りるようにしています。古本屋で買うことも絶対にしません。それが本
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