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男も
不惑の齢を超えると
カラダの異変も多々あり
ましてや
五十路の声を聞くと 益々身体はガタガタ
家族は振り向かず
生業先でも疎ましがられ
人生すでに着陸態勢のはずなのに
ストレスがたまる昨今・・・
そんななかで
WOEPの待ちに待った新譜である
それも今どき
CD12曲もはいって1050円;とは
アベノミクス効果なのか?
はたまた
メンバーの良心が
表にでた値つけなのか?? p
そんなこんなで
最近はアイホンで音楽を聴くことが多い拙者も
久しぶりにコンポへCDイン
・・・
・・
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のっけの「焼酎」から
ラストの「明日の風」まで12曲
50分弱の男前音楽v
ヴォーカルが前任のパンチ氏から
リーダーのアンバ氏に変わって
初めての公式CDゆえ
いったい
『酒呑みでアカン奴なオレ』という
バンドコンセプトを如何に継承されるのか??
っとの
一抹の不安は
スグにかき消されることとなったv
パンチ氏時代のWOEPは
タイトなリズムと
そのあいだを自由にうねるギター
そして
そのまたうえを
音程などという細かいことは気にせず
ガッツガツ叫ぶパンチ氏
という図式が
真骨頂であったが
全曲の創作に携わり
コンポーザーであり
ライブマスターであり
ギタリストであるアンバ氏の表現力は
当たり前のことながら
リスナーを
各ナンバーにどっぷり引き込むのに
十二分なものである vv
いやはや
全12曲のなかには
今回が初CD化のものもあれば
既出のものを
イチから録り直したものもあるが
感心することは進化を感じること
ロッケ(キ)ンロールは
ロックとしての 瞬発力も大事だが
ロールすること
つまり
進化しながら継続することが
何よりも大事だと思う拙者にとって
今回
久方ぶりにリリースされた
このアルバムは
まさにツボに嵌まったヱヱCDとなった
目覚めてスグ
「花太郎」を聴くのもよし
通勤途中
「好きな仕事で食えたらよ」を聴くのもよし
上司に叱責なれながら
「燃える男の唄」を心の中で
絶叫するのもよし pp
明日の風は
彼らにも
拙者にも
いったいどのように吹くのやら
兎にも
角にも
景気が上向き傾向とはいえ
一部の金持ち風情に味方し
一億数千万人 ほとんど小市民な我々
ましてや
疲れたオッサンには なかなか厳しい現実
昔は
とっても 可愛かったのに
最近は
生意気ばかり ほざく
思春期のムスコやムスメ
昔は
とっても キレイだったのに
今は
ボンレス気味
命の母を常用する カアちゃんのため
男前な我々は
日々浮世の性と折り合いをつけつつ
今宵も
酒をチビチビやりながら
WOEPの新譜を
寡黙に聴くのである v v