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熊の敷石 単行本 – 2001/2/8

5つ星のうち 3.6 20件のカスタマーレビュー

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商品の説明

受賞歴

第124回(平成12年度下半期) 芥川賞受賞

内容紹介

いくつもの物語を織り込んだ、芥川賞候補作ユダヤ系の友人が語る一族の悲劇。チーズ投げ選手権の話。視力のない赤子とその母。フランス・ノルマンディーに旧友を訪ねた主人公が遭遇する、人々と風景の物語

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登録情報

  • 単行本: 168ページ
  • 出版社: 講談社 (2001/2/8)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062106353
  • ISBN-13: 978-4062106351
  • 発売日: 2001/2/8
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6 20件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
 芥川賞受賞作でもある、表題作について。
 冒頭の夢の中の熊の絨毯のエピソードから、カトリーヌの息子と熊のぬいぐるみが一緒に写った写真、ラ・フォンティーヌの『寓話』の中の一挿話である「忠実な蠅追い」……。
 一見したところ無造作に主人公の行動を記述しているようでいて、読了した後に振り返ってみると、実は、かなり周到にエピソードを選択し、配列していることが了解される。
 もちろん、表紙の写真や、そもそも「熊の敷石」というタイトルにしてから、ある種の計算を抜きにしては出てこない代物で、このように洗練された文章を読むと、ため息がでる。
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投稿者 ochi19 投稿日 2004/2/23
形式: 文庫
堀江氏が芥川賞を受賞した受賞作。この作品で堀江敏幸氏を知りました。以後、氏の著作を買い漁っては読みふける日々がつづきました。
今までどちらかと言うとエンターテイメント分野(特にミステリ)中心だった傾向がガラッと変わりました。氏のエッセイとも小説とも判別しにくい作風がなんとも心地よいのです。氏の著作を読むと「教養」と云うものに対しての信頼が回復される様に思います。アアこういう精神世界もアリなんだと感じます。氏の著作から巨大な智(知)の世界を垣間見ることができる様にも思います。文庫に収められ同じく芥川賞作家の川上弘美氏の解説を読みたいために再度購入してしまいました。
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形式: 単行本
 この小説にでてくる登場人物はよく人の前で眠る。堀江敏幸の文章の「心地よさ」は、気兼ねない人間関係のそうしたある「ぬくもり」の手触りに似ている。ノルマンディにある古い友人の家に訪ねていってそこで友人がでていくのに気づかずに寝る、砂遊びをしている母子の横で寝るといった間柄にあるものは「関係」というよりむしろ「場」とでも言うべきものかもしれない。この小説の人物たちはそうした曖昧だが信頼できる「場」を大切にする人たちであるからこそ、たとえ久しぶりにあったとしても心地よくそこで寝られるような「場」が保たれているのだ。
 「なんとなく」な相互理解に基づく人間関係に灯されている「貝の火」を大切にする「私」は、人との間には「触れることのできない距離を要請する」ものがあることがしっかりと分かっている。そうした主人公が描かれているこの小説はそれ自身が、触れることのできない距離感と、ぬくもりを残す「貝の火」を与えてくれるような、そんな不思議な読後感を持っている。
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形式: 文庫
忠実な熊が蠅を追い払おうとして、友(老人)に敷石を投げつけ蠅もろとも老人の頭をかち割った。つまり、無知な友人ほど危険なものはない。賢い敵のほうが、ずっとましである。作品の中に挿入されているその訓話から本著のタイトル『熊の敷石』の由縁がはじめて理解できる。

この物語はフランス文学を専門とする著者がフランス滞在中に旧友ヤンとの出会いから、微妙な気持ちのズレ、すなわち“違和と理解”について思索するもの。つまり、なんとなく理解でき、なんとなく感じられる気持ちのズレを意識しながらユダヤ人の経験と歴史、そして旧友ヤンが暮らす家主の女性とその女性の目の見えない幼い息子らと向き合うことで真実を照らし出そうとする創作物語なのだ。

読んでいる途中、偶然にも現代アートの作家S・スターリングの展覧会をみた。物事の背後に秘められた歴史やエピソードを丹念に調査し、異なる文化との出会いや衝突、近代化がもたらす伝統と摩擦、人やものの移動が引き起こす様々な変化などを浮き彫りにしながら、その変遷をたどり再考する、といったコンセプチュアルアートに遭遇した。
ぼくは、堀江さんの文体にふれるたびに、実在する作家や写真家、書物や歴史に刺激されながらイマジネーションを起動し、新しい物語を創作する独特のスタイルに驚嘆させられる。
だから、“なんとなく” S・スターリ
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投稿者 ys1001 投稿日 2017/2/6
形式: 単行本
不思議な題名と、可愛らしい表紙の絵から読んでみた。

仏語翻訳をしている日本人の主人公と、ユダヤ系の旧友の、フランスでの久しぶりの再会の話。
旧友から、ユダヤ人としての家族の歴史、
収容所経験のある知識人たちのその後、
現代でも続く民族浄化の話、
旧友の家主の目の不自由な子供と目のない熊のぬいぐるみ、、、
など様々な話を聞く、、。

そんな中で、旧友から、”熊の敷石”という、
ラロシュフコーの寓話に由来する、
いらぬお世話、、とでいうような諺を知る。

ストーリーの冒頭に出てきたように、
世の中は、熊で溢れていて、
熊は、時間や程度がわからず、
相手が死んでしまうようないらぬお節介で満ちているのだろうか。
旧友と主人公の関係もそういうものだったのだろうか。
私たちは、、。

短い話だけど、このストーリー自体も、非常に考えさせられる。
沢山のエピソードに出てくる単語、人名から、
読んだ人がまた別なストーリーを探していく、、という楽しみ、深さもあるのではないだろうか。
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