人生は常に無常でなにが起こるかわからない、自力か他力か考え方は両方あっても
現実はブレながら動くのだという認識をもっていることがこの時代には大切である、
自然を敵ともせず服従するものでもなない、どちらかに決着をつけるというのでは
なくその微妙な間のところで現実を生きていく、自力と他力を超えた第3の道が無
力の道だという、筆者の「他力」と合わせて読むと理解が深まる感じがする。
無力 (新潮新書) (日本語) 単行本 – 2013/4/1
五木 寛之
(著)
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本の長さ187ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2013/4/1
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ISBN-104106105144
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ISBN-13978-4106105142
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ついに「力」と決別する時がきた。自力か他力か、人間か自然か、心か体か、生か死か―あらゆる価値観が揺らぎ、下降してゆくこの国で、私たちはどういう姿勢でこれからを生きていけばいいのか。絶対他力を説いた親鸞、楕円の思想を唱えた花田清輝、流民にたどる文化の源流、今日一日を生きる養生の実技、変容する死のかたち…。深化し続ける人間観の最終到達地を示す全十一章。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
五木/寛之
1932(昭和7)年福岡県生まれ。早稲田大学中退後、編集者、ルポライターなどを経て、『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門 筑豊編』他で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1932(昭和7)年福岡県生まれ。早稲田大学中退後、編集者、ルポライターなどを経て、『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門 筑豊編』他で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2013/4/1)
- 発売日 : 2013/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 187ページ
- ISBN-10 : 4106105144
- ISBN-13 : 978-4106105142
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 587,440位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 746位死生観
- - 1,055位新潮新書
- - 2,082位直木賞受賞(51-75回)作家の本
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
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キリスト教、イスラム教、仏教をそれぞれ青春の宗教、壮年の宗教、老年の宗教と例えているのが面白い。また地震の多い日本はヨーロッパと異なり永久とか永遠という時間の概念とは無縁で、木造の家を建て、壊れたらまた建て直すというプレハブっぽい生き方を一つの文化として育ててきたと言う。そして五木氏の唱える「無力(ムリキ)」という生き方は今はやりの「ブレない生き方」とは正反対で、この複雑な時代の下、固定した考え方では生きられないため、絶望と希望の両方をしっかり自覚し、この二つを包含しながら生きて行くしかない、というもので五木氏の誠実な時代の捉え方がうかがえるが、なかなか難しい生き方だとも思う。