『ふたりのロッテ』で有名なドイツの世界的な児童文学者、エーリッヒ・ケストナーの初期の名作『点子ちゃんとアントン』が待望の映画化。点子ちゃんの家はお金持ちだけど、パパとママは忙しくて全然かまってくれない。そんな点子ちゃんの仲良しは、病気のお母さんの代わりにアイスクリーム屋で働いているアントン。点子ちゃんはお金に困っているアントンを助けるために名案を思いつく。
とりまく設定が現代へと置き換えられているが、友情や献身といったケストナーの精神はそのままに、愛情とやさしさに満ち溢れた元気いっぱいのファミリードラマに仕上がっている。子どもの演出には定評のあるカロリーヌ・リンクが、子どもたちのはじけるような躍動感を鮮やかに引き出していて見事。アイス店の車でベルリン郊外の父親を探しに行くアントンの逃避行といったエピソードには、甘いだけではない大人のドラマとしてのほろ苦さも含んでいる。(麻生結一)
小学生の点子ちゃんとアントンは大の仲良し。だが、病気のお母さんとふたりで暮らすアントンは、家計を助けるために内緒で働いている。それを知った点子ちゃんは…。
-- 内容(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)
製作: ペーター・ツェンク/ウッシー・ライヒ 監督・脚本: カロリーヌ・リンク 原作: エーリヒ・ケストナー 撮影: トルステン・ブロイアー 音楽: ニキ・ライザー 出演: エレア・ガイスラー/マックス・フェルダー/ユリアーネ・ケーラー/アウグスト・ツィルナー/メーレト・ベッカー/シルヴィー・テステュー/グードルーン・オクラス 声の出演: 古川裕美/渡辺悠/堀越真己/石井隆夫/原日出子/落合るみ/秋元千賀子
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)