新たな剣を手にするアーサー、戦力を集めようと身を隠しながらも奔走する桜備、そんな人間側の
努力をあざ笑うかのごとく敵の最終フェーズが始まってしまう２４巻。地震の後に出現する巨大な
怪物、応戦する消防隊に勝機はあるか。ドラゴンも倒せていないのにここに来てまた厄介そうな敵の
新部隊まで登場して、たとえショウ一人が寝返ってもどうにもならなさそうな…。あまりおふざけを
やっている余裕もなく、最終戦の緊迫と絶望の雰囲気に飲まれたまま次巻に続く。始まって以来、
敵の戦力って大して減っていないからな…。
この作品、基本的には面白く気に入っていますけど、どうにも釈然としないのは敵の行動目的。
今回明かされたところでは250年に渡る悲願の様ですが、全てを炎に還し目的を果たした後は
自分たちも生き残ることはない、そんな滅びの道に血道を上げる連中はとても理解できず。
ネットで「こんな世界滅んでしまえばいいのに」などとほざいている一部の能無し自己チューくん
と何が違うのだろう。理不尽なキ●ガイに絡まれて対処を強いられるだけの戦いは空しくてあまり
燃えない苦悩。
とは言えアニメ二期は楽しみです。
ヌードカレンダー回は面白かったけどインカはやっぱりウザいなあ。
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